ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター「マンハッタンカフェ」。彼女のクリスマスボイスが、トレーナーへの信頼に満ちていました。


これは、親密度が高いと聞ける「今日のために選んだ特別な珈琲…。オニキスのように、艶やかで綺麗…。…よければ、一緒に飲みませんか」というボイス。一見、ただ珈琲に誘っているだけですが、言葉に込められた意味を考えると、その見方が大きく変わります。

◆さりげなく出た「オニキス」の意味

注目したいのは「オニキスのように、艶やかで綺麗…」の部分。オニキスはパワーストーンの一種であり、古くから「邪気や悪気を祓う魔除けの石」とされてきました。

マンハッタンカフェは幽霊が見えるため、ストーリーにホラー展開が付き物。トレーナーも悪霊一歩手前の幽霊に“どこか”へ連れていかれそうになったり、駿川たづなに化けた“よくないもの”を惹きつけたりと、様々な怪奇現象を体験しました。

霊的なものが実在すると分かるマンハッタンカフェだからこそ、オニキスのような珈琲を振る舞い、トレーナーの魔除けを願ったと考えられます。

◆クリスマスをトレーナーと過ごしたかった?
前述した通り、本ボイスは親密度が高くないと聞けないもの。マンハッタンカフェが「クリスマスはトレーナーと過ごしたい…」と考えていても、おかしくありません。そしてオニキスは、不幸を与える相手を遠ざけ、良い人に巡り会う道しるべになるとも言われています。


クリスマスはトラブルなく、平穏にトレーナーと過ごしたい。ボイス前半で「今日のために選んだ特別な珈琲」と言ったのは、そんな願いも珈琲に託したからだと思うのです。珈琲に誘う際、少し溜めるように言ったのも「誘うなら今でしょうか?」と悩んでいたからかも。

マンハッタンカフェのストーリーは意味深な内容が多め。本記事で紹介したように、クリスマスボイスにも深い意味があっておかしくありません。あくまで筆者の思い込みですが、マンハッタンカフェをますます好きになってしまいました。
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