『遊戯王 マスターデュエル』において、3月23日より新イベント「NRフェスティバル」が開幕。N(ノーマル)とR(レア)のカードのみ使用可能というルールなので、無課金勢や初心者でも楽しめる内容となることでしょう。


とはいえ、ノーマルやレアのカードは選択肢が多く、どんなデッキを組んでいいかわからない人も多いかもしれません。そこで今回は、「NRフェスティバル」でオススメの「幻煌龍」デッキをご紹介します。

なぜ「幻煌龍」デッキがオススメなのか
「NRフェスティバル」で「幻煌龍」デッキが有力なのは、動かし方が非常に分かりやすいため。テーマに属するモンスターは「幻煌龍 スパイラル」のたった1体で、しかも効果を持たない通常モンスターです。

この「幻煌龍 スパイラル」を、装備魔法や罠カードで補助しながら戦っていくのが基本的な戦い方。とくに罠カードには強力なものがあり、「幻煌龍の戦渦」は相手フィールドのカード1枚を破壊できます。また、「幻煌龍の浸渦」は相手モンスター1体の効果を無効にして、攻撃力を1000下げるというもの。両方とも、フィールドに「海」が存在すれば手札から発動できるのが驚異的。

フィールド魔法「幻煌の都 パシフィス」がキーカード
そして「幻煌龍」デッキを支える大黒柱が、フィールド魔法「幻煌の都 パシフィス」です。まず1つ目の効果は、条件を満たすと攻/守2000のトークンを特殊召喚できるというもの。さらに通常モンスターを召喚・特殊召喚した際に、デッキから「幻煌龍」カードを手札に加える効果もあります。

2つの効果が連動すると、トークンを特殊召喚した上で「幻煌龍」カードをサーチできるため、非常に強力。
さらに「幻煌の都 パシフィス」は「海」として扱われるルール効果があるため、「幻煌龍の戦渦」や「幻煌龍の浸渦」の補助としても役立つでしょう。

「幻煌の都 パシフィス」の効果でトークンを特殊召喚し、「幻煌龍」装備魔法や罠カードをサーチ。装備魔法の効果でデッキから「幻煌龍 スパイラル」を特殊召喚したり、手札から突然罠カードを発動したり…。シンプルながら多彩なバリエーションで攻められます。

運営から制限されるほどの強さ
「NRフェスティバル」で「幻煌龍」デッキをオススメする理由は、もう1つあります。それは、「幻煌龍」テーマに属するカードのレアリティが、すべてNかRだということ。他のデッキのように、SR・URのエースカードの存在を欠くことなく、フルパワーで戦えます。

とはいえ、流石に無規制では他のデッキと差が付きすぎてしまうはず。運営もそのように危惧したようで、「NRフェスティバル」のリミットレギュレーションでは、「幻煌龍」テーマが名指しで規制を宣言されました。

規制対象となったのは「幻煌龍の戦渦」と、「幻煌龍」デッキと相性がいい「潜海奇襲」。いずれもデッキに1枚までの制限カードとなっています。しかしこうした制限だけなら、まだまだ「幻煌龍」デッキは十分強力と言えるでしょう。


ちなみに、同じく主要カードのレアリティがNかRで構成された「バージェストマ」と組み合わせたデッキもオススメ。通常モンスター・水属性と共通点が多いため、デッキを組みやすいはず。

いざ「NRフェスティバル」用のデッキを準備して、いつもとは一味違うデュエルを堪能しましょう!
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