すでに新イベントに着手している方も少なくないかと思いますが、事前に行われた配信番組の情報以外にも見どころが多数あります。
■配布サーヴァント「レオナルド・ダ・ヴィンチ」はルーラー!
すでに配布としての登場が明らかになっていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」。ですが、当時クラスは明らかになっておらす、このたび「ルーラー」と判明しました。また、宝具は単体攻撃で、カード属性はバスターとなります。
ルーラーは多くのクラスに対して防御面で有利なので、初心者にとって頼もしいクラス。また、単体攻撃宝具持ちの★4ルーラーといえば、恒常に「アストライア」、限定に「マルタ」がいますが、こちらは配布サーヴァントなので宝具LV5まで無理なく狙えます。その点を踏まえると、中級者以上にも嬉しい立ち位置と言えそうです。
ちなみに彼女の宝具効果は、一部がランダムで変化。そのため戦略に組み込みにくい部分もありますが、変化するのは追加効果の部分ですし、いずれも味方をサポートするもの。戦略の計算には入れず、しかし効果的なタイミングだったら嬉しい、くらいの気持ちで使うのがいいかもしれません。
そして、先月実装されたばかりの「サーヴァントコイン」について。今回、「レオナルド・ダ・ヴィンチ(ルーラー)」のコインは、最大で480枚獲得することができます(「お宝ポイント報酬:最大60枚」「隠し財宝クエストのクリア報酬:最大120枚」「イベントアイテム交換:最大300枚」)。
コインを使った育成はQPや素材も必須ですが、コインの枚数もかなり必要です。
■「ピックアップ1召喚」の水着サーヴァント3騎にも注目!
水着姿を得たのは「レオナルド・ダ・ヴィンチ」だけではありません。「★5(SSR) 沖田総司〔オルタ〕(セイバー)」「★4(SR) アナスタシア&ヴィイ」「★4(SR) シャルロット・コルデー(キャスター)」の3騎も、眩しい装いで登場しました。
「沖田総司〔オルタ〕(セイバー)」は、クイック属性の全体攻撃宝具持ち。しかも、宝具効果で「クイックカードの性能アップ」「敵全体の防御強化状態を解除」が発動した後に、全体攻撃を放ちます。自バフやNP関連のスキルも多く、頼もしいアタッカーとなりそうです。
キャスターから一変した「アナスタシア&ヴィイ(アーチャー)」は、攻撃範囲も変わり、敵単体を攻撃するアーツ宝具に。宝具効果に「スキル封印状態を付与」があるので、厄介な敵やギミック対策に役立つ可能性があります。
そして3騎目の「シャルロット・コルデー」は、アサシンからキャスターに。MAXATKは8417と少々低めですが、アーツ系単体攻撃宝具に「スキル封印状態」への特攻効果があるので、例えば前述の「アナスタシア&ヴィイ(アーチャー)」と組ませるといった戦い方で、ダメージの底上げが狙えそうです。
見た目も含め、いずれも魅力的な面々が水着サーヴァントの第1陣を飾りました。特に「沖田総司〔オルタ〕(セイバー)」は、★5セイバーで初のクイック系全体攻撃宝具なので、戦略に新たな幅が生まれるかもしれません。
ちなみに、こちらは確定の情報ではありませんが、本イベントの告知TVCMに「清少納言」「カーマ」「カイニス」らしきサーヴァントの水着姿も映っていました。あくまでまだ未定の段階ですが、この3騎がピックアップ2召喚で実装されるかもしれません。その点も踏まえ、どのタイミングでどれくらいガチャに挑むか、じっくり考え抜きましょう。
■宝箱で得られる報酬は“上限なし!”
「カルデア・サマーアドベンチャー!」では、メインクエストやフリークエストのエネミーが「海賊の宝箱」をドロップすることがあります。この宝箱を開けると、クエストの進行に必要な「お宝ポイント」や豪華な報酬を獲得可能。金・銀・銅のレアリティに応じて、もらえる中身が変化します。
【海賊の宝箱〔金〕】
・竜の逆鱗
・悠久の実
・原初の産毛
・奇奇神酒
・煌星のカケラ
【海賊の宝箱〔銀〕】
・蛇の宝玉
・追憶の貝殻
・ゴーストランタン
・巨人の指輪
・虹の糸玉
【海賊の宝箱〔銅〕】
・凶骨
・竜の牙
・励振火薬
・万死の毒針
・魔術髄液
入手できる素材は上記の通りですが、大事なポイントは“宝箱の獲得数に上限はない”という点です。プレイした分だけ宝箱が手に入るので、欲しい素材がある方はこの機会を利用するのも手でしょう。比較的最近実装された素材はもちろん、使用量の多い「凶骨」などもお見逃しなく。
■イベント限定礼装「オーシャン・フライヤー」に注目!
今回も通例通り、2種類のイベント限定礼装が登場。毎ターンNPが獲得できる「シンク・ディーパー」もさることながら、もうひとつの「オーシャン・フライヤー」が特に押さえておきたい性能を持っています。
「オーシャン・フライヤー」の効果は、「自身のアーツカード性能を5%アップ」「宝具威力を10%アップ」「NPを30%チャージした状態でバトルを開始」の3つ。
最大開放時の性能はまだ分かりませんが、順当にいけばNPは50%チャージまで行く可能性が高め。アーツカードの性能をアップしてくれるのも嬉しいポイントでしょう。そして、この性能を前提とした上での話ですが、最大の注目点は「最大2000まで伸びるATK」にあります。
アーツカードアップ、NP50%チャージ、最大ATK2000の効果を併せ持つイベント概念礼装は、今回の「オーシャン・フライヤー」が初配布。アーツ系のアタッカーにぜひ装備させたい1枚になると思われるので、この「オーシャン・フライヤー」の獲得もお忘れなく!
■サポート編成を改めてチェック&追加編成しよう!
本イベントと直接の関係はありませんが、同日に改善された新要素があるので、合わせて紹介します。それは、サポート編成の拡張です。まず、編成できる枠が10枠に増え、さらに「通常」と「イベント」に割り当てられる編成の数がそれぞれ3つに拡張されています。
前者は、登録できる枠数自体が増えたと考えてもらえばOKです。シンプルな追加ですが、決して悪い話ではありません。そして特に重要なのが後者で、「ひとつのクラスに3騎まで、サポートサーヴァントの登録が可能になった」と言えば分かりやすいでしょうか。
3枠分がサポート対象としてアクティブになるので、これまで「サポート向けサーヴァントを置くと、アタッカーが置けない」「使用頻度が高いサーヴァントを置くか、推しを置くか」といった悩みに立たされていた方も、もう頭を抱えなくてすみます。
サポートを受ける側の恩恵はすぐに受けられますが、多くのサーヴァントをサポートに置ける提供側の恩恵は、追加で編成しないと受けられません。イベントに邁進している方も、一旦立ち止まって、サポート編成を見直してみてはいかがでしょうか。
今回は、特に押さえておきたいポイントを5つに絞ってお届けしました。ですが、イベントはまだ始まったばかりなので、今後も見逃せない点が続々と出てくるはず。「ピックアップ2召喚」など、今後の動向にも注視しましょう!