フロム・ソフトウェアが2月25日の発売する『ELDEN RING』。『DARK SOULS』や『Bloodborne』に連なる高いアクション性に加え、ダークな世界観や壮大なオープンフィールドなどなど、もはや説明する必要もないくらい大注目の新作です。
そんな国内外のゲーマーが心待ちにしている本作を、今回は先行プレイしてまいりました。本当にありがたい事に、予想していたクオリティを軽々飛び越えるほどの面白さだったのですが、特に魅力的に感じたのが武器の多様さです。
というのも、筆者は『ダクソ3』で初めてフロム作品にハマったのですが、とにかくクリアするのに必死で、ストーリーのほとんどを「ロングソード」と「物理カット率100%の中盾」というド安定装備で進めたのが唯一の心残りでした。
そのため、本作では色んな武器を触ってみようと思い、プレイに挑戦。その中でも気に入った武器を紹介します!
●余裕ができた「装備重量」
本作では武器や防具にそれぞれ重量があります。そして自分のキャラクターにも「装備重量」という数値があり、装備品の合計重量が一定の割合より重いと、緊急回避にあたる「ローリング」の性能などが変化します。ダクソシリーズをプレイした方なら、よくお分かりでしょう。
そして本作では、主に「持久力」のパラメータを上げることで装備重量が上昇します。これは初代ダクソの仕様なのですが、一方で初代ダクソでは装備重量の50%を超えると発生していた「どっすんローリング」が、本作では装備重量の70%を超えるまで発生しなくなっています。つまり「装備重量70%までなら中ロリができる」のです。
このため装備重量は序盤からかなり余裕があり、無理なく武器の複数持ちができます。またオープンフィールドという仕様上、移動中には甲冑を着込んだ騎士や魔法を使う植物、デカいカニなど、本当に多種多様な敵から襲われます。
●出血と居合で一刀両断の「打刀」
まず1つ目に紹介するのが、刀カテゴリーの「打刀」。ダクソシリーズの定番武器です。
こちらは素性を「侍」にした場合の初期武器になります。しかし侮るなかれ、この武器はリーチが長めの上、一定数蓄積すると大きなダメージを与える「出血」の効果も付いています。
その割に攻撃時のスキは少なく、敵をバシバシ連続攻撃できます。複数の敵を相手取る時には、特技の「居合」がおすすめ。
何より、やっぱ刀はカッコイイですね。さりげなーく「葦の地」から来た武器らしいので、『SEKIRO』が好きな人なら見逃せません。
●属性派生しても美味しい「君主軍の直剣」
直剣カテゴリーに所属する「君主軍の直剣」。筆者は序盤に出てくる兵士を倒した際にドロップしました。
使ってみて感じましたが、やっぱり直剣は扱いやすいです。
さらにこの君主軍の直剣は「致命の一撃」がちょっと強めに設定してあります。本作では自分の姿を隠せる草むらなども多く、その分、背後からの致命攻撃を浴びせる機会も多いです。そのため、致命攻撃の威力が高いのは色んな場面で助かります。
メインで使わない場合、属性派生させてみるのもおすすめです。
●騎馬戦での頼れる味方「ハルバード」
色んなゲームで見かける「ハルバード」。本作では槍斧武器として登場します。
こいつが活躍するのは騎乗時です。本作では霊馬「トレント」に乗ってフィールドを探索できるのですが、騎乗中にも敵は遠慮なく攻撃してきます。
しかし地上では扱いやすい刀や直剣も、騎乗時ではいささかリーチが短く感じます。その時に便利なのがこの「ハルバード」。攻撃範囲も広く、馬上からでも敵に当てやすいです。
馬上で構えるのは、ビジュアル的にもよく映えます。もちろん普通の戦闘でも活用でき、特にR2の横振りは周辺の敵をまとめてなぎ払えます。
●ステータスが足りているなら「斬馬刀」
意外に使いやすいのが、大曲剣カテゴリーの「斬馬刀」です。
筆者は大曲剣がなんとなく使いにくいイメージでした。が、この「斬馬刀」はそこそこリーチがある上、一撃の威力も大きいです。また割と敵を怯ませやすいので、堅そうな敵との戦闘で重宝しています。
ネックになるのは必要ステータスの高さ。特に「筋力」が19必要なので、初めは両手持ちで使うと良いでしょう。
ただ馬の上で扱った所、モーションが素直で敵に攻撃を当てやすかったです。「放浪騎士」など、初期から筋力が高めの素性を選んだ人は、ぜひ片手運用を試してみてください。
●戦闘以外でも大活躍な「ロングボウ」
筆者の中で株爆上がりなのが「ロングボウ」。こちらも素性「侍」の初期装備です。
前述したように、本作では武器の複数持ちがしやすくなりました。特に「ロングボウ」はさほど重くないので、サブ武器として持っても苦になりません。
しかも本作にはフィールドの素材からアイテムを作る「クラフト」要素があります。素材はフィールドにいる動物を倒しても手に入るため、騎乗時に見つけた動物を射貫くなど、戦闘外での活躍も増えています。
クラフトでは弓矢自体も作れるため、「やっべぇ、矢がないわ」という時にも対応しやすく、個人的にはちょっと防具を軽くしてでも装備したい武器になっています。
●PS4でも“エルデの王におなりなさい”
『ELDEN RING』には、他にも思わず触ってみたくなる武器が山のようにあり、昨日は「つるはし」で敵騎士に殴りかかっていました。皆さんも、エルデの王を目指す際には色んな武器を試してみてください。
ちなみに、今回のプレイはPS4で行いました。オープンフィールドだけにロード時間が心配でしたが、思った以上に短時間で読み込みしてくれます。特にボス戦はいつもの「死にゲー」なだけに、リトライ時でも待たされないのは助かります。
またフロム作品の魅力である美しいステージ背景は、PS4で十二分に堪能できます。無論これをPS5で楽しみたい気持ちはありますが、PS4しか持っていないなら、やはり見逃すべきではないでしょう。
そんな国内外のゲーマーが心待ちにしている本作を、今回は先行プレイしてまいりました。本当にありがたい事に、予想していたクオリティを軽々飛び越えるほどの面白さだったのですが、特に魅力的に感じたのが武器の多様さです。
というのも、筆者は『ダクソ3』で初めてフロム作品にハマったのですが、とにかくクリアするのに必死で、ストーリーのほとんどを「ロングソード」と「物理カット率100%の中盾」というド安定装備で進めたのが唯一の心残りでした。
そのため、本作では色んな武器を触ってみようと思い、プレイに挑戦。その中でも気に入った武器を紹介します!
●余裕ができた「装備重量」
本作では武器や防具にそれぞれ重量があります。そして自分のキャラクターにも「装備重量」という数値があり、装備品の合計重量が一定の割合より重いと、緊急回避にあたる「ローリング」の性能などが変化します。ダクソシリーズをプレイした方なら、よくお分かりでしょう。
そして本作では、主に「持久力」のパラメータを上げることで装備重量が上昇します。これは初代ダクソの仕様なのですが、一方で初代ダクソでは装備重量の50%を超えると発生していた「どっすんローリング」が、本作では装備重量の70%を超えるまで発生しなくなっています。つまり「装備重量70%までなら中ロリができる」のです。
このため装備重量は序盤からかなり余裕があり、無理なく武器の複数持ちができます。またオープンフィールドという仕様上、移動中には甲冑を着込んだ騎士や魔法を使う植物、デカいカニなど、本当に多種多様な敵から襲われます。
そのため、複数の武器を装備して対応できる場面を増やすのは、効率の面からも“アリ”だと思います。
●出血と居合で一刀両断の「打刀」
まず1つ目に紹介するのが、刀カテゴリーの「打刀」。ダクソシリーズの定番武器です。
こちらは素性を「侍」にした場合の初期武器になります。しかし侮るなかれ、この武器はリーチが長めの上、一定数蓄積すると大きなダメージを与える「出血」の効果も付いています。
その割に攻撃時のスキは少なく、敵をバシバシ連続攻撃できます。複数の敵を相手取る時には、特技の「居合」がおすすめ。
何より、やっぱ刀はカッコイイですね。さりげなーく「葦の地」から来た武器らしいので、『SEKIRO』が好きな人なら見逃せません。
●属性派生しても美味しい「君主軍の直剣」
直剣カテゴリーに所属する「君主軍の直剣」。筆者は序盤に出てくる兵士を倒した際にドロップしました。
使ってみて感じましたが、やっぱり直剣は扱いやすいです。
通常攻撃のモーションがほとんど横振りなので、敵に囲まれた場合、とりあえずブンブン振っておけば割と何とかなります。
さらにこの君主軍の直剣は「致命の一撃」がちょっと強めに設定してあります。本作では自分の姿を隠せる草むらなども多く、その分、背後からの致命攻撃を浴びせる機会も多いです。そのため、致命攻撃の威力が高いのは色んな場面で助かります。
メインで使わない場合、属性派生させてみるのもおすすめです。
●騎馬戦での頼れる味方「ハルバード」
色んなゲームで見かける「ハルバード」。本作では槍斧武器として登場します。
こいつが活躍するのは騎乗時です。本作では霊馬「トレント」に乗ってフィールドを探索できるのですが、騎乗中にも敵は遠慮なく攻撃してきます。
しかし地上では扱いやすい刀や直剣も、騎乗時ではいささかリーチが短く感じます。その時に便利なのがこの「ハルバード」。攻撃範囲も広く、馬上からでも敵に当てやすいです。
馬上で構えるのは、ビジュアル的にもよく映えます。もちろん普通の戦闘でも活用でき、特にR2の横振りは周辺の敵をまとめてなぎ払えます。
●ステータスが足りているなら「斬馬刀」
意外に使いやすいのが、大曲剣カテゴリーの「斬馬刀」です。
筆者は大曲剣がなんとなく使いにくいイメージでした。が、この「斬馬刀」はそこそこリーチがある上、一撃の威力も大きいです。また割と敵を怯ませやすいので、堅そうな敵との戦闘で重宝しています。
ネックになるのは必要ステータスの高さ。特に「筋力」が19必要なので、初めは両手持ちで使うと良いでしょう。
ただ馬の上で扱った所、モーションが素直で敵に攻撃を当てやすかったです。「放浪騎士」など、初期から筋力が高めの素性を選んだ人は、ぜひ片手運用を試してみてください。
●戦闘以外でも大活躍な「ロングボウ」
筆者の中で株爆上がりなのが「ロングボウ」。こちらも素性「侍」の初期装備です。
前述したように、本作では武器の複数持ちがしやすくなりました。特に「ロングボウ」はさほど重くないので、サブ武器として持っても苦になりません。
しかも本作にはフィールドの素材からアイテムを作る「クラフト」要素があります。素材はフィールドにいる動物を倒しても手に入るため、騎乗時に見つけた動物を射貫くなど、戦闘外での活躍も増えています。
クラフトでは弓矢自体も作れるため、「やっべぇ、矢がないわ」という時にも対応しやすく、個人的にはちょっと防具を軽くしてでも装備したい武器になっています。
●PS4でも“エルデの王におなりなさい”
『ELDEN RING』には、他にも思わず触ってみたくなる武器が山のようにあり、昨日は「つるはし」で敵騎士に殴りかかっていました。皆さんも、エルデの王を目指す際には色んな武器を試してみてください。
ちなみに、今回のプレイはPS4で行いました。オープンフィールドだけにロード時間が心配でしたが、思った以上に短時間で読み込みしてくれます。特にボス戦はいつもの「死にゲー」なだけに、リトライ時でも待たされないのは助かります。
またフロム作品の魅力である美しいステージ背景は、PS4で十二分に堪能できます。無論これをPS5で楽しみたい気持ちはありますが、PS4しか持っていないなら、やはり見逃すべきではないでしょう。
PS5版への無償アップグレードにも対応しているので、まずはPS4版でプレイし、後に本体が手に入ったら移行するという流れもおすすめです。
編集部おすすめ