スクウェア・エニックスは、ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam向けRPG『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』にて、登場キャラクターや七英雄たちのプロフィール、ゲームシステムなどの最新情報を公開しました。

◆『ロマサガ2』がフルリメイクで蘇る!
本作は、1993年に発売された『ロマンシング サガ2』のフルリメイク作品。
プレイヤーは帝国の皇帝となり、領土を拡大させながら、七英雄との壮大な戦いに挑みます。

キャラクターや背景などを3Dグラフィック化し、イベントのフルボイスにも対応。現代RPGにふさわしいようシステムも根幹から再構築。戦闘のタイムラインバトル化をはじめ、閃きの可能性や弱点を可視化、都市開発のリニューアルなど様々なユーザビリティが向上しています。

◆キャラクター紹介
■最終皇帝 男(CV. 梅原裕一郎)、女(CV. Lynn)
伝承法の限界によって定められた、最後の伝承皇帝。バレンヌ帝国歴々の皇帝たちの記憶と想いの全てを継承した人物。

■フロスティ(CV.長谷川育美):帝国鍛冶職人
本作から追加された新クラス。帝国兵の武具を作成する鍛冶師集団。厳しい徒弟制度や世襲によって伝統の技術を受け継ぐ。中でもファブリ家は代々、優れた鍛冶師を輩出している。武具についての広い知識を持つ。

■リコリス(CV.古城門志帆):踊り子
本作から追加された新クラス。
南ロンギットの町マーメイドの酒場で華麗な踊りを披露する踊り子。町には、かつて皇帝と恋に落ちた踊り子の物語、人魚伝説が語り継がれている

■アザミ(CV.鈴代紗弓):忍者
リマスター版で追加されたクラス。独特の装束をまとい、敵国の諜報活動や情報収集、破壊工作などの闇の仕事を請け負う謎の組織。大胆でしたたか、しぶとく生き抜く知恵を持つ。

■セイメイ(CV.興津和幸):陰陽師
リマスター版で追加されたクラス。天文暦学の道を極め、特有の術法を操り、モンスター退治などを請け負う謎の組織。失われた禁忌の術法を求めて古代魔術書を探す。装備する百鬼の指輪は、精神攻撃に対して耐性を高める。

■コッペリア(CV.桑原由気)
ソーモンの発明家ヒラガが開発した夢の結晶。ゼンマイ仕掛けの全自動人形。誰に対しても荒っぽい無礼な口をきく。可憐な装備衣装プリマチュチュは多くの耐性を持つ優秀な戦闘服であると言われている。

◆バトルシステム
■武器固有技
技の中には、特定の武器でのみ使用できる「武器固有技」が存在します。武器固有技には、装備するだけで使用可能なものと、閃くことで使えるようになるものの2種類があります。武器固有技は武器に依存しているため、特定の武器を装備すれば誰でも使用可能です。

また、最終皇帝(男)/(女)にそれぞれ授けられる2つの武器 「デイブレード」と「ムーンライト」には、それぞれ強力な武器固有技が備わっています。

■地相
バトルフィールドには「地相」と呼ばれる系統(火・水・地・風・天・冥)が存在し、敵味方双方が地相と同じ系統の技の威力上昇や、地相に適した系統を持つキャラクターが毎ターン終了時にHPが一定量回復するといった恩恵を得られます。

地相が発生している場合、画面右上にアイコンで表示。地相は反対系統にあたる技・術を使用することで変化させられます。火と水、風と地、天と冥がそれぞれ反対系統になっています。

■合成術
本作で新たに追加された術は、「ウォーターガン」や「ロッククラッシュ」といった通常の術だけではなく、2つの術系統を融合させた強力な術「合成術」にも存在します。

◆七英雄
本作では、世界各地に散らばる「七英雄の記憶」の断片に触れることで、原作やリマスター版では描かれることのなかった、かつて七英雄が人々の英雄であった頃の出来事を垣間見ることができます。

彼らがなぜ人類の敵になったのかが語られており、記憶の断片をすべて集めることで何か特別なことが起こる模様です。なお、集めた記憶は帝国大学の倉庫でも再生できます。


また、七英雄とのバトルでは、その名に恥じない強力な技が繰り出されます。タイムラインに技の予兆が表示されるため、それに応じた対策や地相が攻略のカギとなります。今回は七英雄それぞれのプロフィールも紹介されています。

■ワグナス(CV. 中村悠一)
七英雄のリーダー。天空要塞である浮遊城を根城とし、憎き古代人を見つけるためにヤウダを支配する。火、風、天の術法を操る。人間であった頃は、世界の平和のためなら自身の犠牲も厭わない、高潔な精神の持ち主だったとされる。

■ノエル(CV. 武内駿輔)
七英雄のひとり。メルー砂漠を調査している凄腕の剣豪。普段は礼儀正しい言動を見せるが、溺愛する妹ロックブーケに危害が及ぶと激高する。人間であった頃は、残虐なタームから人々を守るために命を賭して戦った兵士だったとされる。

■スービエ(CV. 石川界人)
七英雄のひとり。
ワグナスの従兄弟。ナゼール海峡の氷海を根城とする。海の王者と呼ばれる強者。更なる力を求めて海の主の娘を吸収せんと企む。人間であった頃はワグナスとの絆を何よりも重んじて、タームとの死闘に身を投じたとされる。

■ダンターグ(CV. 三宅健太)
七英雄のひとり。古代人への復讐には興味を示さず、最強の力を求め、強者を吸収することだけを目的とする。人間であった頃は、剛力無双の猛将として勇名を馳せた後、ワグナスの誘いを受けてターム討滅の軍に加わったとされる。

■ロックブーケ(CV. 早見沙織)
七英雄のひとりであり、紅一点。ノエルの妹。他者を魅了し、意のままに従わせる技テンプテーションの力は強大無比。人間であった頃は、敬愛するノエルと想いを寄せるワグナスの力になるために、健気に剣術の鍛練を積んだとされる。


■ボクオーン(CV. 杉田智和)
七英雄のひとり。帝国に程近い草原のステップを走る地上戦艦を根城とする。狡猾で卑怯な手段も厭わない、俗物的な知能派。人間であった頃は、地位と名声と金を欲してワグナスのもとに馳せ参じ、自らの頭脳を売り込んだとされる。

■クジンシー(CV. 小林千晃)
七英雄のひとり。突如帝都アバロンを急襲し、ヴィクトールを殺害。皇帝と七英雄の対立の発端を生んだ張本人。人間であった頃は、その姑息さと執念深さが、古代人や他の七英雄たちから忌み嫌われていたとされる。

◆フリーシナリオ紹介:コムルーン火山
コムルーン火山はコムルーン島にある火山で、最近、噴火の頻度が増えており、麓の町「ツキジマ」の住人たちの悩みの種になっていた。

皇帝がツキジマを訪れると、町長から、島の西に火山の活動を止める研究をしている魔道士が最近やってきたことを聞き、早速、魔道士の元を訪れると、皇帝の協力をお願いしたいと申し出られる。どうやら魔道士が持つアイスシードという道具を火山の火口に使えば噴火を止めることができるという。

皇帝の活躍で一時は火山の噴火は治まった。


コムルーン火山の噴火を止めた皇帝から数代を経ると、再びコムルーン火山の様子が変化し、山の麓、ゼミオに住む種族「サラマンダー」たちからはこのままでは火山が大爆発すると伝えられる。この未曾有の危機はプレイヤーの決断によって大きく島の未来を左右することになる。

火山の大爆発を防ぐかどうかで島の未来が大きく変わる。

『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』は、ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam向けに2024年10月24日発売予定(※Steam版は10月25日)。

価格は通常版が6,820円(税込)、各種特典をセットにした「コレクターズエディション」が22,000円(税込)です。詳細は公式サイトをご確認ください。

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