今、スマホゲーム界隈では、「コードギアス 反逆のルルーシュ」や「鋼の錬金術師」など、2000年代に放送されていたアニメの版権ものが大人気。10年以上の時を経てなお愛され続けるその魅力とはいったいなんなのか?考察してみましょう。


『ロススト』が早くも100万DL突破!
2022年5月、「f4samurai」開発・運営、「DMM GAMES」配信のスマホゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』がサービスを開始しました。本作は2006年に放送を開始したアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を原作とした作品。プレイヤーは男女のどちらかを選択し、新しい主人公となって「コードギアス」シリーズの世界を見ることになります。

サービス開始からわずか1カ月でダウンロード数が100万を突破し、スマホゲーム界久々のヒット作となった『ロススト』。アニメのストーリーを踏襲しつつ、新主人公の存在によってキャラクターたちが新しい一面を見せてくれるところが人気となっているようです。

一方、こちらはサービス開始前ですが、早くも話題となっているのが「スクウェア・エニックス」の『鋼の錬金術師 MOBILE』。原作漫画「鋼の錬金術師」は2度もアニメ化された人気作で、「コードギアス」と同じく2000年代のアニメを代表する名作となっています。

サービス開始前ながら、ゲーマーの注目を集めている同作。特に、エドが駅の公衆電話にコインを投入して電話をかけると、電車に乗ってキャラクターがやってくる…というガチャ演出は大好評。「天才のハガレンオタクが考えたガチャ演出か!!??」「このゲーム節々から原作へのリスペクトが感じられて期待しかない」と、ネット上では絶賛の声が上がっています。

他にも、「KLab」が2007年放送開始のアニメ「天元突破グレンラガン」初の公式アプリゲーム制作プロジェクトに参画していることが発表されており、今スマホゲーム界隈では2000年代のアニメが原作として大人気となっています。

ダークでハードな世界観が魅力
これらの作品に共通している特徴はなんなのでしょうか。
「コードギアス」「鋼の錬金術師」「天元突破グレンラガン」の3作品なら、「肉親やそれに類する親しい間柄の人物の死がきっかけとなって物語が動き出している」ということが挙げられるかと思います。

「コードギアス」は母親であるマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアが死亡した(と思った)主人公・ルルーシュの復讐の物語として始まります。「鋼の錬金術師」では、主人公のエドが、病気で失った母を甦らせるために禁断の業である人体錬成に挑み、失敗。自身の手足と弟の肉体を失い、それを取り戻すために旅に出ます。「天元突破グレンラガン」でも、主人公のシモンが“兄貴”と慕うカミナを失って以降、加速度的に物語が動き始めます。

こうした肉親の死や、それをバックボーンとしたダークでハードな展開こそ、2000年代の名作アニメに共通する特徴…なのかもしれません。ネット上では他にも「血界戦線」や「金色のガッシュベル!!」といった名作アニメ作品をスマホゲーム化して欲しいという声が。いずれもコミカルな部分がありつつ、本筋は先に挙げた3作品に負けず劣らずダークでハードな作品。これらもスマホゲーム化すると面白そうですね。期待しておきましょう。
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