永遠の初恋相手・春麗(『ストリートファイター』シリーズ)
春麗といえば、多くのゲーマーの初恋を奪ったとされる伝説的キャラクター。『ストリートファイター』シリーズに登場する女性格闘家で、その正体はインターポールの麻薬捜査官です。彼女が初登場した作品は、言わずとしれた格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』でした。
春麗の魅力を語る上で欠かせないのは、やはりその声でしょう。「スピニングバードキック!」といった攻撃時の掛け声、「ハハハッ!ヤッター!」という勝利ボイスなど、印象的なものばかり。とくに破壊力が高かったのが、相手の攻撃を食らった際のダメージボイスです。
倒れている春麗の艶めかしい太ももと相まって、多くのゲーマーたちが虜に。ダメージボイスを聞くために、あえて攻撃を食らってみたプレイヤーも多いのではないでしょうか。
ちなみに当時の担当声優は明らかになっておらず、長い間男性スタッフの声を加工したボイスだとウワサされていた模様。ところが2020年、当時を知るイラストレーターの“あきまん”こと安田朗先生により、CAPCOMの女性スタッフが声を当てていたことが明らかになりました。
3D&高音質のダブルショックを与えた孫尚香(『真・三國無双』シリーズ)
『ストII』大ヒットの後、ゲーム業界は格ゲーブームに突入。
シリーズ第1作目である『真・三國無双』は、2000年にPS2で発売。3Dマップを縦横無尽に駆け回る爽快感はもちろん、孫尚香を始めとする女性キャラクターが強烈な存在感を放っていました。
当時最新のハードであるPS2の恩恵として、ヒロインの造詣が美しく描き出されていたことが印象的。しかしそれだけではなく、音声もまた量・質ともに飛躍的な進化を遂げていました。
小ダメージでは小さな声でうめき、大ダメージを受けると悲鳴を上げる女性武将たち。とくに声優・宇和川恵美が演じる孫尚香の声は非常に可憐で、記憶に強く残るものでした。同作は硬派なゲーマーはもちろん、邪な感情を抱いたゲーマーも虜にした名作として語り継がれるべきでしょう。
マニアックな需要が高い?レグリナ(『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』)
そして時代は流れ、さまざまなジャンルのゲームが生まれました。その中には、女性キャラクターのダメージボイスを聞くことに特化したゲームも。『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』は、ある意味では金字塔と言えるタイトルです。
同作は、罠と拷問をテーマとしたトラップアクションゲーム。主人公のレグリナは、「魔神の娘」と呼ばれる存在です。トラップを駆使して館を守り、魔神の復活を目指す…というのが主なストーリーでした。
このゲームの特徴は、なんといっても豊富なトラップ。振り子のように揺れる刃から、クスッと笑えるものまでさまざまな罠が揃っており、館に入り込んだ者を追い詰めていくのが醍醐味です。
問題は、うっかりするとレグリナも罠にかかってしまうこと。普段は冷血な「魔神の娘」である彼女が、罠に引っ掛かった際にあげる声は、一部のゲーマーたちの心をかき乱してやみません。しかもその罠の中には、木馬や電気椅子といったマニアックなものも…。
以上、ダメージボイスがセクシーすぎるキャラクターたちをご紹介してきました。もし今まで聞いたことがないという方も、機会があれば一度プレイしてみてはいかがでしょうか。