スーパーマリオブラザーズ35周年Direct」にて、『マリオカート』シリーズの新作タイトル『マリオカート ライブ ホームサーキット』が発表されました。自分の部屋がサーキットになる、リアルとゲームが融合した新たな『マリオカート』として注目を集める本作。


コースの作成方法もシンプルで、本作に付属する4つのゲートを部屋に置き、カートで1周すれば、走った軌跡がそのままコースに設定されます。簡単な環状コースから、8の字コースやクルマ型のコースまで、作成できるコースはかなり幅広い模様。初公開映像では、サーキットの縁に紙コップやお手製アーチなどの小物を置き、見栄えやオリジナリティも発揮されていました。

本作の“現実にある道具を使って自由にサーキットを作れる点”は、発売前の今からでも無限の可能性を感じさせます。ファンによる本格的なサーキット制作や公式による大会など、夢は膨らむばかり。そこで今回は、本作の発売後に起こりそうな展開をいろいろと想像してみます。

ガチ勢によって本格サーキットが作られるかも

まず確実に起こりそうなのが、溢れるセンスを存分に活かした本格的なサーキットの誕生です。トンネルや坂道、ジャンプ台などを自作し、見ても楽しければ遊んでも楽しいサーキットを作る人は必ず現れるでしょう。

任天堂は段差のないスペースでのプレイを推奨しているため、坂道やジャンプ台に対応できるかは分かりません。しかし、工夫によってその問題すら解決するかも。広いプレイ環境を求めて、レンタルスペースの使用も増えそうです。

ジオラマを使った見応え抜群のサーキットが作られるかも

模型をより効果的に見せる展示方法の1つ「ジオラマ」。
これを本作のコース作りに取り入れれば、それこそ鉄道模型のような見応えあるサーキットができるのは想像に難くありません。コンビニやビルを並べて現実の街並みを再現したり、例えば『FF』や『モンハン』の建造物を並べてオリジナルのコラボサーキットを制作したりと、夢は広がるばかり!

ゴールも困難な激ムズコースが作られるかも

同じコース制作系ゲームといえば、『スーパーマリオメーカー』を思い出します。同作で1つのブームを起こしたのが、クリア率数パーセントの激ムズコース作り。本作でも、そんな激ムズコースを作ろうと考えるプレイヤーはいるでしょう。

インターネット配布こそできませんが、友人にプレイさせたり、激ムズコースを難なく突破する魅せプレイ動画を投稿したりするのも面白そうですね。

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任天堂による公式大会が開催されるかも

ニンテンドースイッチ本体とカートを持ち寄れば、最大4人までの対戦を楽しめる本作。これを活かした公式大会の開催も考えられます。大きな会場と任天堂のアイデアを活かした、驚きのサーキットが作られるかも。盛り上がること間違いなし!

公式ストアでの試遊展示が行われるかも

コロナウイルスの関係ですぐには難しそうですが、いずれ「Nintendo Check In」や「Nintendo TOKYO」、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開業予定の「SUPER NINTENDO WORLD」などで、本作の試遊展示が行われる可能性も期待できます。

宣伝はもちろんのこと、本作のプレイ感覚を体験してもらえるうえに、気合いの入ったオリジナルサーキットを配置すれば店舗の見栄えにも繋がります。店舗ごとにオリジナルサーキットを作れば、プレイ目的で各店舗を回るファンも出てきそうですね。

個人による体験会が実施されるかも

せっかく作ったサーキットを誰かに遊んでもらいたいと思うプレイヤーも出てくるでしょう。
気心の知れた友人を集めて、それぞれの考えたコースをプレイしたり、サーキット紹介動画を投稿して、「いついつにどこどこで体験会を開きます」と挑戦者募集をしたりするのも面白そうです。

ハンドルコントローラーに対応するかも

マリオカート8 デラックス』のように、本作に対応したハンドルコントローラーの発売も期待できます。オリジナルサーキットを本格的なハンドル操作によって遊べるとなれば、より楽しくなることは間違いなし!

リアルとゲームが融合した新たな『マリオカート』として、さまざまな夢の膨らみを感じさせる本作。本記事で述べたことが実現するとは限りませんが、それでもユニークな発想と驚異の技術によって、想像を絶する試みを見せてくれるプレイヤーが現れるかもしれません。

注目の『マリオカート ライブ ホームサーキット』は、ニンテンドースイッチ向けに2020年10月16日より発売予定。希望小売価格は9,980円+税で、「マリオセット」「ルイージセット」の2種類が用意されています(※マリオまたはルイージのカートの違いのみで、他のセット内容は同じです)。
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