◆『ストII』と『鉄拳』が、『大乱闘スマッシュブラザーズ』で共演した奇跡
桜井政博氏といえば、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのディレクターとして有名。同シリーズは任天堂のキャラクターのみならず、「ペルソナ」シリーズに登場する「ジョーカー」や、「キングダムハーツ」シリーズに登場する「ソラ」など多様なIPから膨大なファイターが参戦していることが最大の特徴です。
一方、西谷亮氏は1991年に発売された2D対戦格闘アーケードゲーム『ストリートファイターII』の“生みの親”として知られています。
『ストリートファイターII』は前作『ストリートファイター』から戦略性が大幅にアップし、特に“他のプレイヤーと対戦する”という今では当たり前となった対戦文化の先駆けとして、ゲームセンターを中心に一大ブームを引き起こしました。
そして、原田勝弘氏は3D対戦格闘ゲームである『鉄拳』シリーズのプロデューサーを務めています。
同シリーズは4つのボタンがキャラクターの四肢に対応しており、そこから繰り出す必殺技や空中コンボの爽快感が持ち味。さらにゲーム史上、最大レベルで仲が悪い「三島家」を中心としたストーリーモードも人気です。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、『ストII』から「リュウ」と「ケン」が、『鉄拳』シリーズからは「カズヤ」がそれぞれ参戦済み。
そんな背景もあり、3人が一枚の写真に収まっているという光景にファンからは、「豪華すぎる」「カービィかわいいなぁ。見守る人もかわいいけど」「格闘ゲーを盛り上げた偉大なる方々」といったコメントが。
中には、その様子を各ゲームキャラのイラストに置き換えた投稿も寄せられており、3人のクリエイターが生み出した後世に残るゲーム作品のキャラクター達は、今も世界中で愛され続けています。