残念ながら『あつまれ どうぶつの森』にファミコン家具は存在しませんが、ニンテンドースイッチの『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』ならば当時『どうぶつの森』シリーズで遊べたタイトルの一部を楽しむことができます。
そして7月15日は記念すべきファミコンの誕生日(37周年)! この記事では、『どうぶつの森』&ファミコンの思い出に浸れる作品をご紹介します。
◆『ドンキーコング』
『ドンキーコング』といえばマリオがはじめてデビューした作品です。ポリーンを捕まえてしまったドンキーコングを退治するため、タルを回避しながら上へ上へと登っていきます。
ポリーンは『スーパーマリオ オデッセイ』に出ていたあのキャラクター! この作品に出てくるドンキーコングは現在のドンキーコングとはまた別で、いまのクランキーコングにあたります。そのほかにもアイテムとしてハンマーが出てきたりと、いま遊ぶとマリオのさまざまなルーツを感じられますよね。
◆『ドンキーコングJR.』
前作ではマリオが主役でドンキーコングが敵でしたが、『ドンキーコングJR.』ではドンキーコングの息子が主役。そして悪役はマリオ! 今からすると意外な展開ですが、このころマリオはいろいろな仕事をしていました。
ドンキーコングJR.が主役であるため、アクションもツタを登ったりと大きく変化しています。ちょっとクセはありますが、慣れてくると一気に登っていくのがクセになるのです。
◆『ドンキーコング3』
『ドンキーコング3』では敵がドンキーコングに戻っていますが、主人公はスタンリーというキャラクターです。残念ながらいまでは見ないレアな主人公ですよね。
今回は上に登っていくゲームではなく、降りようとしてくるドンキーコングや虫を殺虫剤でやっつけるというもの。『ドンキーコング』シリーズはどれもかなりプレイ感覚が異なります。
◆『バルーンファイト』
『バルーンファイト』はファミコンの名作として有名なタイトル。頭に風船がついたキャラクターを操作して、敵の風船を潰していくゲームです。
ふわふわした独特の操作感覚が楽しいですし、ふたりで遊ぶとさらに盛り上がります。ひとりの場合、「バルーントリップ」のほうがいいかも。ちなみに『大乱闘スマッシュブラザーズ』で「むらびと」の復帰技が風船なのは、このゲームが元ネタのようですね。
◆『サッカー』
ファミコンの時代にもスポーツゲームはたくさん出ていました。『サッカー』はドリブルをして相手ゴールを狙ってシュートするというシンプルな内容ですが、きちんとサッカーらしいのです。選手の数が明らかに足りないのはご愛嬌。
いまのサッカーゲームを知っているとあまりの簡素さに驚くかもしれませんが、底が浅いわけではありません。超攻撃的サッカーと思えば楽しめるかも。
◆『ベースボール』
そして『ベースボール』もファミコン家具として遊べました。こちらもいまの野球ゲームと比べれば驚くほど簡素なのですが、変化球などもきちんと存在します。むしろ今と昔を比べると感慨深いかもしれません。
◆『テニス』
ファミコンの『テニス』はいま遊んでもおもしろい一作です。通常ショット、ロブショットなどの打ち分けはもちろん、サーブのタイミングなど、シビアなショットができるようになればなるほど上達します。
ちなみに『テニス』で審判をしているのはマリオ。ファミコンのころはこういった副業をいろいろしていたようです。
◆『パンチアウト!!』
もはや『パンチアウト!!』というタイトルより「リトルマック」の名前のほうが有名かもしれませんね。そう、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに出ているリトルマックが主人公を務めているのが本作です。
相手の打撃を回避しつつ、スキを見極めてパンチを叩き込むのが『パンチアウト!!』。対戦相手がたくさんいて遊びごたえもかなりのものです。ちなみにレフェリーは、ちょっと太ったマリオ!
◆『クルクルランド』
『クルクルランド』は操作がかなり独特で、「ただキャラクターを動かす」のではなく「キャラクターにポールを掴ませてうまく回転しつつ移動方向を変える」というものです。
操作が難しいゆえに隠された金塊を探すのも、トゲトゲのウニラ(『大乱闘スマッシュブラザーズ』にも出てくるあれです!)を避けるのが大変であり、同時に楽しいというかなり珍しい一作です。
◆『アイスクライマー』
『アイスクライマー』も『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズで知っているという人が多いかもしれません。こちらは氷でできた山を登っていくアクションゲームなのですが、氷だけあって足元が滑ったり、慣性が強いのでうまく登れなかったりします。
このゲームはひとりでやるよりも、ふたりで遊ぶほうが絶対に楽しいです。ただし間違いなく喧嘩になるので注意しましょう。
◆『マリオブラザーズ』
ふたりで遊ぶと喧嘩になるといえば『マリオブラザーズ』もそうでしょう。こちらはマリオとルイージを操作して土管から出てくる敵を倒すゲームなのですが、協力プレイのようで妨害もできてしまうのです。
いまではすっかり有名になった「POWブロック」もこのゲームが初出。ルイージがはじめて出てきた作品としても感慨深いですね。
◆『スーパーマリオブラザーズ』
『スーパーマリオブラザーズ』は説明不要でしょう。マリオがピーチ姫を助けるために冒険を繰り広げる2Dアクションで、いま遊んでもかなり楽しい作品です。
いまの『スーパーマリオ』シリーズに比べると厳しいポイントがたくさんありますが、スイッチ版であればいつでもセーブできて巻き戻しも可能なので、気軽に遊べますよ。
◆『ゼルダの伝説』
シリーズの第1作目となる『ゼルダの伝説』はいまになって遊ぶとだいぶ不親切に感じられるかもしれませんが、それでもファミコンのディスクシステムでこの作品を作り上げたというのは驚くべきことです。
『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』では潤沢な装備を持った『お金持ちバージョン』も遊べるので、改めて遊ぶならこれがいいかもしれません。頑張れば、昔の豚みたいなガノンドロフなどが見られますよ。
◆『エキサイトバイク』
バイクレースゲーム『エキサイトバイク』は、『マリオカート8』でコースにもなっているので若いゲーマーも割と知っているかもしれません。体当たりで妨害したり、大きな障害をジャンプして乗り越えたり、「デザインモード」で好きなトラックを作れる作品です。
この作品もファミコン初期の名作として有名なタイトルですので、改めて遊ぶのにぴったりかもしれません。
◆『ワリオの森』
『ワリオの森』はキノピオが主役の落ち物パズルゲーム。モンスターを縦・横・斜めに並べて爆弾を隣接させることで消していくのが基本ルールです。
奥深い対戦はもちろん、ひとりで遊んでもかなりボリュームがあるのでパズル好きは遊んでみるといいかもしれません。
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