KADOKAWAは、2月8日(木)に公開した「2024年3月期 第3四半期 決算説明資料」にて、アクワイアの100%子会社化を発表しました。

◆100%子会社化を通し、フロム・ソフトウェア、スパイク・チュンソフトとの連携を推進へ
アクワイアは、1994年に創業されたゲームデベロッパー。
侍や忍者を題材とした『侍道』『天誅』シリーズをはじめ、『勇者のくせになまいきだ。』『剣と魔法と学園モノ。』『AKIBA’S TRIP』等々、独自性と奇抜さをキーワードとする“尖った作品”でファンを魅了しています。また、昨今ではスクウェア・エニックスより発売された王道RPG『オクトパストラベラー』シリーズの開発にも携わりました。

KADOKAWAは、アクワイアの100%子会社化を「ゲーム事業戦略における『ゲームIPの創出力強化』のため」と説明。同じくゲーム子会社であるフロム・ソフトウェア、スパイク・チュンソフトとの連携を推進し、シナジー発現を見込むとのこと。
また、グループ全体の企画・開発力を強化し、過去作品の再開発を含め、コンソールゲームのラインナップ拡充を図るとしています。

特に『天誅4』では、アクワイアとフロム・ソフトウェアは共に作品を手がけた仲。発表の中で「過去作品の再開発を含め」とあるように、歴代作品の新たな動きに期待したいところです。