3位:『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』(総票の14%)
3位に輝いたのは、PS2でリリースされ、PS3やXbox360へリマスターもされた、『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』。タンカー編ではスネークを、そしてプラント編では「雷電」が新たな主人公となり、シリーズに若々しい風を吹き込みました。ゲームプレイでは、主観視点での射撃や、無力化した敵兵を引きずって見つからない場所に隠すことができるなど、ステルスゲームとしての体験を拡張。そして何より、「MEME(文化的遺伝子」を通して描かれた物語が、多くのプレイヤーに影響を与えました。自分の名前は、自分で決めましょう。
読者コメント
・初めて遊んだ時の衝撃と楽しさは今でも忘れられない。
・メタルギアソリッドで一番ストーリーがすきだから
2位:『メタルギアソリッド』(総票の18%)
2位は、PSでリリースされた『メタルギアソリッド』。シリーズとしては3作目ながら、タイトルにソリッドの名を冠し、ポリゴンを用いた3Dゲームとなった本作は、20世紀最高のシナリオと評価されています。パッケージの裏面にある無線周波数や、メモリーカードの内容を読み取るギミックなど、プレイヤー自身の世界にも飛び出してくる小島秀夫監督のセンスに、驚かされた方も多いのでは? 凛とした冷たい空気を感じるシャドーモセス島は、のちの『MGS4』でも訪れることになり、『MGS』シリーズの思い出の地のひとつでしょう。
読者コメント
・PS1で映画のような体験が出来たあの感動が忘れられない。
・MGSシリーズは全て好き。 中でも初めてやったときの感動が忘れられない、MGS。そのストーリー、システム、隠し要素など、ファンにさせられた名作。
1位:『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(総票の23%)
1位に輝いたのは、『メタルギアソリッド3 スネークイーター』。本作は、ネイキッド・スネークを主人公に据え、1作『メタルギア』よりも前、シリーズの原点を描きます。多くのマップが木々が生い茂り、野生生物が暮らすジャングルであり、迷彩によって背景に溶け込む度合いを示す「カムフラ率」や、動物のキャプチャー、傷の手当などを自身で行う必要のある「サバイバルビュアー」など、サバイバルゲームとしての側面が強く見られました。シリーズ屈指の高評価を得たエンディングは、泣きゲーとしても知られています。
読者コメント
・重厚なストーリーと随所に散りばめられたクスッとくる小ネタのバランスが秀逸。
・ストーリーとスネークの人間臭さ、何でも食べるけど味は気になる所。「で 味は?」のセリフが好きです。
・重厚なストーリーも然ることながら、無線や攻略方法などに細かいネタが満載。 元々小ネタの豊富さに定評はあったが、この辺から本体機のスペック的にも表現や量が如実に増えたと思います。
1位:『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(総票の23%)
2位:『メタルギアソリッド』(総票の18%)
3位:『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』(総票の14%)
歴史の深い『メタルギア』シリーズがTOP3を占めるという結果となりました。なお、「KOJIMA PRODUCTIONS」の創立日である12月16日は、『メタルギアソリッド3 スネークイーターの発売日でもあります。次のページでは、この他の小島秀夫監督が携わった作品に寄せられたコメントをお届けします!
スナッチャー
・PCエンジン版を発売日に購入したのですが、映画的演出とゲーム的な面白さが融合した作品で、本当に衝撃的でした。
ポリスノーツ
・人生で一番インパクトを受けたゲーム。初めて遊んだのは3DO版だったが、当時の空気、心像に一瞬で引き戻される。この出会いが人生を変えたと言える唯一のゲーム
・小島監督を初めて知ったメタルギアソリッドとも迷いましたがシナリオに世界観、そしてクスッとくる細かい遊びの部分がとても好きです。
メタルギアソリッドV ファントムペイン
・作りかけだったのは残念だけど、最も手汗をかいたゲームとなりました。もちろんプラチナトロフィーもとりました。
P.T.
・サプライズで配信され、解けない謎解きに熱中した。結局製品としてリリースされることはなかったが、最後のカットシーンはとても興奮しました。
DEATH STRANDING
・分断された世界を再びつなぐコンセプトが良かった。歩いていること自体がゲームの目的になるのは斬新だった。