トレーナーと担当ウマ娘の結婚ネタは、思春期のウマ娘たちを3年間もそばで支え続けたならば、恋愛感情が生まれるのも無理はないという考えなどから誕生。実際にゲーム内でも、そこはかとない恋愛感情を見せるシーンはいくつかありました。
しかし、ゲームの仕様上、トレーナー(プレイヤー)と担当ウマ娘の結婚を描くのは不可能。また、周りのNPCたちにもそういった話題はなし。ミホノブルボンの父親が元トレーナーという例はあるものの、結婚相手が担当ウマ娘だったかまでは言及されていません。
やはり創作は創作。ウマ娘の世界ではありえないこと……と考えられていたのですが、2月24日に実装された新育成ウマ娘「ミスターシービー」の育成ストーリーにて、彼女の両親がトレーナーと担当ウマ娘だったと判明したのです。
ミスターシービーによれば、父親がまだ新人トレーナーの頃に母親と出会い、初恋に落ちたそう。しかし、母親の家族に猛反対され、半分駆け落ちの形で結婚したといいます。
現実的に見れば教師と生徒のようなものなので、やはり反対意見が出るのはウマ娘の世界でも同じ模様。そんな経緯があったからか、今でも2人はおしどり夫婦なのだとか。
ミスターシービーが入学する際、トレーナーの間で「両親が名ウマ娘とそのトレーナーだった!」と注目株になったり、彼女のレースで実況が「期待していますよ。
ミスターシービーの両親がトレーナーと担当ウマ娘だったことを受け、ファンからは「やっぱりウマ娘とトレーナーが結婚した前例はあったんだ…」と驚きの声が。「とうとう公式で出たか」「二次創作だけじゃなかったんだ」と衝撃が広がっています。
ちなみに、競走馬ミスターシービーの両親(トウショウボーイとシービークイン)も出会いは新馬戦で、担当者が規則を破って種付けをしたという逸話があります。両親の出会いが新人時代だったり、駆け落ちしたりというネタも、これが元になっているのかもしれません。