これまで『ウマ娘 プリティーダービー』というコンテンツでは、さまざまな映像が制作されてきました。そこで“影の主役”としてファンを虜にしてきたのが、ナレーションなどを務める男性声優たち。
とりわけ印象深い声優の活躍を振り返ってみましょう。

新CMを盛り上げる福山潤の名演技
7月11日、『ウマ娘』CMシリーズの最新作として「GENERATIONS 勇者ひしめく時代」篇が公開されました。この映像はエアシャカールやアドマイヤベガ、アグネスデジタルなど、1999年~2000年世代のウマ娘たちが主役となっています。

そこでナレーションを担当しているのが、声優の福山潤さん。アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」のルルーシュ・ヴィ・ブリタニア役など、多くのイケメンキャラを演じてきた人気声優です。今回のCMでも、“王道”を求めるカリスマ的演技を披露しており、どことなく「ルルーシュ感がある」と話題を呼んでいました。

『ウマ娘』は女性声優が目立つことの多いコンテンツですが、その裏では男性声優たちが世界観を支えています。現在公開中のCMシリーズ「GENERATIONS」でも、数々のスタイリッシュなナレーションが放送されてきたことが印象的。

たとえば第5弾「GENERATIONS 変革する時代」篇では、アニメ「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役で知られる梶裕貴さんがナレーションを担当。他にも森川智之さんや古川登志夫さんなど、錚々たる面子が『ウマ娘』ファンの心を震わせる名フレーズを発してきました。

また、男性声優が活躍しているのはCMだけではありません。とくに印象的なのは、アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」でトレーナー役を演じた沖野晃司さんでしょう。
イベントや動画での顔出しも行っており、コンテンツの“顔”といっても過言ではない存在感を放っています。

ツダケンの「ダービー語り」は必聴
そしてアプリ『ウマ娘』において、高く評価されていたのが“ツダケン”こと津田健次郎さん。アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」海馬瀬人役などで知られる人気声優です。

津田さんは、メインストーリー第3章「夢を掴む特急券」にてナレーションを担当。第3章は競馬の祭典「日本ダービー」が話の軸となっており、各エピソードの最初に「日本ダービー」で伝説を残した名馬をモデルとするウマ娘が登場していました。

日本競馬史上最多となる20万人近い観客の前で、逃げ切り勝ちを掴んだアイネスフウジン。64年ぶりに牝馬の身でダービーを勝利したウオッカなど、モデル馬の印象的なエピソードが、ウマ娘と重なる形で語られることに。その感動を声によって演出したのが、ほかでもない津田さんの功績です。

ファンの間では、未だに第3章が語り草となっている様子。SNS上では「3章は未だに見返すと泣けるし、津田さんのナレーションの時点で涙腺がやばい」「いきなりツダケンのナレーションで始まるところからもうヤバい」と評価する声が後を絶ちません。

『ウマ娘』の人気を影から支えている、実力派の男性声優たち。今後、どんな声優が新たに参加していくのか、期待しながら見守りましょう!
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