さまざまなVTuberが『Apex Legends』で競い合う人気イベント『VTuber最協決定戦』。4月17日に予定されている第4回の開催に向けて、参加者たちは公式・非公式カスタムで練習を積んできました。
今回はその中で生まれた名シーンの数々をご紹介していきます。

樋口楓さんが植え付けた「シーラ」のトラウマ
「にじさんじ」所属の樋口楓さんは、「L-スターEMG」をこよなく愛していることで有名。4月8日に開催されたカスタムでは、LMGと相性のいいランパートをピックし、大暴れしていました。

とくに驚異的だったのが、アルティメットアビリティ「ミニガン『シーラ』」の見せ場。圧倒的な火力で、建物の扉を吹き飛ばす効果もありますが、カスタムではそうした強みが遺憾なく発揮されました。

第4試合では、「ホロライブ」所属・湊あくあさんのチームが陣取っていた建物に突撃。その際、扉を常闇トワさんが押さえていたのですが、耳をつんざくような爆音を鳴り響かせながら扉ごと1キル。さらにそのまま星街すいせいさんも“瞬溶け”させます。

壮絶な体験に、常闇トワさんは「なるほどね。ランパートっていうのがいるのね、この大会には…」「心に傷を負った、今」とトラウマを植え付けられてしまった模様。ちなみに両チームが接触したのはこの時だけでなく、何かと交戦する機会があり、そのたびに「シーラ」の轟音が響いていました。

これぞバトロワ!湊あくあさんが魅せた生存力
味方を2人失った後、ソロで順位を上げていくのもバトロワゲームの醍醐味。
カスタム中には、“ソロマスター”到達の実力者として知られる湊あくあさんのスーパープレイが注目を浴びました。

4月8日のカスタムで、「シーラ」の悲劇が起きた際に1人だけ難を逃れた湊あくあさん。その時点の順位は20位だったのですが、怒涛の勢いで順位を伸ばしていきます。

一般的なプレイヤーであれば、ソロになった時点でなるべく敵に見つからないように隠れようとするもの。ですが、湊あくあさんは隙を見てキルポイントを狙いに行くアグレッシブなプレイを見せ、なんと4人ものプレイヤーが犠牲に。

最終的には1960ダメージを叩き出し、順位は5位にまで上昇。驚くべき活躍に、チームメイトの常闇トワさんも「災害やな…」と愕然としていました。

吸血鬼・葛葉さんの生命力はやっぱり桁違い?
「にじさんじ」所属の葛葉さんは、湊あくあさんとはちょっと違った方向性で生存力を発揮。4月11日に行われたカスタムの最終試合、序盤に味方のイブラヒムさんと卯月コウさんが落とされた後、吸血鬼の本領(?)を見せつけていました。

ヴァルキリーをピックしていた葛葉さんは、飛行能力を活かしてマップ中を縦横無尽に移動していきます。まずは敵が撃ち合いを繰り広げている真っただ中で、こっそり味方2人を蘇生。イブラヒムさんだけは何とか生き延び、合流に成功します。


その後も乱戦にちょっかいを出してキルを奪ったり、一瞬だけピークしてアークスターを刺したりとやりたい放題。終盤ではふたたびイブラヒムさんを失いますが、まだまだ活躍は終わりません。

銃弾が飛び交う中をジェットパックで飛び越えた上、たまたまつながっていたジップラインも活用し、しぶとく生存。最後は燃料タンクが尽きて、周囲に敵が密集しているところに落下しますが、誰も葛葉さんに気づかないという奇跡が舞い込みます。

ちょうど運悪く常闇トワさんが目の前で回復していたため、ウィングマンですかさずノックアウト。これがきっかけで彼女のチームは全滅することに…。

最終的に1920ダメージを稼ぎ、順位を4位まで伸ばすという大活躍。思わず目を疑う展開に、卯月コウさんは「とんでもない光景を見てしまったぞ」と呟き、イブラヒムさんも「荒らしです」「マップの端から端まで荒らしていきました」と感嘆していました。

さまざまなVTuberたちの個性が際立つ『VTuber最協決定戦』。きたる本番ではどんなドラマが見られるのか、刮目して見守りましょう!
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