そんな中、ガチャが更新されるたびにTwitter上で「タマモクロス」の実装を求める声が相次いでいるのをご存じでしょうか。一体彼女は何者なのか、なぜここまで実装が期待されているのか…。その秘密を解き明かしていきましょう。
小さな体に秘めたるガッツ…ウマ娘・タマモクロス
タマモクロスは現在サポートカードとしてのみ実装されており、オグリキャップなどの育成ストーリーでもその姿を見ることができます。見た目は小さな体に白い髪、負けん気の強そうな表情が特徴的で、とってもキュート。
オグリキャップのライバルですが、寮のルームメイトでもあり、ボーッとしがちな彼女の面倒を焼く“オカン”気質な一面も。喋り方は1人称が「ウチ」の関西弁で、「ウマ娘」では珍しいツッコミ役としてオグリキャップの天然ボケを日々さばいています。
ご存じの通り、オグリキャップはリリース当初から存在した初期実装キャラクターの1人。ファンの間で、“相方”と言えるタマモクロスの実装を期待する声が高まってしまうのも当然と言えるでしょう。
濃厚すぎるキャラクター性
また、タマモクロスはオグリキャップだけでなく、世代の近いスーパークリークとの接点も多い印象。「ウマ娘」の公式4コマ「うまよん」では、圧倒的な母性を持つ“ママキャラ”であるスーパークリークに押され、先輩であるにもかかわらず赤子扱いされてしまう姿が…。他にも「うまよん」では、体の小ささからゴールドシップに園児服を着せられてしまう一幕もあり、いじられキャラとしても輝いています。
ときには関西弁のツッコミ役となり、またある時は赤ちゃんのような扱いを受けるなど、絡む相手によってさまざまな表情を見せるのがタマモクロスの魅力。もし育成ウマ娘として実装されたなら、今後はトレーナー、すなわちプレイヤーとの関係性が生まれるはず。そこで一体どんな表情を見せてくれるのか、期待せざるを得ません。
人気の火付け役となったのは?
そんなタマモクロスですが、実装が熱望されるようになったきっかけはいくつか考えられます。そのうち1つが、「週刊ヤングジャンプ」にて連載されているコミカライズ「ウマ娘 シンデレラグレイ」。同作はオグリキャップを主人公として、現実世界における競馬の歴史に沿うような形でストーリーが展開されています。
当然、ライバルであるタマモクロスも登場するのですが、その存在感はもう1人の主人公と言いたくなるほど。歴史的な名馬たちと、手に汗握る戦いを繰り広げています。ちなみに12月17日発売の『ウマ娘 シンデレラグレイ 』5巻ではタマモクロスが堂々と表紙を務めており、ファンたちを歓喜させている模様。
Twitter上で“トレンド常連”になった背景には…
あまりに人気が高まっているため、ファンからは「タマちゃん実装そろそろくるよな?」「もう待ちきれないよ!早く出してくれ!」といった声が巻き起こっているのが現状。Twitter上では新規育成キャラが追加されるたびに、「タマモクロス」というワードがトレンド入りするのがお決まりとなっています。
ちょっとマニアックな話ですが、こうしてトレンド入りが定番化したことの背景には“コラ画像の流行”も影響していそうです。
その画像がTwitter上に流出し、実装を信じる人が多発した結果、トレンド入りするほどの“祭り”となってしまいました。そしてそれ以降も、タマモクロスの実装を願う界隈ではガチャ更新のたびにコラ画像が作られているとか…。
タマモクロスが本当に実装されるのは、一体いつの日になるのか。今からその時が待ちきれません。