※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。

◆『望月 WANGYUE』
昨年末にも紹介した都市型オープンワールド『望月 WANGYUE』が、1月9日から初となるベータテストをPC向けに実施しています。


残念ながら筆者はベータテストに参加する機会を逃してしまいましたが、中国国内では早速テストプレイヤーたちが実機プレイ映像を、動画サイトに次々と投稿している様子です。ちなみに今回のテストはPCを対象にしたベータテストであり、スマートフォンユーザーは対象外となります。

なお、ベータテストをプレイするにあたって公開されている最低限のPC環境は下記の通りでした。『Neverness to Everness』『無限大Ananta』とは異なり、現時点でグローバル展開の発表はありませんが、気になる方は今後登場することを想定して、準備を進めておくのも良いかもしれません。

<システム> Windows 10 64ビット

<CPU> Core i5-12490F

<グラフィックカード> GeForce GTX 1660 Ti または Radeon RX 5700 XT

◆『Where Winds Meet(燕雲十六聲)』
12月27日にNetEase Gamesがリリースした武侠系オープンワールドRPG『Where Winds Meet(燕雲十六聲)』が、App Store、bilibili、TapTapなどの主要プラットフォームにてランキング首位を独占中です。本作は中国国内でのスマートフォン展開のみならず、プレイステーション5でグローバル展開が予定されているタイトル。中国発となるゲームの多くの例に漏れることなく、今回も本国が先駆ける形でのリリースとなりました。

中国ゲーム市場では「武侠」にフォーカスしたゲームタイトルの人気が根強く、武侠をモチーフとするMMORPGが度々登場しています。今作に関して言えば、海外展開がPlayStation State of Playでも告知されたことから、とりわけ注目される存在になったのではないかと思われます。果たしてスマートフォン版についてはグローバル展開されるのでしょうか。

◆『Black Beacon』
先週紹介したアクションRPG『Black Beacon』が、現在ベータテストを実施中です。SNSでは比較的好感触な反応が多く、ベータ版特有のバグや不具合が見受けられるものの、不可思議な空間を作り出している巨大な塔の世界観や、アートデザイン、アクションの気持ち良さ、キャラクタービジュアルなどが総合的に評価されていました。


筆者も軽く触れてみたところ、通常のクォータービュー形式のアクションRPGとは異なり、ゲーム中にカメラを切り替えることで三人称視点のフリーカメラでも遊ぶことができます。通常攻撃とスキルの組み合わせによるコンボアクション、ジャスト回避、パリィと、ライトなアクションと思いきや、意外にもアクション性の比重は高め。ますます日本での展開に期待が膨らみます。
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