しかし、いくらPS5が滑らかな映像を出力しても、それを受け取るテレビorモニター側が対応していなければなりません。テレビorモニターが、どれだけ映像の情報を受け取れるかを示す値はリフレッシュレートと呼ばれ、単位はHz(ヘルツ)。一般的なテレビorモニターは大抵60Hzであり、「このテレビorモニター側は、1秒間に60枚まで表示しますよ」という性能を表現しています。
つまり、PS5がいくら高性能で秒間120枚の映像を出力しても、60Hzのテレビorモニターはその全てを拾い切れず、最終的に60fpsの映像として表示されるのです。…そう聞くと、ちょっと勿体なく感じちゃいますよね。PS5の性能をフルに活かすのであればリフレッシュレートに優れたゲーミングモニターが必要であり、具体的には120Hz以上の性能が求められます(※)。
ちなみにリフレッシュレートと同様、こだわっておきたいのがモニターの「応答速度」です。これはモニターの映像が切り替わるのに必要な速さを表していて、単位はms(1msは、1000分の1秒)。一般的に応答速度が早いほど、残像感の無い映像が楽しめると言われています。