『Apex Legends』を初期からプレイしているユーザーにとって、「スピットファイア」は最も馴染みのある武器の1つ。現在はケアパッケージ武器となっているため、存在感が薄くなっていますが、来シーズンは通常武器に戻ってくるかもしれません。


「スピットファイア」が“脱ケアパケ化”するという情報
ネット上ではさまざまな動画配信者などが、「スピットファイア」がケアパッケージ武器から外されることを語っています。その情報ソースの1つとなっているのが、海外YouTuber・Kijannaさんが1月23日に投稿した動画。

この動画では『Apex Legends』のライブバランスデザイナーを務めるJohn Larson氏にインタビューを行っており、ケアパッケージ武器のアップデートについても話が及びました。

Larson氏は、これまでに「スピットファイア」や「ディヴォーションLMG」、「ランページLMG」などの武器が脚光を浴びていたことを振り返り、その都度ユーザーから不満が上がっていたことを回想。「スピットファイア」をケアパッケージから出す際にはバランス調整を検討するべきだと話しています。

この動画を受け、BobSappAimさんやTIE PRiZEさんなど、さまざまな動画配信者が「スピットファイア」の“ケアパケ卒業”を紹介。国内プレイヤーの間でも情報が広まり、ネット上では「スピファ帰ってくるのまじ?」「やっぱスピファなんよなぁ」「スピファ復帰かぁ~!楽しみだなぁ」といった期待の声が相次いでいました。

その一方、Larson氏は「スピットファイア」の代わりにどの武器がケアパッケージに入るのかは明言していません。ちなみに現在猛威を奮っている「ランページLMG」については、1月14日に行われたナーフでバランスが取れるようになったとのこと。なので、代わりにケアパケ化されることはないそうです。

まだ公式に発表されたわけではありませんが、本当に「スピットファイア」が通常武器化されれば、ヘビーアモ武器の選択肢が変わることに。もしかすると、“3強時代”が幕を開けるかもしれません。


シーズン12はどんな武器環境になる?
現在拡散されている情報通りの調整が入るとすれば、ヘビーアモ武器ではいくつかの人気武器が並び立つことになります。代表的なものは、「スピットファイア」「ランページLMG」「フラットライン」の3つ。シーズン12が始まる前に、そんな武器たちの概要をおさらいしておきましょう。

まず話題の「スピットファイア」は、シーズン0・シーズン1から実装されていた古参武器。その魅力といえば、やはりマガジン容量の多さにあります。ケアパッケージ武器としての性能は、1マガジン55発となっており、全武器で最多の装弾数となっていました。

また単発威力が高く、リコイル制御も簡単なので、初心者でも扱いやすいのが魅力的。ただ、ADS時の動きが遅く、腰だめの精度もそこまで高くありません。通常武器になった際、性能が大きく調整される可能性もあるでしょう。

次に紹介するのは、アサルトライフルの「フラットライン」。こちらも初期から存在している武器ですが、現在では中距離の武器として「R-301カービン」を上回るほどの人気を博しています。

リコイル制御が難しく、初心者泣かせの武器ではありますが、DPSはかなり高め。
胴体ダメージが19(鉄壁を除く)と高威力で、近距離での戦闘で使われることも珍しくありません。ランクマッチや競技シーンでも使用頻度の高い武器ですが、次のシーズンで調整されるのかどうか気になるところ。

そして最後は、シーズン10から登場した「ランページLMG」。射撃レートが遅いという明確な弱点があるものの、それを補って余りある火力が持ち味と言えるでしょう。数値としては、ヘッドショットで39、胴体では26のダメージとなっています。

また「テルミットグレネード」を消費することで、弱点の連射速度が解消。ドアを撃って破壊することもできるため、籠城戦での起点づくりにも役立ちます。現環境では、「フラットライン」に並ぶ最強武器の一角と言っても過言ではありません。

新シーズン「デファイアンス」が開幕するのは、2月9日から。はたして武器環境はどのように変動するのでしょうか。
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