『ぺルソナ5』(以下、P5)で活躍した「心の怪盗団」による、新たな異世界で起こす革命を描く『ペルソナ5 タクティカ』(以下、P5T)が、本日11月17日に発売されました。

この発売に先駆け、本作の魅力を伝える生放送番組を11月16日に実施。
『P5』シリーズで主人公のジョーカー役を務める福山潤さんや、アトラス作品の生放送でお馴染みのノブオさん(ペンギンズ)とMCの松澤千晶さんが登壇し、実機プレイや過去作の話などを交えながら大いに盛り上がりました。

その中でも特に濃い発言で場を沸かせたのが、『P5』に追加要素を加えた『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(以下、P5R)に関するトークでした。『P5』ファンにとっても興味深いテーマですし、福山さんのファンも気になる発言の数々が飛び出したので、こちらでまとめて紹介します。

■ノブオさんの心を射止めたコープは「東郷 一二三」
『P5R』を語るコーナーでノブオさんが切り出したのは、「女性陣のコープ」の攻略順。「心の怪盗団」のヒロイン勢5人(高巻 杏、 新島 真、佐倉 双葉、奥村 春、芳澤 かすみ)と、協力者の5人(御船 千早、大宅 一子、東郷 一二三、川上 貞代、武見 妙)を上げ、誰のコープから進めるのかを福山さんに訊ねました。

この企画について福山さんは、「本来なら全部上げるのが当たり前なんですが、順番があるだろ?、というヤツですね」と、わずかな説明だけで素早く反応。素晴らしい理解度で、企画が予想以上のスムーズさで進行します。

まずは福山さんの方から「ノブオさんは?」と問いかけられると、ノブオさんは「一二三ちゃん」と回答。「教会で将棋という、ぶっ飛んだ設定がぶっ刺さっちゃって」と、その理由も併せて述べます。想像もしなかったシチュエーションでの交流が、「知らない世界を教えてくれた」と衝撃的だった模様です。

■福山さんのコープ攻略順は、大人狙い!?
対する福山さんは、実際のプレイで攻略した順番を明かし、「まず貞代に行って、武見、千早、大宅から一二三に行きました」と赤裸々に語ります。

「心の怪盗団」の5人は戦闘にも参加する、主人公と非常に近い立場にあります。
一方、そのほかの5人は戦いとは直接関係しませんが、福山さんは怪盗団よりも協力者との関係を優先してコープを進めたようです。

その選択理由について、怪盗団のメンバーは主人公と近いのでコミュニケーションが取りやすいと前置きし、「やっぱ、そういったところ(※大人の女性陣)から攻めたくなりませんか?」と発言。ジョーカー目線からの、大人な魅力に惹かれたのかもしれません。

そして、「一番迷ったのは、貞代と武見」とも明かします。どちらも人気のあるキャラクターなので、頷く人も多いのでは。ちなみに、貞代について福山さんは「メイド服状態はそれほどでもなく、普段の貞代がいい」と断言。その判断にもガチ感を漂わせます。

■ジョーカー=プレイヤーのスタイルを全力で推す福山さん
もちろん福山さんは、「心の怪盗団」のヒロイン勢を軽視しているわけではありません。この5人に焦点を当てて話をすると、「まっさきに真」と即答。揺るぎない発言に、力強さが感じられます。

また、杏についても「竜司と(杏が)漫才っぽくなったりと、見た目に反して親しみやすいじゃないですか。それが分かってくると、逆にキュンとくる」と言及し、彼女が持つ魅力と自分のツボを照らし合わせる場面もありました。


こうしたトークで盛り上がる中、番組を見ている視聴者からは、「双葉だろー」といった話題に出ないキャラを推す声が上がります。こうしたコメントにも福山さんは耳を傾け、「誰ひとり置いていってないんだよ」「みんな愛してるのよ」とカメラ目線で言いきります。

さすがジョーカー役といった福山さんの発言に応え、松澤さんも「だから主人公はちゃんと、みんなに行くんですよね」と、プレイヤーが陥りがちな“全ヒロインと仲良く”というプレイスタイルを連想させる発言を口にします。

その発言を発端に、「この世界だけなんです。股にかけていいのは」(福山さん)、「股っていうか、全部本命なんですよね」(松澤さん)、「そういうことなんですよ。浮ついた気持ちは一切ないですから。ずっと地に足ついてます」(福山さん)と、歯切れのいい会話の応酬が続きます。

うわ浮いたよそ見ではなく、全て本気。そんなプレイスタイルも可能なジョーカー役を演じた福山さんも推す『P5T』では、もちろん今回もジョーカーが大活躍します。『P5』ファンはもちろん、シリーズ未体験の方は『P5R』とまとめて、最新作の『P5T』をプレイしてはいかがでしょうか。色々な意味で、“ゲームだからこその体験”が楽しめます。
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