「遠い昔、はるかかなたのバーチャル空間で……」

主人公のパダワン(見習いジェダイ)カル・ケスティスを操作してゲームをスタートさせたパダワン「戌神ころね」は、ファンネーム「ころねすきー」と呼ばれる多くのマスターに導かれながらチュートリアルを卒業した。

しかし各惑星の探索ができるようになると、いきなり高難易度の惑星ダソミアを選択。
強敵に幾度となく立ち向かうも敗北し、涙目で適正レベルの惑星ゼフォへと向かった。

そしてプレイ時間5時間を過ぎたころにライトセーバーのカスタマイズが可能になると、集めたパーツで自分だけのライトセーバーを組み立てるのであった……。
◆オレンジに光る!ころね専用ライトセーバーが誕生!!
今回、戌神ころねさんが実況プレイに挑戦したのは、2019年11月にリリースされたアクションRPG『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』です。

戌神ころねさんも実況中に解説していましたが、本作は帝国軍の支配を逃れながら潜伏生活を続けていたパダワン「カル・ケスティス」を操作し、帝国軍への対抗勢力となり得る「ジェダイ・オーダー」を復活させるために奔走するというストーリーラインです。

時系列は映画シリーズで言うところの『エピソード3』と『エピソード4』の間。ゲームのオリジナルストーリーです。


ライトセーバーを振り回してブラスター銃の光線を跳ね返したり、フォースの力を使って物体を動かすなど、映画劇中のジェダイと同じことができる「なりきり要素」はもちろんのこと、カルの衣装を着替えさせたり、パートナーとなる小型ドロイド「BD-1」のカラーリングを変えることができたりと、感情移入できる「オレ要素」も楽しいゲームです。

かつて話題になった『Marvel's Spider-Man』や、バットマンのアーカムシリーズ、『ホグワーツ・レガシー』のような世界観に没入できるタイプのタイトルと言えばわかりやすいでしょう。

中でも注目なのは、集めたパーツで自分だけのライトセーバーが作れるカスタマイズ要素です。光刃の色、グリップの上端パーツである「エミッター」、グリップの中間パーツ「スイッチ」、グリップの末端パーツ「スリーブ」、そして全体の質感やカラーが決められる「素材」。その5つの要素を組み合わせて、まずは最初の専用ライトセーバーを完成させました。

ライトセーバーの光刃のカラーリングといえば、一般的にはジェダイが緑と青、シスと呼ばれるダークサイドのフォース感応者が赤色であることが多いです。
ころねさんの場合は自身のイメージカラーであるオレンジ。オレンジは映画版・ドラマ版・アニメ版のいずれにも登場しない、本作カスタム要素のオリジナルカラーです。オリジナルカラーは他にも数種類あるので、設定に沿ったカラーリングにするもよし、「オレ設定」を妄想してオレンジのようなオリジナルカラーにしてもよし。そこが本作の魅力のひとつです。

その後、ゲームを進めてさらなるパーツを集めたころねさんは、今度は赤いライトセーバーを制作。「やっぱりライトセーバーはこの色だよね」と光刃の色も変え、ベーシックな緑色の光刃も楽しみました。


◆やるか、やらぬかだ。試しなどいらん
いわゆる「洋ゲー」と呼ばれるものは過剰な誘導やヒントが少なく、自分でどうするべきか考えて攻略することが多いです。ころねさんもどこへ行けば良いか迷い、どうやって倒したら良いかトライ&エラーを繰り返しながらゲームを攻略していきました。

推しの異星人種族であるローディアンを発見した際には「これ、こぉねの好きな子じゃない?」と近寄ってじっくり眺め、はじめてライトセーバーが使えるようになった場面では「かーっこいー!! 映画で観たやつ!!」と大はしゃぎをしたころねさん。

四足歩行の大型メカAT-ATを乗っ取る場面では、「嘘でしょ? 操縦できるの??」と映画で何度も観た光景を思い浮かべながらAT-ATを操作して帝国軍を蹴散らしていました。

悪戦苦闘しつつもトライ&エラーを繰り返す姿はまさにパダワン。
視聴するリスナーたちもころねさんのマスター気分で見守ります。中でも尋問官と呼ばれる強敵「ナインス・シスター」との戦闘ではなんとリトライ5回、攻略時間20分にも及ぶ熾烈なバトルを展開!心が折れそうになりながらもやっとの思いで攻略し、リスナーであるマスターたちとともに喜びました。

その一方で、本編シナリオでは登場人物たちの辛い過去や葛藤が描かれて心揺らぐ場面も。突然明かされる衝撃の事実や感情表現豊かなリアクションに、ころねさんは何やら鼻をすすったり涙声になったり……。

それもそのはず。本作は『エピソード3』と『エピソード4』の間に入る、もっともカオスでもっとも暗黒だった時代の出来事です。
主人公のカルが逃亡生活を余儀なくされたのも、「オーダー66」という大きな悲劇を経てのことだったため、その過酷な運命に同情したのでした。

当初から長時間配信を考えていたころねさんではありますが、2月25日(土)の19時からスタートした配信は「おもしろすぎてやめられない。朝までやっても大丈夫?」と早くもクリア耐久モード。結果、配信枠3つ、合計20時間にも及ぶ超・長時間配信を経て一気にエンディングへとたどり着きました。

夜通し配信は以前もありましたが、翌日の夕方までブッ続けで攻略をするのは数年ぶり。本人も「本当に久しぶり!」と楽しそうにストームトルーパーを切り刻んでいました。


ツイッターのサブアカウントが映画の感想アカウントになってしまうほど戌神ころねさんは大の映画好き。『スター・ウォーズ』ももちろん履修済みで、視聴中のCGアニメシリーズ『クローン・ウォーズ』や新アニメシリーズ『バッド・バッチ』のような長期シリーズを除き、ある程度は把握しています。

2022年5月に配信した『LEGO スター・ウォーズ』実況では、その知識をいかんなく発揮してエピソード4からエピソード6までを順次プレイ。細かな設定や複雑なストーリーラインを、自身の感想を交えながら詳しく解説して初心者の入門書のような配信になっていました。

今回は映像特典であるメイキング動画も配信できるということで、エンディングの後はマスター「ころねすきー」たちとじっくり鑑賞タイムです。映画好きらしくメイキング動画にも興味津々なころねさんは、「はいはい、そこダブルジャンプしたね」「そこわかんなかったとこや!」と動画に夢中。結果、『スター・ウォーズ』という作品の魅力が語られただけでなくゲームの裏側も知ることができる配信となりました。

もちろん配信ではまだまだ探索していない部分も多いですし、なにより「自分のライトセーバーを作る」という体験は配信だけでは絶対に楽しめません。ころねさんの配信アーカイブを追いかけながらプレイしてはいかがでしょうか。

◆4月には続編ゲーム、3月からは人気ドラマの新シーズンも!
なお本作『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は、4月28日に続編『Star Wars ジェダイ:サバイバー』を発売予定。ディズニープラスでは『マンダロリアン』の最新シーズンであるシーズン3を3月1日より配信中です。

はじめて『スター・ウォーズ』に触れるという方は、映画公開順にエピソード4~6、エピソード1~3、エピソード7~9の順に視聴するとわかりやすいでしょう。特にエピソード1~3は前日譚にあたる物語なので、エピソード4~6を知っている人向けのネタが多く、ナンバリング順ではなく公開順での視聴をおすすめします。

その後はCGアニメシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』がおすすめです。『クローン・ウォーズ』では基本設定を細かく掘り下げているばかりか、ここから枝分かれする作品も多く、映画シリーズに続く重要作品となっています。

『スター・ウォーズ』の世界観でありながらストーリー上は切り離された『イウォーク・アドベンチャー 勇気のキャラバン』と、その第2弾『エンドア 魔空の妖精』もおもしろいかも知れません。戌神ころねさんのもうひとつの姿である「毛玉バ―ジョン(サムネイルで描かれているデフォルメキャラクター)」とそっくりの異星人種族「イウォーク」を中心に物語が語られます。

上記作品はすべてディズニープラスで配信中ですし、ファンの間では長いこと視聴困難だった『スター・ウォーズ/ ホリデー・スペシャル』のアニメパートが「ウーキー物語」のタイトルで見られるのでぜひ!

今後まだまだ「『スター・ウォーズ』沼」に沈んでいくだろう戌神ころねさん。そんな彼女に「フォースとともにあらんことを」……。

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