VTuberの世界に降り立ったお嬢様風の女性
壱百満天原サロメさんは、今もっとも注目されているVTuberの一人。5月24日の初配信からわずか5日で、YouTubeのチャンネル登録者が50万人を突破するほどの勢いを誇っています。
そんな彼女の一人称は「わたくし」で、「ごきげんよう」「ごめんあそばせ」「オホホホホ」といったお上品な言葉遣いをつねに崩しません。ビジュアル的にも、いかにも貴族的な生まれのお嬢様に見えるでしょう。しかし公式プロフィールによると、その正体は「本当のお嬢様に憧れる一般女性」とのこと。
数奇な星のもとに生まれた存在ですが、配信上ではそのギャップに満ちた一面が顔を覗かせることも。たとえば5月25日に行った『バイオハザード7 レジデント イービル』の実況プレイでは、虫たちの飛び交う森の中を進みながら、「くっせぇですわ!」とリアクションしていました。
その後も引き続き「おバイオ」の実況を行っていますが、インパクト抜群のシーンが続出。5月27日の配信では、敵にヘッドショットを決めながら、「死んでくださいまし~」「ドタマぶっ放しますわ!」と昂る様子が見られます。
普段はお上品なお嬢様でありながら、ゲーム中には突如豹変したかのように、強烈なワードが飛び出してくる…。その姿を目にした人々からは、「ゲーミングお嬢様の擬人化みてえなキャラ立ちですわ。
「ゲーミングお嬢様」原作者も認めるパワー
口々に話題に上がっている「ゲーミングお嬢様」とは、「少年ジャンプ+」で連載中のeスポーツ系コメディマンガ。日本中のお嬢様ゲーマーが憧れる「聖閣東芸夢学園(せいかくとうげいむがくえん)」を主な舞台に、格闘ゲームに青春を捧げるお嬢様・祥龍院隆子の活躍が描かれる作品です。
祥龍院隆子は学園でもトップの座に君臨しており、普段はいかにもお嬢様然とした言葉遣い。しかしゲームのこととなると瞬時に沸騰し、「こんッッッのクソッタレ野郎 おふざけがすぎましてよッ!!」「クソわよッッ!!間違えたお排泄物ですわよッッ!!」などと口走る一面が。
そんな描写を踏まえてみると、壱百満天原サロメさんが「ゲーミングお嬢様」を体現した存在に見えてくるのではないでしょうか。
ちなみに“ゲーミングお嬢様語”を話す新人VTuberを、「ゲーミングお嬢様」の原作者である大@nani先生も認知しているよう。Twitter上では彼女の配信に言及しつつ、「ここまで“お嬢様”を使いこなすお嬢様は見たことありませんわぁッッッ」「全人類サロメ様配信を見てほしいですわね」と大絶賛していました。
また、壱百満天原サロメさんの方も「ゲーミングお嬢様」をリスペクトしているようです。彼女がTwitter上で最初に「いいね」したのは、大@nani先生の「とんでもねー女が現れましたわね」というツイートでした。
はたして壱百満天原サロメさんは、祥龍院隆子のように、日本中にその名を轟かせる“全一お嬢様”になれるのでしょうか。今後の活躍に期待が止まりません!