そんなウマ娘も8月24日に1.5周年を迎え、記念として新育成シナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。
インサイドでは8月23日に、メディア向け先行体験会に参加した際のレポートを公開しました。
「『ウマ娘』新育成シナリオ「グランドライブ」編を先行プレイ!ウマ娘とファンにとってライブとは何か?その真価を問う新シナリオ」
今回の記事では、グランドライブ編のストーリーのどのような点が心動かすものなのか?この点について記していきたいと思います。
このような趣旨のため、冒頭部分から結末に至るまで、画像を使いつつネタバレ要素を多く含んだ記事となっています。
グランドライブ編シナリオや関係あるウマ娘らについてを取り上げつつ執筆しているので、まだプレイされていないトレーナーさんや、未プレイの方でも「ネタバレを好まない」方には、おすすめできない内容となっています。
逆に、ウマ娘の世界観・ウマ娘プロジェクトに愛着があり、興味を持たれているかたにはおすすめできる内容となっているかと思います。
この点をご留意・ご理解したうえで、このあとの記事を読んでいただければ幸いです。
◆「なぜキミは歌うんだい?」その深くも重い問いかけ
今回の新シナリオ「グランドライブ編」をプレイした方ならはご存知のように、本シナリオは「ウマ娘にとってライブとは何を意味するのか?」「ウイニングライブ・グランドライブ、その違いが何を意味するのか?」という問いかけを軸に進んでいきます。
筆者が執筆した先行体験感想記事でも、同様のことを記しています。
『この新シナリオ「グランドライブ編」のなかで問われるのは「ウマ娘にとってライブとは?」という点です。この部分に明確なメスが入り、新シナリオのなかで自問自答するように再三にわたって問われていくことになります。』
本作で当初から描かれていた「ウイニングライブ」とは、レースの勝者が専用ステージで行うパフォーマンスライブのことを指します。
育成途中にはライブパフォーマンスを披露してくれる場面が訪れ、超美麗かつキビキビと動く3DCGキャラクターが歌い踊っているのが確認できます。ゲーム内から何度も見返すことができ、所持しているウマ娘を交代するなどして、何度となく楽しめるようになっています。
ストーリーの中でも「ダンス練習をしなきゃ…」と努力する姿が描かれています。なぜなら多くのウマ娘が「ウイニングライブを通したパフォーマンスこそが、それまで応援してくれたファンや観客に応えるもの」だと感じているからです。
今回新たに提示された「グランドライブ」とは、ウイニングライブ以前にあったライブの形態で、かつてはウマ娘たちが自主的に開催していたライブです。
「ウイニングライブ」とは違い、「グランドライブ」ではすべてのウマ娘たちがレースとは関係なくファンに向けてライブを披露でき、ファンのみんなに感謝を伝えることが主目的となったライブとして好評を博していました。
ですが、徐々にグランドライブの規模が拡大していったことで、日々のトレーニングと運営・準備をこなすのは、ウマ娘側に負担が大きくなっていくことになります。
そんな折、URA側から「ウイニングライブ」が提案されます。「レースの勝者が専用ステージで行うパフォーマンスライブ」という形式は、「ファンのために、勝利のために」よりレースへと情熱を傾けるのに適した形ともいえ、ウイニングライブはウマ娘の夢として広まっていった、そんな話が明かされます。
グランドライブ編で新たに登場したライトハローは、「グランドライブ再建計画」を進める発起人兼イベントプロデューサーです。
「ウイニングライブ」に向けたダンスレッスン中にスマートファルコンが他ウマ娘と対立してしまい、主人公トレーナーが両者を落ち着かせるところからグランドライブ編シナリオはスタートします。
冒頭でのスマートファルコンが話す内容に注目してみましょう。
「私たちがライブをするのは、センターになるためじゃないでしょ?見に来てくれる人のためにも、もう1回だけ練習してみないっ?」
「ウイニングライブは全員が本気で競った結果だからキラキラしてて。だからセンターはみんなの憧れで……!」
この時点で、スマートファルコンの意識・視点が他のウマ娘らと少しズレているのが分かるかと思います。
スマートファルコンは本作のなかにおいて、レースに勝つことだけではなく、ウイニングライブにも重きを置き、かわいく勝ち、センターで歌い踊ってはキラキラ輝けるウマ娘、通称「ウマドル」(いわゆるアイドル)を目指しているウマ娘として描かれています。
彼女の育成シナリオのなかでも、「ウマドルとしていかにキラキラしていけるか?」という点が注目され、地方競馬の重賞に出走していた史実のスマートファルコンと同様に、地方ファンとの約束を果たす固有イベントが実装されています。本ゲームのなかでも「ウマ娘とファン」「ウマ娘とレース」という関係について、ひと際にアツい考えをもったウマ娘です。
そんな彼女に声をかけたライトハローは、「グランドライブ再建計画」について明かし、自身の考えとマッチしていると感じたスマートファルコンもこれを承諾。再建計画の実現にむけ、PR活動(告知ライブ)をしていくことになります。
「ライブは本気で戦った者同士だからこそ輝く」と考えるスマートファルコン、「ウマ娘たちが素直に純粋にファンへの感謝を伝えられる場所」としてグランドライブ再建を狙うライトハロー、2人が軸となって、グランドライブ編の物語が進んでいきます。
再建計画の動きを見ていたアグネスタキオン、タキオンに声をかけられ1stライブに足を運んだサイレンススズカ、スマートファルコンが校門前で声かけしている所にたまたま出くわして「オーダーを受理した」ミホノブルボン、ジュニア級12月後半に行なわれるスマートファルコンによる最初の告知ライブを見た彼女ら3人は、それぞれの思惑で再建計画に参加したり、強い衝撃をうけて帰路につくことになります。
クラシック級3月後半のシナリオイベント「それは誰の願いか」では、「グランドライブ再建計画」に好感を持つウマ娘やファン達が徐々に増えているのが描かれています。一方、アグネスタキオンはサイレンススズカに「調子はどうか?」と彼女らしい言い回しで声を掛けます。
重ねてアグネスタキオンはこのように話しかけます。「君は大切な"可能性"だからね。」
アグネスタキオンがサイレンススズカに期待を寄せる理由、その理由を彼女の育成シナリオも含めて見てみましょう。
◆暗躍のアグネスタキオン 気づきを得たサイレンススズカ
科学力を駆使してスピードの限界を追い求めようとする研究者として本作内で描かれるアグネスタキオンは、自分自身を含めた「ウマ娘の肉体」に強い関心を持ち、普段のトレーニングはともかく度重なる重賞レースのなかでも「検証」を繰り返し、なにかしらの成果を得ようと躍起になっています。
怪しい薬やお菓子を作り上げてはトレーナーやウマ娘らに飲食させようと目論み、厄介払いされることもチラホラとあるほど。
なにが彼女をそこまでのマッドな性分にしてしまったのか、それは「ウマ娘が限界を超えた先には何があるのか?」を知りたいから。
彼女の育成シナリオのなかでも、菊花賞などのレースに出る出ないで揉めたり、自身の考え・方針をコロコロと変えているのですが、その理由は自分は脚をケガしやすいということを理解していたからです。
「ウマ娘の限界の先」という夢を乗せるには、自分自身の脚に賭けるべきか、自分以外のウマ娘に賭けるべきか。いくつかの考えを巡らせながら「限界を超えた先になにがあるのか?」「どのようにすればウマ娘は自身の限界を超えることができるのか?」という領域にまで思考を巡らせるようになっていくのです。
「グランドライブ」編に話を戻しましょう。そういった視点をもつアグネスタキオンがサイレンススズカに期待を込めるのは、彼女が「レースに勝つこと」「良い走りをすること」「先頭だけが見れる景色を味わいたい」という欲求を持ち、ヘビーな練習を自らに課しているからです。
スズカが脚に違和感を覚えたとき、サっと隣から声をかけたアグネスタキオンが現れ「君のスピードはまさに"誰にも到達しえなかった未知"に最も近い」とまで評しています。
そこまでの才能をもつサイレンススズカを「グランドライブ再建計画」に関わらせようとするアグネスタキオン。
ですが、サイレンススズカはいまいちピンと来ていない様子。
そんな彼女に、アグネスタキオンは「ファンと直接話をしてみたらどうかな?」とアドバイスを送ります。
クラシック級9月後半シナリオイベント「あなたに伝える方法」で、ついにサイレンススズカは自分のファンに声を掛けます。
とてもシンプルな問いかけに、推しが急に目の前に現れて慌てていたファンもうまく言葉を返していきます。
「レースは応援することしかできないので。一緒に声を出し合えることが嬉しいんです。同じ空間に、同じ想いになれることが。それにおかえりって言える場所だから」
その後自室に帰ったサイレンススズカは、スペシャルウィークにファンと会話したことを明かすと、スペシャルウィークはこのように熱っぽく答えます。
最初は不思議がっていたサイレンススズカも、ここまで話を聞いて「すこしだけ理解したわ」と答えます。
後日、エアグルーヴからエキシビジョンレースの打診をされた際には、新しい振り付けを覚えなくてはいけないという事情で弱腰に声をかけたエアグルーヴに対し、二つ返事で了承します。
「そこにも『お帰りなさい』が待っていると思うから。」
「ライブは私の走りとは関係ないわ」と答えていた彼女が、ファンと通じ合える場所として「ライブ」を再認識するようになり、前向きに捉えるようになったのです。
彼女のストーリーは、シニア級1月後半のシナリオイベント「君は『歌えるか』」にてドラマティックに描かれます。先述したエキシビジョンレースに出走したサイレンススズカは、出走直前の大声援を「いってらっしゃい」と受け取り、無事に1着でゴールイン。レース後のライブを披露しようとした際、観客から「お帰りー!」「今日はよく頑張ったねー!」と声援が飛んでいることにも気づきます。
「いってらっしゃい」「おかえり」という声をちゃんと聞くことができた彼女は、お客さんの表情が違うことにも気づきます。すると、自身の変化にパっと気づきます。
「またここに戻りたいって思ってる。みんなが待っているこの場所まで。」
「どこまで遠くに駆けていっても、この脚で必ず、絶対に。戻りたいって」
それまでは先頭で駆け抜けていくこと、どこまでも遠くへと走り抜けていきたいと考えていた彼女が、「戻らなくてはいけない場所がある」と気付くこの瞬間。
これまでアニメ『ウマ娘』1期や育成シナリオで何度となく描かれてきた「史実を塗り替える」という、高熱なダイナミズムにも匹敵するドラマ性を生み出しているのです。
◆ミホノブルボン 流れないはずの涙を流すとき
もう一人、スマートファルコンのライブをみて戸惑いを覚えたウマ娘がいます。ミホノブルボンです。
クラシック級6月後半の2度目の告知ライブ時点では、ミホノブルボンはまだ再建計画に参加せず、お客さん側として見守っています。
ライブを鑑賞するのはダンスレッスン以外にはありえない、それよりもレースに勝つためにトレーニングをすべきだと分かってはいるが、どうしてもここに足を運んでしまった。なぜだろうか?と。そんなミホノブルボンのエラーに対して、スマートファルコンはこう答えます。
AIのような会話口調、鉄仮面のように表情が崩れないミホノブルボンは、作中で「高性能サイボーグ」のように吹聴されることの多いクールビューティとして描かれています。そんな鉄仮面な彼女が「ライブを見た」ことで心が揺れ動いたことが示されます。
スマートファルコンらとともに再建計画に参加することになり、3度目の告知ライブ時点で、トレーニングに励む彼女はこのように話します。
「与えられた指示。パフォーマンスを達成すべく、私は踊り歌いました。ですが先生は『想いが伝わる』と仰いました。私はなにを伝えたのでしょうか?」
理性的に物事を判断していく彼女らしい素朴な疑問、ですが彼女には何がしかの感覚を届けたいという想いがあるのでは?とトレーナーは彼女に伝えます。
ライブ開始直前、自身のファンと遭遇したミホノブルボンは、「あなたのファンレターが力になった」という一言が伝えきれず、そのままライブへと突入します。ライブ終了後再び自身のファンと出会うと、ファンは涙しながら「頑張りたい」という気持ちがいっぱい伝わってきたと彼女に話しかけます。
ミホノブルボンにとってこれは成功体験であり、間違いのない確証として刻まれることになります。シニア級2月前半のシナリオイベント「後悔を振り払って」では、ライトハローが再建計画を一度中止しようと面々に伝えるところから始まります。
悶々とした空気が漂うなか、ライトハローに対して再建計画は本当に間違っているのか?といの一番に切り出すのは、ミホノブルボンです。
理性的な言動を示す彼女が「間違いのない確証」を胸に抱いているからこそ一番に声をあげた。スマートファルコンやサイレンススズカではなく、ミホノブルボンだからこその説得力ある行動として描写されているのです。
サイレンススズカと同じようにダンスやライブに愛着・思い入れを感じていなかったミホノブルボンが、明確に変わったと言えるシーンでしょう。
シニア級5月後半シナリオイベント「あなた"と"輝くステージで」では、ファンがしっかりと声をあげてメッセージを届けるファンたちの姿が描かれています。その光景をみたミホノブルボンの瞳からは涙が零れるのです。
◆ライトハローの意識改革 「ファン目線」な捉え方へ
グランドライブ編において最も重要な立ち位置にいるのは、新たなサポートカードとしても実装されたライトハローです。
先にも述べたように、ライトハローはグランドライブ再建計画を動かすコアのような存在。当然、彼女の浮沈・苦悩はシナリオのムードを大きく変えていきます。
当初は再建計画に息まいていた彼女ですが、徐々に反対派の声が届くようになり、ついにはこのように言われてしまいます。
「レースと関係なくみんなで歌っていいなんて間違っている。ウマ娘たちの頑張りを否定するようなことはやめて欲しい。まるでファンのためだと言い訳して勝てないことから逃げているようだ」
ライトハローもむかしは一人のウマ娘としてトレセン学園(ゲーム内でウマ娘らが通う学校)に通い、トップウマ娘を目指して努力していましたが、努力の甲斐なく低調な成績のままでレースをやめ、一般社会のなかで生活している、いわばスポットライトが当たらなかったウマ娘でもあります。
「全然勝てないまま、一度もライブで歌えないままだった」と振り返る彼女は、自分のエゴに気づきます。シニア級3月後半のシナリオイベント「あなたが輝くステージを」では、アグネスタキオンはライトハローの先輩について言及します。
シナリオの初めから描かれるライトハローの先輩。彼女もまた同じように、思うようにレースに勝てずにいた存在、ライトハローと同じような立ち位置として描かれてはいます。ですが唯一違うのは、その先輩をライトハローが心の中で強く応援していたという点です。
こうした問答から、自身のエゴが何なのかについてようやく気づきます。
「ずっと、先輩のステージが観たかったんだ……。」
ファンとして見たくても見ることのできなかった先輩のライブステージ、そんな気持ちを同じウマ娘のファン達に感じてほしくない。何より、勝利に対しておめでとうという気持ちだけじゃない、様々な感情・感覚をファンが表現できる場所として、グランドライブを再認識するようになり、「ウマ娘とファンのためのライブ」としてグランドライブを再建しようと心に決めます。
ウマ娘としての苦い経験を持ちつつも、快活にウマ娘を応援しようともできる。ある種の無垢さを携えたライトハローは喜怒哀楽の表情がハッキリと出やすいキャラクターとしても描かれ、グランドライブ編のシナリオはよりドラマティックに映えるのです。
◆やっと僕たちは”出会える”のか? 大歓声が迎えてくれる未来へ
グランドライブ編シナリオをこのように読み直してみると、「ウマ娘」側の事情・心情の機微について一方的にフォーカスされるのではなく、ファンの声ひとつひとつがウマ娘に影響を与えるという描写に大きく割いていることが分かります。
これまで搭載された育成ウマ娘のシナリオと手つきは同じでありますが、根本的に質感が異なります。
このシナリオは「ウマ娘にとってレースとは?」という視点から入り込んで思案するうちに、「ウマ娘とファンとのあいだに築かれた信頼・愛情」そのものをしっかりと受け止め、コミュニケーションしているからです。同じタイミングで導入されたステータスの限界突破も、このシナリオに呼応しているのが伝わってきます。
「ウマ娘とレース」の関係性だけでなく、「ウマ娘とファン」の関係性をも捉えなおすような壮大なドラマツルギーは、1.5周年のメモリアルなタイミングに相応しい、重厚感あるシナリオへと仕上がっているのです。
その後進行していくシナリオでは、多くのウマ娘らにこれまで自身らが感じていた想いをストレートにぶつけ、URA側からもファン・ウマ娘からの大きな支持を得られているという判断のもと、グランドライブが復活。これまでのウイニングライブではなく、グランドライブというステージでライブパフォーマンスをして大団円を迎えます。
しかも楽曲は、これまで実装を待たれていた「GIRLS' LEGEND U」ということもあり、グランドライブ編シナリオが実装された日には大きな反響を生んでいました。
この楽曲は、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』がローンチする直前の2021年3月2日に公開されたOP映像で初めてお披露目されました。
始まりを告げるファンファーレと「Wow Wow」という合唱から、「やっとみんな会えたね」という歌詞からこの楽曲は始まります。
2016年にプロジェクトスタートを告げてから約5年、これまで期待に胸躍らせていたファンに向けてのメッセージとして、何より「ようやくウマ娘に会えた」「ゲームをプレイすることができる」というファン側の心境・期待をも代弁した一節でもありました。
そんな想いを交錯していたこの曲を、ウマ娘とファンの想いが交錯するこのシナリオに組み込むことによって、さらに光り輝くシナリオへと昇華することに成功したともいえるでしょう。「GIRLS' LEGEND U」が持つインパクトを再認識し、新たに強い思い出をファンに刻み込むことになったのです。
さて、このゲームがスタートしたのは2021年3月24日。コロナ禍の真っ只中な時期です。ウマ娘にとって重要なピースである「競馬」「音楽」というエンターテイメントは、「有観客での開催ができない」「無観客での開催・生配信での観覧を推奨される」などといった観客制限をモロに食らったアウトドアイベントでもあります。
2020年にはコントレイル、デアリングタクトと牡馬・牝馬ともに三冠馬が登場し、アーモンドアイと並び「同時代に3冠馬が複数いる」というこれまでにない激戦の時代となっていました。ですが、そんな3頭を間近で見れたはずの「世紀の一戦」2020年のジャパンカップは、入場制限の影響もあり入場者はわずか約4600人ほどに留まったといいます。
「あの大歓声、あの熱量に包まれたなかで、音楽やスポーツを見ることは今後叶わないのではないか?」と思える日々が続いていましたが、2022年に入ると、競馬・音楽ともにライブ興行のなかで「有観客」での開催を実施するパターンが非常に増えてきています。
11月5日・6日には『ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE』がベルーナドーム(旧メットライフドーム)にて開催される予定です。
このように俯瞰してみてみるとグランドライブ編のシナリオを通して「ウマ娘にとってライブとは何か?」を問いかけ、再認識させようとアクションを起こしたのは、この2日間に繋がる布石のように感じられます。
ウマ娘を演じるキャスト陣、Cygamesのスタッフ陣、『ウマ娘』を愛するトレーナーらは、どのような気持ちを持ち寄って、この日を迎えるのでしょうか。約3万人以上もの大観衆が終結するであろうドーム会場で、気持ちをストレートにぶつけ合えることを願って止みません。