1月8日~10日にかけて行われた、人気バトルロイヤルゲーム『Apex Legends』の大規模個人戦イベント『超滅Apex2』。同大会には国内外のトッププロを含む腕自慢たちが集結しましたが、なかでも一際目立った活躍を見せた日本人プレイヤーがいました。


彼こそは、プロゲーミングチーム「FC」所属の破壊ハンマードリル選手。競技シーンでも華々しい結果を残しており、“破壊神”という二つ名をほしいままにしています。

強豪プレイヤーたちも冷や汗をかく超火力
破壊ハンマードリル選手は、日本の競技シーンに突如現れた超新星プレイヤー。ホライゾンをメインに使用し、中距離から圧倒的な火力で敵を“破壊”していく好戦的なプレイによって注目を集めています。

もしランクマッチなどで出会えば、即座にロビーへ送り返されてしまうことからその実力は“災害級”との評価も。とくに、韓国の上位プレイヤーの間では「ホライゾン=破壊ハンマードリル」と認知され、かなり警戒されているようです。

そんな彼の知名度を爆発的に上げたのが、『超滅Apex2』。Ras選手やEuriece選手、Mande選手など、海外のトッププレイヤーが数多く参加するこの大会で、驚くべき結果を残しました。

予選2日目、破壊ハンマードリル選手は各プレイヤーがソロでマッチングする「超滅solo」に参加。第4マッチでは8キルを叩き出し、見事チャンピオンに輝きました。しかも扱いの難しい「ディヴォーションLMG」を巧みに操り、ほぼワンマガジンで敵を溶かし尽くしているため、見ごたえも抜群。

翌日には、予選の成績上位者だけが参加できる決勝トーナメントに進出。
スウェーデンのHakis選手、アメリカのDezignful選手など、強豪プレイヤーたちを“破壊”していきました。その結果、ほとんど世界大会のような顔ぶれの中で総合3位に輝いています。

国内大会でも圧倒的なキル数によって話題に
『超滅Apex2』を見て、破壊ハンマードリル選手の存在を知った人も多い模様。その驚くべき実力に対して、ネット上では「まごうことなき破壊だぁ」「つよすぎなんよ」「名前といいプレイスタイルといい華しかない」と称賛の声が続出しています。

しかし実は、彼の名前はプロシーンでは少し以前から話題になっていました。とくにその大きな引き金となったのは、昨年11月から開催されている国際大会『FFL×GALLERIA GLOBAL CHALLENGE』(FFLGGC)。

昨年11月27日に行われた同大会の「二次予選 DAY1」では、第5試合目で破壊ハンマードリル選手が大爆発。1試合14キルという数字を叩き出しました。またその日の成績は全6試合で29キル、10,256ダメージとなっており、多くの人を震撼させたことは言うまでもありません。

それに引き続き、同年12月に行われた『FFLGGC 日本代表決定戦』でも他プレイヤーたちを圧倒。チームを3位という結果に導きました。かくして破壊ハンマードリル選手は今年2月にニューヨークで行われる決勝大会へと駒を進めています。


20歳と若く、まだまだ伸びしろもある破壊ハンマードリル選手。今後国内競技シーンを引っ張っていくプレイヤーとして、要注目の1人でしょう。
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