『Fate/Grand Order』(以下、FGO)の8周年を記念したリアルイベントが終わり、周年記念サーヴァントとして「救世主トネリコ」が実装されました。その盛り上がりもまだ冷めやらないものの、次の展開も気になります。
現在、強化クエストなどを含む様々なキャンペーンが実施されていますが、注目が集まるのはやはり恒例の水着イベント。今年は、「サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!」(以下、サバフェス 2023)が実施されます。
水着イベントと言えば、水着に着替えたサーヴァントたちの実装が外せません。今年は既に、「★5 アルトリア・キャスター」「★4 クロエ・フォン・アインツベルン」「★4 鈴鹿御前〔サマバケ〕」の3騎が発表されており、早くも期待をかき立てています。
魅力的な水着サーヴァントが早くも一部明らかとなり、獲得意欲が高まっている方も多いはず。ですが、『サバフェス 2023』を彩る水着サーヴァントは、この3騎だけではありません。
残りの水着サーヴァントの正式な詳細発表は、もう少し先になるものと思われます。そこで、現段階の情報を元に、残りの水着サーヴァントたちを大予想! この予想を参考に、今年の水着イベントのガチャをどう乗り切るか、参考にしてください。
なお、本記事は第2部 第6章のネタバレを含んでいるので、ご注意ください。
■「たくましい太もも」が唯一無二すぎるシルエット
正式な発表はないとお伝えしましたが、実はまだ未発表の水着サーヴァント3騎について、シルエットのみ先行公開されています。
公開済みの水着サーヴァントのシルエットは、右側に体格の良い大柄な女性がおり、真ん中には細身で背の低い女性。そして左側には大きなハンマーらしき武器を持つ姿が浮かんでいます。新実装される水着サーヴァントは、これまで全て女性だったので、今回も全員女性と見て良さそうです。
このシルエットで最も分かりやすいのは、右側の逞しい女性でしょう。これだけ背が高く、体躯に優れており、そしてたくましい太ももを持つサーヴァントといえば「バーゲスト」の他にはまずいません。
あくまで予想なので外れる可能性はもちろんありますが、豊かな毛髪量や隠しきれない胸部の盛り上がりなど、他の予想を挟む隙がないくらいバーゲストの特徴が当てはまります。
ちなみに銃器らしきものを握っている模様ですが、水着イベントなので水鉄砲の類かもしれません。また、武器の性質から考えると、クラスはアーチャーの可能性がありそうです。
■登場サーヴァントとの関連性から、あの最強種
シルエットのみだと判断に悩むのが、真ん中のサーヴァント。ある程度絞れるとはいえ、バーゲストほど分かりやすくはないので、単体だけ見たらいくつか候補が出てくるかもしれません。
ですが、周年記念の「救世主トリネコ」、既に発表済みの「キャスター・アルトリア」、そして前述の「バーゲスト」と、第2部 第6章に関連したサーヴァントがこの時期に新実装される点を踏まえると、真ん中の彼女も同章の関連キャラである可能性が高いでしょう。
その前提を踏まえると、トリネコの後の姿である「モルガン」に仕えた妖精騎士のひとり「メリュジーヌ」ではないかと予想します。バーゲストとの体格差、メリュジーヌ自身の細身さや本来の姿であるアルビオンを連想させる翼型の装飾など、全般的に当てはまる部分が多いのがその理由です。
バーゲストほどの一致度ではありませんが、イベント関連の情報も照らし合わせた上で、真ん中の女性をメリュジーヌと予想します。
■シルエットの一部から、3騎目の水着サーヴァントを予想!
ある意味難しいのが、左側にいるシルエットの女性。シルエットの面積が多いものの非常に入り組んでいますし、装飾も複雑で人物のみの線がかなり少なく、かなり判別しにくい状態です。しかし、その装飾にこそヒントが隠されています。
最も大きなヒントになりそうなのが、頭頂部にある角状の装飾。その特徴的な形状は、第2部 第6章に訪れた災厄「ケルヌンノス」のものによく似ています。また、シルエット右側(左腕付近)にも、やや丸みを帯びていますが角らしき形状を確認できます。雰囲気的に、ヌイグルミのようなものかもしれません。
ケルヌンノスは、第2部 第6章に登場したほぼ全員にとって、恐るべき災厄でした。その意味では、全員がケルヌンノスと関係を持つとも言えますが、そうした一般的な話ではなく、ケルヌンノスと直接関わった人物がひとりいます。
ネタバレ前提とはいえ物語の核に触れるため、ここで詳しく語るのは避けますが、第2部 第6章におけるバーヴァン・シーの結末が、災厄であるケルヌンノスの活動を促し、事態が大きく動きました。
シルエットの角が本当にケルヌンノスならば、そこを起点に、このシルエットの人物がバーヴァン・シーである可能性は十分あると言えるでしょう。彼女ほどケルヌンノスと“直接”関わった人物は少なく、その影響を受けつつの水着化と考えるならば、うってつけと言うほかありません。
また、シルエット越しでもはっきりと分かる巨大なハンマーも、バーヴァン・シーとの関係性が考えられます。現在実装されている「アーチャーとしてのバーヴァン・シー」は、「痛幻の哭奏」と呼ばれる宝具を持ちますが、その宝具で彼女は槌を手にしており、それとシルエットにあるハンマーの形状がかなり似ているのです。
ハンマーを持ったサーヴァントが、バーヴァン・シー以外にいないわけではありません。例えば「グレイ」は、アッドが変形して一時的にハンマー状の武器を振るいますが、その形状はシルエットのハンマーとはかなり異なっています。ハンマーの使用およびデザインの観点から見ても、バーヴァン・シーとシルエットとの類似性はかなり高いと言えます。
ちなみに、ケルヌンノスと関連するバーヴァン・シーが実装されるとしたら、第2部 第6章で戦ったケルヌンノスのクラスが「バーサーカー」だったので、それに則って水着バーサーカーになるのかもしれません。
■もし予想通りなら、「サバフェス 2023」のシナリオに不穏な気配が……!?
以上の観点から、例のシルエットは右から「バーゲスト」「メリュジーヌ」「バーヴァン・シー」と思われるため、この3騎が新たに実装される水着サーヴァントと予想します。
ですがこの予想が当たった場合、「ケルヌンノス絡みのバーヴァン・シー」という存在の恐ろしさに一抹の不安を感じます。
シルエットでは、浮き輪のようなものも見受けられ、夏を楽しむ明るい要素が感じられます。しかし再臨段階が進み、ケルヌンノスの影響が色濃くなるとしたら、どんな姿になるのか想像するのも恐ろしいばかり。
そんな彼女が登場する「サバフェス 2023」のシナリオは、果たしてどんなものになるのか。第2部 第6章で絶望と共に終わりを迎えたバーヴァン・シーだけに、悪い想像が頭をよぎって離れません。
ですが、実装されたばかりの「救世主トネリコ」が、「ケルヌンノスの影響を受けた水着バーヴァン・シー(予想)」を救ってくれるのでは、という希望を個人的に抱いています。「救世主トネリコ」は、バーヴァン・シーの母親として彼女を支えた「モルガン」のかつての姿。ちなみに「救世主トネリコ」の再臨が3段階目まで進むと、「水妃モルガン」になります。
この「救世主トネリコ」/「水妃モルガン」は、アペンドスキル3で「対バーサーカー攻撃適正」を所持しています。もし、ケルヌンノスの影響でバーヴァン・シーがバーサーカーとして現界しても、それを止める役として「救世主トネリコ」/「水妃モルガン」がいるのかもしれません。
第2部 第6章では、モルガンはバーヴァン・シーを救いたいと願いながらも、その道は半ばにして叶わず。またバーヴァン・シーも、最期を迎えたモルガンを助けられませんでした。
事前の発表とシルエット公開により、今年の水着サーヴァントの全容が見えつつあります。しかし、いずれも魅力的なサーヴァントばかりなので、むしろどこに聖晶石を投入すればいいか、新たな悩みに直面しかねません。
★5の水着サーヴァントが1騎とは思えないので、シルエット3騎のうち最低でも1騎、昨年の例を踏まえるなら2騎が★5として登場しそうです。★5となれば、性能面で★4を上回り、そして排出は厳しくなります。
欲しい水着サーヴァントが★5ばかりだったら、かなり厳しいガチャとなりそうです。幸い、聖晶石がもらえる期間限定のマスターミッションなどが行われているので、今のうちに少しでもかき集めておきましょう!