そのポケモンの名は「レジギガス」。発売前はそれほど騒がれていないカードでしたが、新環境最初の週末を迎えると、各地の大会で優勝報告が続出。比較的安くデッキが組めて、なおかつ強いと評価が上がってきました。
本記事では、そんな「レジギガス」の特徴をご紹介します。
◆盤面が揃えば止められない!並いる“環境デッキ”を沈める圧倒的火力
「レジギガス」デッキの核となるのは、拡張パック「タイムゲイザー」に収録された同名カードです。特性「こだいのえいち」 には、自分のトラッシュからエネルギーを3枚まで選び、自分のポケモン1匹に付けるという強力な効果が!
これだけ見るとゲームバランスを破壊しかねませんが、特性を発動させるには大きな条件があります。それは、自分の場に「レジロック」「レジアイス」「レジスチル」「レジエレキ」「レジドラゴ」を全て出すこと。自分のバトル場とベンチに展開できる6匹のポケモン、その全てをレジ系のポケモンで埋め尽くす必要があるのです。
非常にハードルは高いものの、特性が発動してしまえばこっちのもの。最強の呼び声高い「ミュウVMAX」を始めとするVMAX系統が相手なら、「ツインエネルギー」「パワフル無色エネルギー」を絡めた「レジギガス」のワザで320以上のダメージが出せるため、一撃で粉砕。
「アルセウスVSTAR」「オリジンパルキアVSTAR」等、流行りのVSTARに対しても、それぞれ「レジロック」「レジエレキ」で弱点を付けば大ダメージ。
さらに強いのが「レジドラゴ」でしょう。
まさに“伝説のポケモン”に恥じない強さを見せつけてくれる。それが「レジギガス」デッキなのです。
◆レジ系を全て並べるのが、とにかく大変!
非常に強い「レジギガス」デッキですが当然、弱点もあります。最大のウィークポイントは前述の通り、「レジギガス」の特性を使うために全てのレジ系ポケモンを展開し続けなければいけないこと。
この状況を言い換えると、バトル場やベンチにレジ系以外のポケモンを置く余裕がありません。手札がどんなに悪くても「クロバットV」や「ネオラントV」といった汎用カードに頼れず、「マナフィ」すら置けないため相手のベンチ攻撃は通し放題。「ミュウVMAX」の台頭で少なくなったものの、「れんげきウーラオスVMAX」あたりには相当の苦戦を強いられるでしょう。
「崩れたスタジアム」や「セイボリー」といったベンチに干渉するカード、及び「ジュラルドンVMAX」等の特殊エネルギーメタも苦手。そしてなにより「ガラルタチフサグマ」等の、「たねポケモン」からダメージを受けない相手には、完全に“お手上げ状態”になります。
◆盤面にレジ系が揃うと気持ち良い!気になったら、ぜひ作ってみて
どんなデッキにも弱点はあります。特に『ポケカ』は、“あちらを立てれば、こちらが立たず”といった状況が多々あり、出来ないことや苦手なことばかり注目するのも野暮でしょう。
「レジギガス」デッキ最大の魅力は、盤面にレジ系が揃った瞬間の気持ちよさ、これに尽きます。かなり極端なデッキ構築になるものの、準備が整った時の強さは本物。高額なカードも必要なく、組みやすい部類に入ります。
気になったらぜひ一度デッキを作って、レジが勢揃いするオールスター感を堪能してみてください。