ポケモン「サトシ」と、W杯「メッシ」に意外な共通点！栄光を掴むまでの境遇が似すぎている

2023年1月13日から放送予定の「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」によって、約26年にも及ぶ主人公を“引退”することになった「サトシ」。そんな彼と、「2022 FIFAワールドカップ」にて優勝を成し遂げたアルゼンチンの絶対的エース「メッシ」の意外な共通点が、ファンの間で話題になっています。一見、全くの無関係に思えるこの2人にどんな接点があるのか。追いかけてみましょう。◆サトシとメッシは、同い年！？サトシが主人公を務めるアニメ「ポケットモンスター」の放送が始まったのは、1997年のこと。サトシは10歳の誕生日にオーキド博士からポケモンを貰うべく研究所を訪れ、そこで唯一無二の相棒である「ピカチュウ」と運命的な出会いを果たします。一方、メッシは1987年6月24日生まれ。ポケモンのアニメ開始時点で、サトシと同じ10歳という計算になります。サトシはアニメ作品という都合上、年齢を重ねている描写はないものの、「サトシとメッシが同い年」という指摘は、あながち間違いとは言い切れないでしょう。◆二人とも、少年時代に故郷を離れている2つ目の共通点として挙げられているのは、二人とも少年時代に生まれ育った町から離れているという点です。サトシの場合、有名な主題曲の歌い出し「マサラタウンにさよならバイバイ」とある通り、10歳で旅立っていることが明確に描かれています。一方、メッシは10歳の時点で既に才能が開花しており、注目を集めていました。しかし成長ホルモンが分泌されないという病気が発覚。高額な治療費が必要となり困り果てる中、その才能を認めた名門「FCバルセロナ」が、チーム本拠地近くへの移住を条件に治療費を負担すると提案。メッシは2001年にチームと正式契約を結び、そのキャリアをスタートさせました。◆両者共に、決勝で前回チャンピオンを撃破してナンバーワンに輝く！3つ目の共通点は、二人とも“決勝戦で前回チャンピオンを撃破してナンバーワンに輝く”という奇跡を成し遂げたことです。サトシはポケモンバトル最強を決める大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」において、その決勝戦で無敗の王者「ダンデ」と激突。その激闘は4週に渡って繰り広げられ、大接戦の末に優勝を掴み取りました。テレビアニメの限界を超えた“神作画”に、魂が震えた方も多いはず！その快挙は、東京・渋谷の大型ビジョンで速報が流れたほど。サトシが大舞台で「世界チャンピオン」に輝いたのは、25年続く放送の中で初であり、日本のみならず世界各国から祝福の声が届きました。この盛り上がりはもはや社会現象であり、“単なるアニメ”という言葉では抑え切れないほどの熱が吹きあふれた瞬間でした。一方、メッシが「2022 FIFAワールドカップ」にて悲願の優勝を成し遂げたことも、記憶に新しいところ。メッシは2005年8月から、アルゼンチン代表に初参加。通算5回目の出場となる本大会において、ついに夢を叶えました。試合後のインタビュー映像は、涙無しでは見れません。さらに決勝戦の相手が前大会王者「フランス」だったことや、延長戦でも決着が付かず、死力を尽くしたPK戦までもつれた点も、前述した「サトシ VS ダンデ」を彷彿とさせます。◆サトシとメッシは、共に偉業を成し遂げた2022年のスーパースター！「ポケモンワールドチャンピオンシップス」と「2022 FIFAワールドカップ」で生まれた、2つの伝説。それらはアニメだろうが現実だろうが、多くの人々に夢と希望を与えたことは事実であり、その感動で流す涙は等しく美しいものです。サトシは、2023年のアニメが“最終章”になります。メッシも大会前に、「今回が最後」と代表引退を明言し、優勝後には「チャンピオンとして、もう数試合続けたい」と発言しました。ラストスパートを掛けるタイミングまで、本当にそっくりです。サトシとメッシ。二人は間違いなく、2022年を彩ったスーパースターと言えるでしょう。