このところ、ストリーマー界隈を賑わせているサバイバルゲーム『Rust』。6月9日から10日にかけては、ひょんなことから有名ストリーマーのスタンミさんと「ぶいすぽっ!」の人気VTuberが“大激戦”を巻き起こし、大きな盛り上がりを見せていました。


サーバー内を巻き込んだ大騒動に
『Rust』は広大な島を舞台として、プレイヤーたちがサバイバルを繰り広げるゲーム。6月6日からプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」と招待制ゲーミングコミュニティ「VAULTROOM」協力のもと、配信者のみが参加できる“ストリーマー専用サーバー”が誕生。総勢100名以上のストリーマーが共存しています。

ゲーム内ではそれぞれがチームを組んで拠点を築いたり、他のプレイヤーを倒したりと、さまざまなドラマが頻発。とくに注目を集めたのが、スタンミさん陣営と「ぶいすぽっ!」陣営による拠点の攻防(レイド)でした。

そもそもの発端となったのは、スタンミさんが生活に困って兎咲ミミさんの馬を盗んでしまったこと。これに関連して、後に一ノ瀬うるはさんが「人殺してみたかったんだよな」という理由でスタンミさんを撃ち抜く事案が発生します。

その後もアレコレと因縁が深まっていき、6月9日に正式なレイド戦を行うことに決定。3vs3というルールで、MaTtyoさん・まいたけさんを加えたスタンミさん陣営、花芽なずなさんを加えた「ぶいすぽっ!」陣営が正面から激突しました。

サーバー内で初のレイド戦ということもあり、SHAKAさんやだるまいずごっどさんなど、総勢30名以上の野次馬が集結。戦場近くに設けられた観客席から、戦いを見守ります。そして彼らは、なんとも悲惨な戦いを目撃することに…。


大観衆が見守ったバトルの行く末
レイド戦のルールをざっくり説明すると、お互いに武器を駆使して相手の拠点を攻め立て、制圧した方が勝ち。当初の構図としては、スタンミさん陣営がアタッカーサイドとして、「ぶいすぽっ!」陣営の拠点に攻め込んでいきました。

しかしその成り行きは、開幕から波乱万丈。スタンミさんが馬に乗り、「ぶいすぽっ!の小娘いますか」と挨拶しに近づくと、もはや言葉はいらないとばかりに、問答無用で狙撃されてしまいます。

そして戦闘が始まるも、拠点内の高台からスナイパーライフルによる精密狙撃を受け、次々ダウン。攻略の糸口を模索するものの、思うようにはいかず、せっかく用意したロケットランチャーもほとんど戦果を挙げられません。

さらには、いつの間にか相手が自陣に攻め込んでくるというカウンターレイドも発生。「待って、敵攻めてきてね!?」と驚愕するスタンミさんの目前で、無慈悲にもロケットランチャーが打ち込まれます。

そもそも、「ぶいすぽっ!」陣営は事前に花芽さんが武器商人を営んでいたSHAKAさんから物資を仕入れていたこともあり、軍事力に雲泥の差が付いていました。やがてスタンミさん陣営は、「もう近づけもしねえ!」「なんでこんな結果になっちまったんだよ…」とお手上げ状態に…。

最終的には自拠点を制圧されてしまい、スタンミさんは「こんなキツいの?レイドって…」と漏らしつつ、降伏を宣言。謝罪を行うことになったのですが、一ノ瀬さんが見せしめと言わんばかりにロケットランチャーを放ち、戦いは幕を下ろしました。


ちなみに、スタンミさん陣営もSHAKAさんから物資を仕入れており、大量の借金を作っていました。そのため終戦後には返済のため、“地下労働”に出向くことに。真の黒幕はもしかして…。

他にもストリーマー専用サーバーでは、数々のドラマが繰り広げられています。次なる主役となるのは、一体どの配信者なのでしょうか…。
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