※沙花叉クロヱさんの『ウルトラ怪獣モンスターファーム』配信内容に触れています。ネタバレにご注意ください。


11月8日より、『ウルトラ怪獣モンスターファーム』を生配信でプレイしていた「ホロライブ」の沙花叉クロヱさん。“とある先輩VTuber”をモデルにした怪獣と友情を育み、最後は感動のフィナーレを迎えていました。

◆もこちとの運命的出会い
沙花叉さんは同作を進めていくにあたり、まずは楽曲再生システムで相棒となる怪獣を生み出すことに。そこで「ホロライブ」の大先輩にあたるときのそらさんの2ndアルバム「ON STAGE!」を選択したところ、レア怪獣のスプリングベムスターが誕生します。

さっそく名前を決めていくわけですが、胸の中央には桜の花弁を模したマークが。そしてボディカラーもピンク色だったため、視聴者の発案で先輩VTuber・さくらみこさんから愛称の「みこち」を拝借、それをもじって「もこち」と命名しました。

当初は恐縮していた沙花叉さんですが、名前が一文字変わった途端に「もこち~。今日からバシバシ教育してやるからなぁお前を」と強気。生まれたてのもこちに対し、「ちゃんといい子に育つんだよ」「じゃないと、お前の代えは、すぐガチャですぐ引けるからね?」とスパルタな物言いで、凸凹コンビの物語がスタートします。

◆お風呂に入るもこちと入らない沙花叉さん
沙花叉さんは厳し目の教育方針で、トレーニングが失敗すると、「お前、テメェ、コラ!」などとノリノリで教育。しかし、もこちには順調に鬱憤が溜まっていったようで、しまいにはゲキリンを爆発させて大暴れします。

ウルトラマンゼロの助けで事なきを得るのですが、その姿を見た沙花叉さんは「よかったマジで、もこち死ぬのかと思った…」と一安心。
スパルタな育成も、愛情の裏返しだったのかもしれません。

なお、沙花叉さんともこちの間では、“お風呂”をめぐるバトルも。沙花叉さんといえば極度のお風呂嫌いとして有名ですが、「温泉掘り」のトレーニングに行かせた際、もこちが入浴するイベントが発生します。

それを見た視聴者から「もこちは風呂入ってるぞ」と皮肉られると、たじたじになりつつも、「沙花叉は入らない」「勝手に入るなよ!」と、もこちの入浴を逆恨みするのでした。

◆もこちよ、永遠に…
いろいろな意味で波乱に満ちた日々でしたが、その育成方針は間違っていなかったらしく、もこちはすくすくと成長していきます。

大会も次々と勝ち抜き、5年目でついにSグレード優勝という快挙を達成。相棒の大活躍に、沙花叉さんは「やばい泣きそう」「よかったぁもこち」と喜びもひとしおだったようです。

しかし6年目、ついに“その時”がやってくることに…。沙花叉さんの期待に応え続けてきたもこちの身体に限界が訪れ、引退を迎えるのです。

季節はちょうど桜の舞う3月、もこちはファームに背を向けて、花びらとともに去っていくのでした。

突然やってきた別れを惜しみつつも、「もこち本当に良く頑張ったよ」「ありがと今までもこち…」と餞別の言葉を送る沙花叉さん。配信の最後には、「他のゲームでも感情移入しちゃいそうだな」「それくらいもこちって、沙花叉にはでっかい影響を与えてくれた存在だな。
かわいかったもん」と振り返ります。

ちなみに本家“みこち”ことさくらみこさんも、彼女たちのドラマを陰ながら見守っていた様子。「もこち、感動した」「もこちという名前に親近感芽生えるしかなかった」と語っていました。

怪獣とのふれあいが、思いもよらないドラマを生み出す『ウルトラ怪獣モンスターファーム』。沙花叉さんにとってのもこちのような、最良のパートナーを探してみてはいかがでしょうか?
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