一方で「Re:ゼロから始める異世界生活」『Fate/Grand Order』「VOCALOID」など定番化しているコンテンツ、『原神』『NIKKE』など中華ゲームの台頭とコンテンツ業界を取り巻く環境はまさに群雄割拠状態です。人気コンテンツはそれぞれに凝った演出、美しいビジュアル、高いゲーム性、そして何より魅力的なキャラクターを生み出すことでファンの獲得に鎬を削っています。
目移りしてしまうほど魅力的なキャラクターが星の数ほどいる中で、限られたイベント参加回数でどのキャラクターのコスプレをするかはコスプレイヤーにとって正に究極の選択!また、取材する側にとっても限られた時間内でどれだけのレイヤーさんを取り上げることが出来るか、いかに他メディアと差別化するかに日夜苦心しています。
コスプレ界を取り巻くシビアな環境の中、インサイドではイベント機会、取材時間、人員の限られたリソースを総動員し、関東を中心に東海エリア、西は福岡までコスプレの魅力を伝えるべく取材を敢行。2023年の国内イベント取材で取り上げたコンテンツ数はなんと130以上、コスプレイヤーの延べ人数は700人近くに達しました!
本稿では取材実績を基にコンテンツ毎のコスプレイヤー数を集計しランキング形式でお届けします。2023年推されたコンテンツは何か、新規コンテンツの下剋上はあるのかにも注目です。なおこの集計は取材実績を基にしているため、実際のイベントの参加人数比を正確に反映しているわけではない事を予めご了承ください。
5位『ブルーアーカイブ』27人
5位には『ブルーアーカイブ』がランクイン。2.5周年の大々的なプロモーションが功を奏したか、2023年半ばから着実にレイヤー人気を獲得していっています。キャラ毎のレイヤー人数上位3人は「砂狼シロコ」「早瀬ユウカ」「竜華キサキ」が4人ずつでトップを分け合いました。
あまねるみ(@Amane_Rumii)/砂狼シロコ
いのり(@ia_inori)/早瀬ユウカ
えびせんべい(@ebisen_bei_kosu)/早瀬ユウカ
月海つくね(@XaiabP)/竜華キサキ
白附あん(@anpan_320)/竜華キサキ
4位「にじさんじ」40人
4位にはVTuberグループ「にじさんじ」がランクイン。男女多くのライバーを抱えバラエティ色が強めの配信で人気を得ています。
シェリー(@turatura2282)/星川サラ
はる佳(@hartyu_tyan)/星川サラ
ゆずみ(@A_kR_9)/天宮こころ(軍服メイド)
菜柚(@n_ay_u)/天宮こころ
れお(@i_reo_00)/魔界ノりりむ
紫空なの(@shisorananocos)/魔界ノりりむ
<cms-pagelink data-page="2" data-class="center">次ページ:気になるトップ3は……!?</cms-pagelink>
3位『勝利の女神:NIKKE』43人
3位には『勝利の女神:NIKKE』がランクイン。2022年11月のリリースから約1年で堂々の3位獲得。「ニコ超」や「コミケ」での”リアルガチャ”企画で驚かせたファンも多かったのではないでしょうか。キャラ毎のレイヤー人数上位3人は1位「アリス」5人、2位は「ユニ」と「ラピ」が4人で同順位で分け合いました。
音琴ひつじ(@negoto_meme)/アリス
千夢(@chimurin333)/アリス
さら(@r_1O31)/ユニ
まきほ(@homakiho)/ユニ
なごみ亭ちゅちゅ(@nagomitei_chu3)/ラピ
ななぴんく(@nanapink_japan)/ラピ
2位『原神」』94人
2位は3位に倍以上の差を付けて『原神』がランクイン。王道のファンタジーRPGながら、美しい映像や凝ったアニメーションの演出、魅力的なキャラクターが高いレベルで融合しており現在ゲーマーの中でも圧倒的な支持を集めています。キャラ毎のレイヤー人数上位3人は1位「リネット」6人、2位は「クレー」と「フィッシュル」が5人で同順位で分け合いました。
ましろ(@sirousa1211)/リネット
月海つくね(@XaiabP)/リネット
ななみん(@nanami__cos)/クレー
珠紀(@tamachan_3119)/クレー
ちくりんことら(@TIKURIN_KOTORA)/フィッシュル
なせ(@xx_nlii)/フィッシュル
<cms-pagelink data-page="3" data-class="center">次ページ:『NIKKE』『原神』を抑えたのは……!</cms-pagelink>
1位「ホロライブ」135人
堂々の1位に輝いたのはカバーが運営するVTuberグループのホロライブ!全体の約20%近い支持を獲得しその人気を見せつけました。人気絵師による可愛いビジュアルはもちろんですが、定期的な配信によるファンとのコミュニケーションや周年、誕生日などで新衣装が発表されコスプレ衣装が豊富かつ入手しやすいこと、デビュー時期やユニットで友達と併せがしやすいことも人気の要因ではないかと思われます。
キャラ毎のレイヤー1位は「宝鐘マリン」17人、国内ホロメンYouTubeチャンネル登録者数1位の実力をコスプレでも見せつけました。
なごみ亭ちゅちゅ(@nagomitei_chu3)/宝鐘マリン
くれは(@0x0kureha)/宝鐘マリン
うりん(@urin_taso)/星街すいせい
一条はな(@icjhn1225cos)/星街すいせい
てう(@0ix_xi00)/沙花叉クロヱ
ゆらし(@yurashinamon)/沙花叉クロヱ
ねお(@Luxaky920)/猫又おかゆ
るあち(@ruqu_u)/猫又おかゆ
さな(@u_u_Etoile)/湊あくあ
みら(@tehslu__cos_xxx)/湊あくあ
6位以降の順位で5人以上のレイヤーがコスプレを披露したコンテンツは以下の通りとなりました。
『Fate/Grand Order』22人
「VOCALOID」15人
『ウマ娘 プリティーダービー』15人
「Re:ゼロから始める異世界生活」10人
「【推しの子】」10人
『崩壊:スターレイル』7人
「ONE PIECE」7人
『レスレリアーナのアトリエ』6人
「ぼっち・ざ・ろっく!」6人
「2.5次元の誘惑」5人
『鳴潮』5人
コンテンツトータルでも個人でも「ホロライブ」と『原神』が強さを見せた2023年のコスプレ界。ここに割って入るコンテンツが現れるのか、アニメ作品の上位進出はあるのか、2024年もコスプレ界の動向から目が離せません。
撮影:乃木章(X:@Osefly)、tama(X:@tama_0811_)、Jon(@Jon1569)、山颪ヒア(X:@fotomachen)、ライオン(X:@goldlion000)