ウマ娘 プリティーダービー』に登場するフジキセキ。彼女は栗東寮に所属するウマ娘たちをまとめる寮長という立場で、服装も黒のジャケットにネクタイという男装っぽい出で立ちが魅力的ですね。


頼りがいのある性格で、公式サイトのキャラクター紹介にも「イケメン」「ウマ娘たちに大モテ」と記されている“女子校の王子様”といったキャラクター。そんなイケメンイメージの強いフジキセキですが、彼女の育成ストーリーをしっかりとやり込んだトレーナーからは、違ったイメージを指摘する声も…?

フジキセキの育成ストーリーの中には、このイベントを見ているか見ていないかで彼女のイメージが大きく変わるとまで言われているものがあります。

「そういえば…」からトンデモない言葉が
そのイベントは「人生最大の幸福とは」というもの。フジキセキと出かけた帰り道、自分がスマホをなくしてしまったことに気がついたトレーナー。フジキセキの助言のもと、タブレットから位置情報を検索すると、何故か公園にあることがわかります。

公園でスマホを探す二人の前に現れたのは、トレーナーのスマホを咥えた猫。フジキセキはその猫を汗だくになって追いかけ、なんとか捕まえることに成功します。

追走劇の末、泥だらけになってしまったフジキセキ。そんな彼女に対してトレーナーは「とりあえず飲み物を渡す」「タオルを渡す」「急いで替えのシャツを買いに行く」という三択を迫られるのですが…。

ここで「タオルを渡す」を選択すると、彼女の口からとんでもない発言が飛び出します。トレーナーのタオルについて、「優しい香りがしたな。ほっとする、柔らかい香り」という感想を口にした直後、なんと「そういえば、いい香りがする人とは遺伝子から相性がいいって、聞いたことがあるな」と、爆弾発言を口にするのです!

この衝撃の発言に、ネット上は騒然。
「フジキセキさん想像の30倍ぐらいの強さでグイグイ来るじゃん。。。そんなん好きになっちゃうじゃん。。。遺伝子。。。?」「こんなのもう結婚のお誘いでしょ」「こういうことしてるからトレセン学園は婚活学園とか言われるんだよ!」と、フジキセキの“押しの強さ”に驚く声が上がっていました。

“押しの強さ”はモデル馬由来?
他にもクリスマスイベントでは、「君と私の絆が不変でありますように」と石言葉を伝えながら、ダイヤモンドのネックレスをトレーナーに渡しているフジキセキ。これもまた、プロポーズじみた“押しの強い”行動です。


実は、このフジキセキの結婚願望の強そうな行動の数々にはモデル馬の経歴が関係している、という説も。

モデルとなった競走馬のフジキセキは、ウマ娘でいうところのジュニア級のGI、朝日杯フューチュリティステークスで優勝し、クラシック3冠レースでの活躍も期待されていた、まさに期待の新星といった若駒でした。しかし、皐月賞の前哨戦・GII弥生賞も快勝し、いざ三冠馬へ…という矢先に、不治の病といわれる屈腱炎を発症し、引退。わずか4戦でレース場を去ることに。その後は種牡馬として、子作りに励むことになります。

このモデル馬の経歴は、ウマ娘に変換して考えると早期引退して家庭に入った、ということになりそうです。ウマ娘の公式4コマ漫画「うまよん」でも「4戦くらい走ったらさっさと家庭に入りそう」(エアグルーヴ談)と、そのままネタにされていました。

イケメンの風貌と、結婚願望の強さのギャップが魅力となっているフジキセキ。まだ彼女の育成ストーリーを見ていないというトレーナーは、この機会に彼女の素の表情に触れてみてはいかがでしょうか。
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