タクティカルFPS『VALORANT』の国際大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavík」にて、日本代表チーム「ZETA DIVISION」が大躍進を遂げました。

その立役者と言っても過言ではないチームリーダーのLaz選手は、同作以外にもいわゆる“フロムゲー”が大好物とのこと。
しかも『DARK SOULS』シリーズに関しては、ほぼ達人レベルの実力を誇っているようです。

『DARK SOULS』の腕前も一級品!?
Laz選手は専業でプロゲーマーとして活動しており、日常生活のほとんどを『VALORANT』に費やしている様子。練習が終わるとTwitchで生配信を行うこともありますが、そこでも同作のランクマッチをプレイしています。猛者が集まる「ZETA DIVISION」ですが、Laz選手の練習量は他の追随を許さないのだそう。

それでも、たまには息抜きが必要になるらしく、Laz選手はフロム・ソフトウェアのゲームを配信上で遊ぶことがあります。とくに『DARK SOULS』シリーズがお気に入りで、インタビューなどでは通算1,000時間以上プレイしていると語っていました。

そんなLaz選手ですが、2021年12月に生配信上で『DARK SOULS REMASTERED』の実況プレイを実施。しかも、1回でも死ぬとやり直ししなければならない“ノーデス”縛りを課すという、無理難題に挑戦し始めたのです。

徐々に“壊れていく”Laz選手
説明するまでもありませんが、『DARK SOULS』は高難易度で知られるアクションゲーム。それをノーデスでクリアするには、確かな実力と経験値が求められます。しかし、開始前のLaz選手は「いけないことはなさそう。ぶっちゃけ」と自身満々。
その宣言通り、最初のボス「不死院のデーモン」戦は、「フレームで避けれるんですよ」と見事な立ち回りで圧倒していました。

そこから危なげないプレイでどんどん進んで行ったLaz選手ですが、「城下不死街」で敵の連撃を被弾してしまい、まさかのデス。続くTake2では“前世”のミスを取り返しつつ突き進んで行ったものの、「亡者」の群れをローリングでスキップしようとしたところで引っかかってしまい、そのまま袋叩きに…。

その次のTakeでは、中盤の「地下墓地」でまさかの落下死。続くTakeでも細かいミスを重ねてしまい、“死に戻り”を繰り返すことに。つねにポーカーフェイスで冷静な印象のLaz選手ですが、ノーデス縛りの過酷さに、表情を歪めてしまう場面も見られました。

とはいえ、さすがは超一流のプロゲーマー。抜群の修正力でTakeを重ねるたびに記録を伸ばし、最後には感動のクライマックスが…。

過酷な縛りを見事達成し、両手を挙げて喜ぶLaz選手。その様子に、ファンからは「普段クールなLazさんのくるくる変わる表情のおかげで最後まで面白かったです」「続編も楽しみにしてます」と大きな反響が上がっていました。

ちなみに、Laz選手はフロム・ソフトウェアの最新作『ELDEN RING』も配信上でプレイししたことが。大会を控えていたため、さわり程度だったのですが、初見で「忌み鬼、マルギット」の体力を半分まで追い詰め、そこから約1時間程度で突破しています。


もしかすると、その屈強な精神力は“フロムゲー”の経験も影響しているのかも…。ぜひアーカイブを見て、試合中とは違う一面に触れてみてください。
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