本稿では、そんな「あったらいいな」をリストアップ。いつか実装される日を夢見て妄想にふけってみます。
花びらが散らない靴
理想の街をつくる上で、街をきれいな花でいっぱいにしたいというプレイヤーも多いことでしょう。しかし街が花で埋め尽くされると、花を散らさないためにも走ること控えなければなりません。花を植えすぎると走り回れなくなる、というのは「どうぶつの森」プレイヤーが常に抱える悩みではないでしょうか。
走って花を散らしても数日で再び咲きます。
これは過去作からの非常に素晴らしい改善点。
もしも「走っても花の散らない靴」などがあれば、花だらけの街を気にせず、駆け回ることができそうです。
狙った獲物は絶対に釣れる釣り竿
『どうぶつの森』の釣りは集中力が大切です。神経を研ぎ澄ませ、逸る気持ちを抑えてウキが沈み込むのをじっと待ちます。タイミングを上手く合わせられなかったときはショックですが、その反面釣り上げたときの快感も大きくなります。
失敗することもあるから成功したときの喜びが大きい。
頭ではわかっていても、悔しいときは悔しいです。
過去作には通常よりも釣りやすくなる「金の釣り竿」というアイテムが存在しました。おそらく本作でも魚を全種類釣り上げることで貰えると思われます。しかしできればポケモンの「マスターボール」さながらの「絶対に失敗しない釣り竿」なんてあったらなあと妄想してしまいます。
一つのアイテムを複数まとめてDIYで作成する
『あつまれ どうぶつの森』の肝であるDIY。このシステムは不思議な魅力があるもので、時間を忘れてアイテム作成にのめり込んでしまいがち。すると、「同じアイテムをまとめてDIYしたい」という気持ちにかられます。
3月末は多くのプレイヤーがまきエサを量産したことでしょう。
まきエサ作りで燃え尽きてしまったプレイヤーもいるとかいないとか…。
筆者も3月末にイトウを釣るためにまきエサを大量に作りました。一括作成あればどれほど便利だろうと強く感じたものです。釣り竿やアミなどの消耗品もまとめて大量につくってストックしておけるときっと便利ですよね。
住人の持っている家具のレシピをおねだりする
『どうぶつの森』シリーズでは、家具を集めて模様替えすることも醍醐味のひとつ。特に他の住人はまだプレイヤーが入手できないような珍しい家具をたくさん持っており、毎度羨ましく思ってしまいます。過去作では家具は基本的にお店に並ぶのを待つしかありませんでした。今回の『あつまれ』では、DIYで自由に家具を作れるものの、そのレシピの入手はランダム性が高いものです。
こんな風にチャットで語りかけたら、
レシピをくれる…なんてことがあったらいいな。
もしも住人の家具を直接指差して、レシピを教えてもらえたらどんなに素晴らしいことでしょう。住人の家具を羨ましげに眺める生活に、終わりを告げることができます。
家の外に置ける収納ボックス
自宅では手持ちの道具を収納していつでも簡単に持ち出すことが可能。特にたくさんDIYをしようと思ったら、材木や鉱石を日頃からストックしておくことが重要です。しかし、家の外では道具をどこかに収納することができません。
外に家具をたくさん飾ったり、自分なりのテーマパークを作りたいと思うこともあるでしょう。その都度自宅に戻って収納から材料を取り出し、DIYして外に出て設置して、また材料が足りなくなったら自宅に引き返す、と繰り返すのは非常に時間がかかります。
自作の材料置き場。外でのDIY効率が格段にあがりました。
ちなみに筆者は、庭先にテーブルを置いてそこによく使う材料を並べており、とっさのDIYが簡単にできるようにしています。
手持ちの道具を一括で売る
先日タランチュラが大量に出る無人島にたどり着いたときのこと。お金稼ぎの大チャンスとばかりに奮闘し、手持ちいっぱいにタランチュラを捕まえました。これをすべて売却する際に思いついたこと。複数選択は便利なのですが、手持ちの道具を一括で売却する機能があればより楽なのになと感じました。
40匹のタランチュラをまとめて売却。
選択するのはなかなか骨が折れますが、自分の成果を一つ一つ確認するという楽しみもありますね。
試着室でのまとめ買い
本作は服や小物のバリエーションも非常に豊富になりました。
黒の狐面と白の狐面。どっちもほしいです。
しかし、同じ部位の衣服を複数着同時に購入することはできません。色違いの服を揃えたい場合は、その都度試着室に入り直す必要があります。こんなに目移りするほど良い服が揃っているので、同じ部位の衣服をまとめ買いできたら良いですよね。
ヘアスタイルのマイアレンジ作成機能
マイデザインの機能は最初期の作品からありましたが、今作でもその楽しさは健在。ツイッターなどでもドット職人による創意あふれる様々な作品が出回っていますね。
マイデザインで衣服やフェイスペイントなどいろいろなものを自由に作れるようになっていると、ヘアスタイルも自分だけのものを作りたくなってきます。ゲーム内で入手できるバリエーションだけでもかなり豊富ではありますが、より自分好みにヘアスタイルを決めてみたいものです。
かなりバリエーション豊かで、これだけでも十分満足ですが、
やっぱりもっともっと欲しくなってしまいます。
島クリエイターのときに、マス目で位置を把握する
DIYと並んで本作の目玉である島クリエイター。地形すらも自分好みに作り変えることができるようになり、沼にハマってしまいそうです。この島クリエイターで地形を変えているときに、崖を作るつもりが崩してしまったりといった経験はプレイした人は誰しもあるでしょう。特に大規模に島を作り変えようとしているときにはこの微妙な位置の誤差が時間のロスになります。
自分の予期しないところを塗り替えてしまったり、思ってないところを崩してしまったり。
そんなところも楽しみなのかもしれません。
島の位置をマス目などで正確に把握できる機能があればより一層島クリエイターでの作業が捗りそうだなと思います。他にも、木を植えたりや他の動物たちの家を建てるときも几帳面な人ほど、マス目でしっかり把握したくなるのではないでしょうか。
島クリエイター以外にも、橋や坂道を作るときも重宝しそう。
意外と思い通りの場所を選択するのって難しいんですよね。
島の現状を保存、復元する機能
自分だけの島を作り上げたときの感動はひとしお。
一つ自分の作品を作り上げたらそれをどこかに保存して、
また新しい島づくりに挑戦したくなります。
こんなこといいなと思うことを列挙してみました。まだまだしたいこと、出来たら良いなとおもうこともたくさんあります。
今回述べたように一括でDIYできたり、マス目で地形を把握しながら島クリエイターができたりすれば、あらゆる作業が捗ることでしょう。しかしDIYでひとつずつものを作る手間や時間、島を作り変えるときに簡単には思い通りにならないもどかしさ、そういった「間」を楽しむことが『どうぶつの森』らしいスローライフなのかもしれません。今回本文をまとめているうちに、改めてそれに気付かされた気がしました。
とはいえ、やっぱりまとめてDIYしたいよなあ、と思いながらせっせとまきエサを量産する日々を過ごしています。