『RUST』とは、文明が崩壊した世界を舞台に、拠点を建築しながら生き残りをかけて銃撃戦を繰り広げる多人数参加型のサバイバルゲームです。
ホロライブでは独自のサーバーを立ててこの夏より運用を開始。
シーズンの終わりはリセットが控えているとあり、これまで溜め込んだ物資や弾薬を惜しげもなく投入してお互いの拠点を襲撃するのが華。シーズン2では20時から23時までを無礼講タイムとし、各地でレイド(拠点襲撃)が繰り広げられました。
最終日当日は18名のホロライブ・メンバーがログインし、チームでのレイド、ソロのレイド、ギャンブルなど自由な時間を過ごしていましたが、本稿では最終日のキーキャラクターとなった兎田ぺこらさんの配信を中心に、ファンの間で大盛りあがりとなった大規模レイドについてレポートします。
■レイド序盤は4vs4(+2)のチーム戦
「ファッファッファッファッ!」と個性的な笑い声を高らかに上げながら、ロケットランチャーを乱射する自称「破壊神」兎田ぺこらさん。
ホロライブの配信といえば、協力しあい、仲良くコラボをする印象がありますが、『RUST』は略奪と裏切りが肝のサバイバルゲームです。今日はリセット前のシーズン最終日ということで、血の気の多いホロライブメンバー(以下ホロメン)を中心に続々とログインしました。
そして最終的に18名が集い、配信枠を取っていなかったIRyS(アイリス)さんを除く合計17もの配信枠が乱立するお祭り騒ぎとなったのです。
思えばシーズン2はさまざまなことがありました。
もっとも大きな出来事は、8月18日に行われた「兎田ぺこらvsさくらみこ」と、8月30日に博衣こよりさん主催で開催されたチームレイド企画です。
8月18日の通常配信では、兎田ぺこらさんがさくらみこさんの拠点を襲撃したことで小規模レイドが勃発。仕返しを考えたさくらみこさんが、アキ・ローゼンタールさん(以下、アキロゼさん)を仲間に加えてぺこらさんの拠点に攻め込もうとするものの、もののみごとに玉砕する場面が繰り広げられました。
……オートタレット(防衛用の自動式マシンガン)に撃ち抜かれ手も足も出ない「みこ&アキロゼ」コンビ。死角をついてどうにか拠点側面に回り込むも、要塞さながらの武装と防御力の高さに阻まれて一歩も内部に侵入できません。まさに完全敗北……。
あの時、ぺこらさんの要塞をホロメン全員で攻略してほしいと思ったファンも多かったのではないでしょうか。
シーズン2の最終日は、白上フブキさんのようにギャンブルに興じるホロメンもいる中、やはりやることといえばレイドです。これまで溜め込んで弾薬や物資を総動員し、強化した拠点で心ゆくまで襲撃と略奪を楽しむ……。思わず「ヒャッハー!」と叫びたくなる世紀末が繰り広げられました。
20時にスタートした無礼講タイムは、まず夏色まつりさん、さくらみこさん、姫森ルーナさん、尾丸ポルカさんの4名が、星街すいせいさん、ロボ子さん、天音かなたさん、「がうる・ぐら」さんの4名と対決する形でチームレイドを開始。その裏で、「家破壊凸待ち」をしていた博衣こよりさんの拠点を兎田ぺこらさんがソロで襲撃しました。
最初の見どころといえば、こよりさんの拠点を破壊するために、ぺこらさんがミサイルを放った場面です。拠点を爆撃されたこよりさんのリアクションも必見なのですが、なにより面白かったのは、ちょうどヘリで通りかかった「夏色まつりチーム」の混乱ぶりです。
描かれたのは、ミサイルの雨に巻き込まれて「誰の(ミサイル)!?」「いやああああああああ!!」と阿鼻叫喚の地獄絵図。
その後、博衣こよりさんを仲間に加えた兎田ぺこらさんは、次のターゲットを襲撃するため一旦サブの拠点に立ち寄ることに。そこでちょうどその拠点を制圧していた「星街すいせいチーム」に発見された2人は、奪われた物資を取り返すためにも、とりあえず「星街すいせいチーム」に加わることにしたのでした。
■そして22時、衝撃の「裏切り」が……!
兎田ぺこらさんと博衣こよりさんを加えた「星街すいせいチーム」は、人数の強みもあり「夏色まつりチーム」を圧倒します。奪い、奪われるのが『RUST』の華。拠点を落としたら次の拠点へ……。
しかしその流れを良しとしない人物がいました。「その時」を虎視眈々とねらっていた兎田ぺこらさんです。ずっと裏切りのタイミングを図っていたぺこらさんは、無礼講タイムを1時間残したところで突然、星街すいせいさんら「仲間」に向かってロケットランチャーを発射! コンビで行動していたはずの博衣こよりさんまで爆発に巻き込むと、「おいおい君たち、戦いはこれからだよ! 家で待ってるぺこだから、ぜひ準備して来てくれよー!」と宣戦布告して去っていきました!
突然の裏切りに、「星街すいせいチーム」は「ぺこら!?」「裏切られたー!」「あいつー!」と阿鼻叫喚。コンビだった博衣こよりさんも、当初はぺこらさんの後を追おうとするものの、そのままぺこらさんに一矢報いる決意をします。
この行動が引き金となり、「星街すいせいチーム」は敵対していた「夏色まつりチーム」に接触。そこに、ベスティア・ゼータさん、IRySさん、ハコス・ベールズさん、小鳥遊キアラさんが参戦。
この動きにリスナーもテンションが爆上がり! なぜなら兎田ぺこらさんの拠点は「要塞」と表現できるほど堅固……。シーズン2の最終日を飾るにはこれ以上ないイベントです。
1vs10名以上のレイド戦が切って落とされましたが、そこは難攻不落の「ぺこら城」。どんな攻撃もモノともしません。
……ヘリで近づこうものなら対空ミサイルの餌食に。
……要塞からはオートタレットと兎田ぺこらさんのスナイプの厳しい目。
……夏色まつりさんが打ち込んだミサイル群も、ことごとく対空ミサイルで破壊……。
対空ミサイルの存在は他のホロメンも知らなかったようで、「迎撃ミサイルってなに?」「そんなのあるんだ!?」「ハイパーガチガチです。ソロの拠点じゃないです(笑)」と笑うしかありません。
それでもどうにか特攻を繰り返し、ようやく要塞内部に侵入するホロメン連合軍。しかし今度は内部に設置した無数のオートタレットに阻まれます。
実は当初、ぺこらさんに防衛する考えはなく、今回の動きはまったくのイレギュラーだったようです。もし防衛するなら攻略する側のことを考えて多少の手加減はしたでしょう。しかし今回はその考えがなかったことから、どこまで固くできるのか試してみたとのこと。結果、ラスボスにふさわしい要塞ができあがってしまったのでした。
その後ホロメン連合軍は、TCと呼ばれるタンス状のオブジェクトを探し始めます。TCは建物を維持するのに必要な心臓部であるため、8月30日開催のチームレイド企画でも最終破壊目標に設定されていました。これを破壊すればホロメン連合軍の勝利です……!
ところがTCは周到に隠されているためなかなか見つからない! 壁を破壊しても、床を破壊しても見つからない! いったいどこに……!?
そうこうしているうちに23時になって無礼講タイムは終了。あと一歩のところまで攻略しておきながら、最後は時間切れで兎田ぺこらさんに軍配が上がったのでした。
「このままチーム戦で終わるのかな?」と思われていたところで突然の裏切り、そしてホロライブサーバー随一の固さを誇る「要塞」の攻略と、兎田ぺこらさんvsホロメン連合軍の総力戦。シーズン2最終日を飾るイベントとしてはこれ以上ないくらい盛り上がった本配信は、以下のYouTubeチャンネルでそれぞれの視点が観られます。
なおここで触れた以上のイベントや楽しいリアクションが随所で繰り広げられたので、詳しくは配信本編または有志による切り抜きでお楽しみください!
ホロライブでは独自のサーバーを立ててこの夏より運用を開始。
1ヶ月ごと状況がリセットされる仕様の中、すでにシーズン1を終え、9月1日にシーズン2の最終日を迎えました。
シーズンの終わりはリセットが控えているとあり、これまで溜め込んだ物資や弾薬を惜しげもなく投入してお互いの拠点を襲撃するのが華。シーズン2では20時から23時までを無礼講タイムとし、各地でレイド(拠点襲撃)が繰り広げられました。
最終日当日は18名のホロライブ・メンバーがログインし、チームでのレイド、ソロのレイド、ギャンブルなど自由な時間を過ごしていましたが、本稿では最終日のキーキャラクターとなった兎田ぺこらさんの配信を中心に、ファンの間で大盛りあがりとなった大規模レイドについてレポートします。
■レイド序盤は4vs4(+2)のチーム戦
「ファッファッファッファッ!」と個性的な笑い声を高らかに上げながら、ロケットランチャーを乱射する自称「破壊神」兎田ぺこらさん。
ホロライブの配信といえば、協力しあい、仲良くコラボをする印象がありますが、『RUST』は略奪と裏切りが肝のサバイバルゲームです。今日はリセット前のシーズン最終日ということで、血の気の多いホロライブメンバー(以下ホロメン)を中心に続々とログインしました。
そして最終的に18名が集い、配信枠を取っていなかったIRyS(アイリス)さんを除く合計17もの配信枠が乱立するお祭り騒ぎとなったのです。
思えばシーズン2はさまざまなことがありました。
もっとも大きな出来事は、8月18日に行われた「兎田ぺこらvsさくらみこ」と、8月30日に博衣こよりさん主催で開催されたチームレイド企画です。
8月18日の通常配信では、兎田ぺこらさんがさくらみこさんの拠点を襲撃したことで小規模レイドが勃発。仕返しを考えたさくらみこさんが、アキ・ローゼンタールさん(以下、アキロゼさん)を仲間に加えてぺこらさんの拠点に攻め込もうとするものの、もののみごとに玉砕する場面が繰り広げられました。
……オートタレット(防衛用の自動式マシンガン)に撃ち抜かれ手も足も出ない「みこ&アキロゼ」コンビ。死角をついてどうにか拠点側面に回り込むも、要塞さながらの武装と防御力の高さに阻まれて一歩も内部に侵入できません。まさに完全敗北……。
あの時、ぺこらさんの要塞をホロメン全員で攻略してほしいと思ったファンも多かったのではないでしょうか。
シーズン2の最終日は、白上フブキさんのようにギャンブルに興じるホロメンもいる中、やはりやることといえばレイドです。これまで溜め込んで弾薬や物資を総動員し、強化した拠点で心ゆくまで襲撃と略奪を楽しむ……。思わず「ヒャッハー!」と叫びたくなる世紀末が繰り広げられました。
20時にスタートした無礼講タイムは、まず夏色まつりさん、さくらみこさん、姫森ルーナさん、尾丸ポルカさんの4名が、星街すいせいさん、ロボ子さん、天音かなたさん、「がうる・ぐら」さんの4名と対決する形でチームレイドを開始。その裏で、「家破壊凸待ち」をしていた博衣こよりさんの拠点を兎田ぺこらさんがソロで襲撃しました。
最初の見どころといえば、こよりさんの拠点を破壊するために、ぺこらさんがミサイルを放った場面です。拠点を爆撃されたこよりさんのリアクションも必見なのですが、なにより面白かったのは、ちょうどヘリで通りかかった「夏色まつりチーム」の混乱ぶりです。
描かれたのは、ミサイルの雨に巻き込まれて「誰の(ミサイル)!?」「いやああああああああ!!」と阿鼻叫喚の地獄絵図。
しかし流れ弾に被弾したと思われたその出来事……実はミサイルの直撃を食らったのではなく、ヘリからロケットランチャーを発射しようとした夏色まつりさんの誤射で自爆したことが発覚して、さらなる笑いを誘ったのでした。
その後、博衣こよりさんを仲間に加えた兎田ぺこらさんは、次のターゲットを襲撃するため一旦サブの拠点に立ち寄ることに。そこでちょうどその拠点を制圧していた「星街すいせいチーム」に発見された2人は、奪われた物資を取り返すためにも、とりあえず「星街すいせいチーム」に加わることにしたのでした。
■そして22時、衝撃の「裏切り」が……!
兎田ぺこらさんと博衣こよりさんを加えた「星街すいせいチーム」は、人数の強みもあり「夏色まつりチーム」を圧倒します。奪い、奪われるのが『RUST』の華。拠点を落としたら次の拠点へ……。
しかしその流れを良しとしない人物がいました。「その時」を虎視眈々とねらっていた兎田ぺこらさんです。ずっと裏切りのタイミングを図っていたぺこらさんは、無礼講タイムを1時間残したところで突然、星街すいせいさんら「仲間」に向かってロケットランチャーを発射! コンビで行動していたはずの博衣こよりさんまで爆発に巻き込むと、「おいおい君たち、戦いはこれからだよ! 家で待ってるぺこだから、ぜひ準備して来てくれよー!」と宣戦布告して去っていきました!
突然の裏切りに、「星街すいせいチーム」は「ぺこら!?」「裏切られたー!」「あいつー!」と阿鼻叫喚。コンビだった博衣こよりさんも、当初はぺこらさんの後を追おうとするものの、そのままぺこらさんに一矢報いる決意をします。
この行動が引き金となり、「星街すいせいチーム」は敵対していた「夏色まつりチーム」に接触。そこに、ベスティア・ゼータさん、IRySさん、ハコス・ベールズさん、小鳥遊キアラさんが参戦。
さらに森カリオペさん、アーニャ・メルフィッサさん、ワトソン・アメリアさんも一部介入する形で、事実上の「ホロライブ連合軍」を結成!「ラスボス」と化した兎田ぺこらさんの拠点へと向かいました。
この動きにリスナーもテンションが爆上がり! なぜなら兎田ぺこらさんの拠点は「要塞」と表現できるほど堅固……。シーズン2の最終日を飾るにはこれ以上ないイベントです。
1vs10名以上のレイド戦が切って落とされましたが、そこは難攻不落の「ぺこら城」。どんな攻撃もモノともしません。
……ヘリで近づこうものなら対空ミサイルの餌食に。
……要塞からはオートタレットと兎田ぺこらさんのスナイプの厳しい目。
……夏色まつりさんが打ち込んだミサイル群も、ことごとく対空ミサイルで破壊……。
対空ミサイルの存在は他のホロメンも知らなかったようで、「迎撃ミサイルってなに?」「そんなのあるんだ!?」「ハイパーガチガチです。ソロの拠点じゃないです(笑)」と笑うしかありません。
それでもどうにか特攻を繰り返し、ようやく要塞内部に侵入するホロメン連合軍。しかし今度は内部に設置した無数のオートタレットに阻まれます。
まさに難攻不落! 固いだけでなく反撃も厳しい!
実は当初、ぺこらさんに防衛する考えはなく、今回の動きはまったくのイレギュラーだったようです。もし防衛するなら攻略する側のことを考えて多少の手加減はしたでしょう。しかし今回はその考えがなかったことから、どこまで固くできるのか試してみたとのこと。結果、ラスボスにふさわしい要塞ができあがってしまったのでした。
その後ホロメン連合軍は、TCと呼ばれるタンス状のオブジェクトを探し始めます。TCは建物を維持するのに必要な心臓部であるため、8月30日開催のチームレイド企画でも最終破壊目標に設定されていました。これを破壊すればホロメン連合軍の勝利です……!
ところがTCは周到に隠されているためなかなか見つからない! 壁を破壊しても、床を破壊しても見つからない! いったいどこに……!?
そうこうしているうちに23時になって無礼講タイムは終了。あと一歩のところまで攻略しておきながら、最後は時間切れで兎田ぺこらさんに軍配が上がったのでした。
「このままチーム戦で終わるのかな?」と思われていたところで突然の裏切り、そしてホロライブサーバー随一の固さを誇る「要塞」の攻略と、兎田ぺこらさんvsホロメン連合軍の総力戦。シーズン2最終日を飾るイベントとしてはこれ以上ないくらい盛り上がった本配信は、以下のYouTubeチャンネルでそれぞれの視点が観られます。
なおここで触れた以上のイベントや楽しいリアクションが随所で繰り広げられたので、詳しくは配信本編または有志による切り抜きでお楽しみください!
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