本作は2004年にPC/PS2、2009年にPSP向けに発売された『太閤立志伝V』をベースに、新武将や追加イベントなど、新要素をくわえたリマスター作品。
総勢960名のプレイアブルキャラクターが登場する本作は、個性豊かな武将や商人、剣豪などが多数用意されています。その中でもやはり本作で非常にインパクトがあるキャラと言えば「二階堂盛義」でしょう。本稿では、いよいよ発売された『太閤立志伝V DX』で「二階堂盛義」を紹介していきます。
なぜ「二階堂盛義」はコーエー作品の人気キャラになった?
そもそも今のインパクト抜群の「二階堂盛義」の顔グラフィックは、同社の歴史シミュレーションゲーム『信長の野望・蒼天録』が初登場。そのインパクトで大きな反響を呼び、これ以降『太閤立志伝V』などいくつかのゲームでこのスタイルが引き続き採用されています。
コーエーテクモゲームスもその人気をよく理解しているようで、同社の公式LINEスタンプ「信長の野望」にも有名武将たちと並んでラインナップ。また、ソーシャルゲーム『100万人の信長の野望』『信長の野望 201X』でもお馴染みの(?)顔グラフィックです。
『太閤立志伝V DX』で「二階堂盛義」は、蘆名家に所属する岩代国・須賀川城の城主として登場します。ステータスとしては知謀が高いほか、足軽・弁舌・算術の技能が2以上で、比較的プレイしやすい能力の持ち主。初期状態で配下はいないものの、本作は城主になれば配下を増やし放題なので人材を増やせば東北・関東の雄を相手に渡り合うのも難しくありません。
ちなみに同じく顔グラフィックで有名な隈部親永(LINEスタンプで盛義の横で驚いている方)は本作に登場せず。
「二階堂盛義」だけじゃない!とっても気になる武将たち
■宮部継潤
とても不機嫌そうな顔に見えていつも謝りたくなってしまうお方。この人もそうですが、本作の顔グラフィックは多くの方々が「信長の野望」シリーズから採用されていますね。
■鬼庭左月(良直)
真っ直ぐな瞳と笑顔がとても印象的な武将。伊達家臣で能力も高いため、東北での合戦では見かけることも多い人物です。
■間宮康俊
見ると謝ってしまいたくなる顔その2。すごい格好いい顔なんですけどね。
■土岐頼次
迫力のある武将のグラフィックが多い本作の中でも際立つ困り顔。年代によって仕える主君が大きく異なります。
■金森可重
何笑ってんですか。なんですか。
■前田慶次
おなじみ「傾奇者」は本作の見た目のインパクトがすごい。
自分だけのオリジナル武将を戦国時代に送りだそう!
本作は条件を満たすことでオリジナル武将作成モードが解放されます。オリジナル武将は最大40人まで作成可能で、プレイヤーキャラクターにするだけではなくNPCとしてゲーム内に登場させることも可能。父親を織田信長にするなどの出自設定もできます。
オリジナル武将は、老若男女8種類の顔ベースと好きな顔パーツを組み合わせて見た目を自由に変更することができます。武将らしい甲冑姿はもちろん、アフロヘアーからチャイナ服、セーラー服など非常にバラエティ豊かなパーツが用意されているため、プレイヤーの想像力次第で戦国時代をより彩れます。
ゲーム内では特定の武将と親密度を上げて「札」を入手することで、新たな顔パーツを入手することもできます。『太閤立志伝V DX』では新たなパーツが増え、中国の軍師のような姿もできるようになっています。現在放送中のアニメの「軍師」を作るなど、好きなキャラクター再現も面白いかも知れません。
期間限定配信「ねこ武将モード」も楽しいぞ!
本作は6月2日までの期間限定配信で「ねこ武将モード」も配信中。2021年にサービス終了した『のぶニャがの野望』に出てくる「ねこ武将」にグラフィックを差し替えるもので、とてもキュートな見た目でゲームを楽しむことができるようになります。
登場する「ねこ武将」たちは、見た目や持っている小道具などで戦国武将たちの特徴をよくつかんでいて、かっこいいから可愛いまで個性豊かです。
ちなみに「ねこ武将」の盛義は全身で驚いている姿。これもインパクトは強いのですが、この方に関してはやはり元のほうが圧倒的にすごいですね。
いつもと一味違うプレイスタイルを楽しみたい方はぜひ「ねこ武将モード」もお試しください。PC(Steam)/ニンテンドースイッチでダウンロード後、環境設定からモードをオンにすることで遊べますよ。ただし無料ダウンロードは6月2日まで。その後、有料販売の予定は無いと公式サイトに記述があるため、お早めに。
『太閤立志伝V DX』はPC/ニンテンドースイッチ向けに発売中。パッケージ/ダウンロード版それぞれ通常版のほか「太閤立志伝V マニアックス」や歴代楽曲集が付くTREASURE BOXも販売中です。