そこで今回、『ソウル』シリーズで最も苦戦したボスは?と題してアンケートを実施。479票と、多くの票を頂きました。まずは苦労したボスTOP5をご紹介、最後にはどの作品に登場したボスに苦労したか、あわせてお伝えします。
また、アンケートの性質上、ネタバレは避けられないので、各作品、特に最新作『ELDEN RING』を未クリアの方は十分お気をつけください。
同率5位:ゴースの遺子 21票
『Bloodborne』のDLC「The Old Hunters」に登場するボス。青白く不気味な身体と、内臓のようなピンク色の物体を叩きつけ、第二形態では羽化のように羽のようなものまで登場。強烈な連続攻撃と、本能的に嫌悪感を誘う奇声が耳障りなボスでした。
読者コメント
・胎盤を伸ばして遠距離攻撃してくるのが中々厄介だった… 二段階では巨体になり攻撃の威力が高く、奇声を上げて 暴れ牛の如く迫って来るのが凄く怖い。 トラウマになった
純粋に強いボスでした、出が早い攻撃からいやらしくディレイの効いた攻撃、落雷攻撃による焦りを誘や、第二形態になりさらに激しくなる攻撃、プレイヤーの地力を引き出してくれるこれぞBloodborneと言うボス!活路は前にありというBloodborneの全てを語ってくれる。最高に難しくて最高に楽しいボスでした。
・以降何と戦ってもあれ以上の敵に出会えないから
・DLCボスに相応しい体力攻撃力に加えて豊富なモーション、異常な登場シーンや武器と言った理由から選びました。
・そうです私がゴースの遺子倒せなさすぎてBloodborne9ヶ月放置おじさんです少なくともゴースの遺子だけに20時間はかけています本当にありがとう。
・今では楽しいボスだなと思いますが、当時は毎日数時間挑んでも勝てなくて、仕事しながらもどうすれば勝てるのかとずっと考えては試しといった感じでした。
・高耐久、読みにくい攻撃パターン、形態変化の三連コンボで心を折られ詰んだから。でも最後は何とか倒しました!
同率5位:「無名の王」21票
『ダークソウル3』に登場するボス。第一形態では飛竜に乗った姿で登場し、勝ちがイメージできないほどの壮大なバトルとなります。ようやく倒したと思ったら強力な雷攻撃を放つ本体と連戦になる点も苦労ポイントですね。また、ディレイ(少し遅れて)攻撃が放たれるため、プレイヤーにタイミングを掴ませず、なかなか慣れることのないボスと言えます。
読者コメント
・勝った瞬間、本当に勝ったのか実感できず、しばらく放心してました。
・第一形態と第二形態が用意されていて、かつ2パターン共に強いので慣れるのに時間がかかったからです。 特に第一形態は雷を纏った槍の叩きつけが強く、第二形態はディレイ攻撃と速攻の使い分けや離れた場所にも届く風と雷が強かったです。
・速いモーション、大ダメージかつ広範囲の落雷、絶え間ない攻撃で隙がなく。慣れるまで死に続け、初めて遊んだダクソということもあり強烈に印象に残っています。
・これまでのボス以上に殺され続けて、心折れそうになりながらあと一発で倒せるって所で読み負けして、マジで一生勝てないって思ってた時期があったから
・勝てなさすぎて3ヶ月放置した
・攻撃のディレイが絶妙 落雷のタイミングがプレイヤーと微妙に違うから混乱する
・50回くらいは死んだ。
・攻撃のディレイに慣れるのに何時間もかかった
3位:「怨嗟の鬼」23票
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に登場するボス。コヤツとの戦いはゲームクリアと関係なく、完全に任意。炎を操る鬼、「怨嗟の鬼」は、近距離でも遠距離でも気が抜けず、また「弾き」が効かない攻撃が多いことが特徴。これまで弾きを主軸に戦っていたプレイヤーは立ち回りの見直しが求められ、苦労したプレイヤーが多く見られました。
読者コメント
・終盤、クリア前の敵でこれまで積み重ねて磨いてきた戦い方が通用しないと強く感じた。 ・ラスボスより強かった。
・単純に体力が多い(作品で一番) 攻撃範囲が広い、一撃で死ぬ技もある sekiroなのに弾きが使えない(弾きに頼ってきた自分はめちゃくちゃ苦戦した
・デカい!強い!カッコイイ!から! そして倒すまで2週間かかった
・とにかく死ぬほど強かった
・すべての攻撃が高火力。図体がでかいためカメラワークが安定しない。近距離遠距離どちらも隙がなく面倒で何より体力ゲージが3本 倒せた時は思わず叫んでしまいました
・唯一折れたボス
・体力多い上に攻撃力が高いから 傘と泣き虫無しじゃ倒せないとすら思った
・弾き主体の本編と違って弾きとステップの切り替えを明確にしなきゃいけないのにゲージごとにかなり動きが変わってきて対処を覚えるのが大変だから
・強すぎて諦めました。
・作中ボスでは数少ない体力ゲージ3本持ち、おまけに図体がトップクラスにデカくて攻撃のリーチが長く火力も高い上、モーションを見てからの回避行動が難しい。SEKIROの裏ボスという位置付けなだけあって納得の強さ。
・そこまでの斬り合いの経験をぶち壊してくるところ
2位:「ミケラの刃、マレニア」50票
最新作『ELDEN RING』から、「ミケラの刃、マレニア」がランクイン。本作のコレクターズエディションのスタチューにも採用され、本作の中でもアイコニックなキャラクターといえるでしょう。ミケラの刃、マレニアの強さは、なんと言っても回復。水鳥乱舞のような多段攻撃も多く、苦労して削ったHPがじわじわと回復されていく絶望感は筆舌に尽くしがたいです。
読者コメント
・回復持ちは従来でも登場していたが、大概予備動作が長かったり、隙を伴っていた。しかし彼女には必要なかったのだ。
・盾貫通回復、許さねえ……!!!
・リゲインは…あかんて…
・素早い動作に加えて攻撃で回復するのがひたすらに辛かった。
・必殺技が出てこないことを祈らないとほぼ勝てない為(通称お祈り)
・どこをどう考えても1番難しいから。
・ダークソウル系のアクションでSEKIROのボスと戦ってる様に感じるボス。通常の攻撃などは数回で避け方が分かる様になるが、大技は何十回も死んでやっと避け方が分かるという、まさに死にゲー。盾の上からでも攻撃が当たると回復していくという、安易な盾受け許さない、まさに最強。
・回避ミスが即死につながる大技を複数もっている上に回復持ち。
・攻撃力の高さ、モーションの強さ、攻撃に当たると回復される等あらゆる面においてとにかく強い。マレニアだけで合計死亡数290回、時間だと約10時間かかった。ステを生命力に振っていなかったとはいえ、遺灰や腐敗、出血、凍傷など今作の優遇されている要素をある程度使っても非常に強く感じた。ツヨスギー。
・回避困難な凶悪な攻撃を多数有し、更には全ての攻撃にHP吸収効果を持つ、過去作のボスを遥かに凌ぐ屈指の難敵。
・結局水鳥を見切れないまま倒してしまった。
・水鳥乱舞を避けるのが難しく盾で受けても回復してしまうところ。なんとかして倒した!と思ったら第二形態へ突入である。
・エルデンリングがソウル系ゲーム初プレーだった為、15時間の死闘を強いられたマレニアに当然の一票。
・リゲインでこっちが必死の思いで削ったHPを回復していく絶望、 更にこれ避けれるのか?と初見で思わせる乱舞、 やっとの思いで倒せたと思ったらムービーからのまさかの第二形態ありという更なる絶望 個人的には歴代一ですね。
・速い、火力高い、回復する、第二形態ある、つまり最強
・ガード貫通のリジェネによってゴリ押しをする難度が高いため、「うまく立ち回ること」を強要されるのが難しいポイント。
・水鳥乱舞が避けられないし、何より攻撃当たると回復されるのがきつ過ぎる。
・ソウルシリーズ、SEKIROすべて含めた経験値があっても一番時間がかかった。行動のすべてが殺意の集大成という感じだった。
・敵だけBloodborne、弾けないSEKIRO。全ての過去ボスたちを超越した最新最強のボスです。
1位:「葦名一心」59票
栄え在る1位に輝いたのは、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のラスボスとして、葦名弦一郎の直後に登場する葦名一心。シンプルな強さだけでなく、弦一郎を含めると長期戦になり、かなりの集中力を要する点も苦労ポイントでした。強力なボスながら「良いボス」と評する声も多く、己のチカラのみで撃破する達成感は、フロム・ソフトウェアが手掛けた作品でも随一を誇ります。
読者コメント
・連戦からのゲージが3段階で集中力を保つのに苦労した 苦戦したが、SEKIROの全てである「迷えば敗れる」をラスボスとして身をもって教えてくれる展開のアツさが好き
・20時間やり込んで倒せた思い出深いボス、ほんとに強かった。
・前座の弦一郎も合わせて4ゲージあり、戦う時間が一番長い為、集中力も切れやすい。
・前座の弦ちゃんと合わせて4形態あり、動きもなかなか違ってくるので初死にゲーだった私はかなり苦戦しました
・純粋な強さ。
・とにかく倒せなかった 倒せな過ぎて一年寝かせてからもう一度初めからゲーム始めたら倒せた笑
・フロムゲーのラスボスは比較的弱い…そう考えていた時期が俺にもありました 実際ほかのボスと比べてHPバーが多いため長期戦になりやすく、ただでさえ厄介な攻撃が多いうえにHP段階により行動パターンが多様に変化するため、プレイヤーの集中力が試される、まさに「迷えば、敗れる」を体現しているボスでした …苦難モード、リベンジしなきゃなあ
・動きが早く近中遠全て対応されてる 多彩なムーブや攻撃タイミングが限られている
・レベル上げの概念がなく、ゴリ押しとかではなく、己の力のみでたたかうから!
・重い一撃や弾き切りにくい技など多彩な攻撃に苦戦
・葦名弦一郎に始まり三度の形態変化……それぞれが確立された強さにも関わらず、攻撃パターンの増える辛さ……そして絶妙なディレイに遠距離も油断できない万能性 とても楽しく20時間かけたおもひで
・兎に角強い。小学生が2秒で考えた「僕の最強のボス」って感じ。およそボスと呼ばれるものに乗せられるトッピングが全部乗ってる。強すぎて笑っちゃうし、そうして笑ってるうちに楽しさが芽生えてくる。フロムゲーの面白さを一身に体現した良ボスだと思う。
1位:「葦名一心」59票
2位:「ミケラの刃、マレニア」50票
3位:「怨嗟の鬼」23票
同率5位・「無名の王」21票
同率5位:「ゴースの遺子」21票
以上の結果となりました。『ELDEN RING』発売直後に実施したアンケートでしたが、数値的なレベルアップよりも、プレイヤースキル的なレベルアップが求められる『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が強く印象に残っていますね。
次ページでは、頂いた票を作品別に分けました。どの作品のボスに一番票が集まったか、お見逃しなく!
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』130票
『Bloodborne』92票
『ELDEN RING』77票
『ダークソウル3』87票
『ダークソウル』61票
『ダークソウル2』21票
『デモンズソウル』9票
こちらは発売が近い順に満遍なく票が集まった印象ではありますが、やはり『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』には多くの票が寄せられました。最後に、TOP5には入らなかったボスに寄せられたコメントを紹介します!
マンイーター『デモンズソウル』
・落下しやすい地形、2体出てくるボス、ソウルシリーズ第一作目のころのプレイヤースキルの低さの3拍子揃って難易度が高かった
オーンスタイン&スモウ『ダークソウル』
・倒すのに20時間かかりました。2体同時がとにかくキツいのに、倒した後にさらに強くなるのが鬼畜すぎでした。恐らく自分はレベルが足りてなかったんだろうとは思いますが、歴代のシリーズでもここまで時間かけたボスは居ないです
・シリーズ初プレイだったこともあり、とにかく苦戦しました。 彼らを倒したときの達成感があったからこそ、ソウルシリーズの大ファンになったのかもしれません。
混沌の苗床『ダークソウル』
・ネット環境が揃っていなかったので、オフラインでプレイしていたが、とにかく攻略法がわからなかった。ひたすらに避けながら木の枝に斬撃、ダメなら打撃、突っついて…燃やして…。 あらゆる属性を当てまくった結果、結末はアレ…。心が折れるどころか骨が折れた…。
・溶岩ステージが目に、篝火からボス戦までの距離が心に、ボス戦ステージが頭にきました。
煙の騎士『ダークソウル2』
・オーソドックスなタイプのボスなのにとんでもなく強い
・他シリーズと比べて回避行動が強いわけではない上に、盾受けができない状態でタイマンしないといけないのが難しいポイント ただ倒した時の達成感がすごい
闇潜み『ダークソウル2』
・攻撃が激しく、特に後半分身を出してからは地獄 物理ダメージが通りづらく、ビルドによっては非常につらいため
・初期バージョンの場合、人の像を入手できる数が周回毎に決まっており、その周で取得できる分を全て使い切り心が折られた。その10年後となる去年、エルデンリングをやる前にコイツを倒さないわけにはいかぬと思いリベンジをした事も相まって非常に印象深いです。 キングスフィールド版シースを感じさせるデザインも好き。
ガスコイン神父『Bloodborne』
・人生初死にゲーがBloodborneでいくらやっても神父に勝てず心が折れゲームを封印し、半年後ぐらいに久しぶりにやって苦労して苦労してやっと勝てたからです。 後にも先にも死にゲーのボスで心が折れたのはガスコイン神父だけです。
・序盤のボスとしてはあまりにも強すぎるが、ブラッドボーンの基本的な立ち回り(ステップ回避や銃パリィ)を教えてくれる良ボス
修道女フリーデ『ダークソウル3』
・第1形態の時点で既に強めのボスなのに当時初の第3形態まであるボスで、長期戦による集中力の維持が大変なのと単純な強さが相まって苦戦した。フロムゲーでフリーデほど撃破できるまでに時間がかかったボスは、エルデンリングが発売した今でも存在しない。
・弱めで次があると思った第1戦、2対1での戦闘に苦労させられた第2戦、スタイリッシュな攻撃に苦労させられた第3戦と予想外の3連戦で最後まで大変で楽しいボス戦でした。
闇喰らいのミディール『ダークソウル3』
・シリーズ恒例の強い竜との戦闘 一撃一撃が重く、手数も多い。ブレスと薪の王総辞職ビームが特に激しい 状態異常はほとんど通じず属性耐性もあって雷以外はほとんど通じにくい 顔の前で張ると戦いやすくなる、ドラゴンボスの完成形のひとつだと思ってます。
・初めて触ったソウルシリーズで、本編、DLCとクリアしていって最後に残ったボス。デカい!強い!かっこいい!の三拍子 万里の長城かとおもったらHPバーでした。
獅子猿『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』
・リズムゲームの如く敵の攻撃を弾く本作において攻撃のリズムが変則的で見切りづらく、回復を使い切ってまで倒したと思った矢先に起き上がり首無しとの2回戦が始まった時は心が折れました。
・迫力の大型ボスをやっとの思いで忍殺したと思ったらまさかまさかの首無しで復活!その衝撃に加えてそれまでと全く異なるパターンの攻撃に翻弄され何度も怖気死んだ
火牛『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』
・忍具に慣れていない状態で、弾きをしても溜まる炎上ゲージに焦り回避をしながらチクチクしていくとジリ貧になり死んでしまう事が多々あり強かったです
・パッと見、いままでの敵と違って弾きが通用する相手に見えず、実際弾いても炎ダメージが貫通してきたり独特のディレイとリズム感を持っていて戦いにくく感じた。