7月5日にゲームクリエイターの増田順一氏が投稿したツイートが、初代『ポケモン』の開発が始まった日を示唆しているのではないか、と海外のファンが推察。27年越しのイースターエッグに注目が集まっています。
海外メディアが報じています。

◆『ポケモン』開発開始日=ミュウが発見された日付?
増田順一氏は1996年2月に発売された初代『ポケモン』として知られる『ポケットモンスター赤・緑』から作曲やプログラムにゲームフリークの開発メンバーとして携わり、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』から『ポケットモンスター X・Y』まではディレクターを担いました。2022年6月にはゲームフリークを退社し、株式会社ポケモンのチーフ・クリエイティブ・フェローとして活躍しています。

今回のツイートでは、かつてゲームフリークがあった東京・下北沢のオフィスビルの画像と共に「7がつ5にち ここは にほんの しもきたざわ むかし ゲームフリークが あったばしょ ここで ポケモンが うまれた」と、ゲーム内のテキスト風に投稿。この7月5日という日付が、『ポケットモンスター赤・緑』の開発が始まった日であると考えられます。

この日付にピンときたのは『ポケモン』を扱うYouTuber・Lewtwoさん。『ポケットモンスター赤・緑』のグレンタウンにあるポケモンやしきでは、ポケモン「ミュウ」が発見されたのが7月5日であることが示されているのです。幻のポケモン「ミュウ」は全てのポケモンの遺伝子を持つとされているなど、シリーズでも特に特別な存在として知られています。

今回の増田順一氏のツイートによって、『ポケットモンスター』の記念すべき最初の作品の開発が始まった日付けが、ミュウが発見された日付として隠されていたことが明らかになったとみられます。

1996年の発売から27年の時を経て大きなメディアミックスコンテンツとして成長した『ポケットモンスター』。まだまだ我々の知らない要素が隠されているのかもしれません。
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