【ホロライブ6th fes.】戌神ころね、今年は前転、コロネスキーは横転―STAGE3は“かわいい”が大渋滞！“だんご大家族”や“ロリ神”など名曲カバーも【イベントレポート】

女性VTuberグループ「ホロライブ」の6度目となる周年ライブイベント「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」が、2025年3月8日（土）、9日（日）に幕張メッセ 国際展示場にて開催されました。hololive STAGE1～3に加え、数々のクリエーターとのコラボステージ「CREATORS’ STAGE」の4公演が実施。本稿では、そのフィナーレを飾るSTAGE3の模様をレポートします。◆「いろはにほへっと あやふぶみ」がオリ曲を披露！オープニングはSTAGE3の出演者全員による「Capture the Moment」。「大切な瞬間を逃さずに捉える」というメッセージを持った楽曲で、fes.が終わってしまうさみしさを憂い、この瞬間を楽しむ機運を高めます。ソロトップバッターは雪花ラミィさんの「ラミィズバリバリワークアウト」。芝刈りパンプアップで会場の筋力を高めていきます。大空スバルさんの「星駆ける空へ」は、前向きなエネルギーに満ちた疾走感のある一曲。続く大神ミオさん「Colorful Universe」も大空スバルさんさんからバトンを繋ぐように壮大な世界観を感じさせるパフォーマンスを披露しました。続いては白上フブキさん、大神ミオさん、百鬼あやめさんのユニット「いろはにほへっと あやふぶみ」で「おにけもだんす」「百花繚乱花吹雪」の2曲をメドレーで披露。なかなか3人が揃うことのない楽曲を回収し浄化したファンも多いのでは。この3人で登場したMCでは「百花繚乱花吹雪」の振り付けを覚えていなかったエピソードを白上フブキさんが告白。久しぶりのパフォーマンスを楽しむ姿を語りました。◆余、かわ世。ベスティア・ゼータさんは公開したばかりの2ndシングル「Break It Down」をダンサブルに披露。クールかつ力強い歌声に圧倒されます。アイラニ・イオフィフティーンさんの「旦那様とのラブラブ・ラブソング」では、甘い歌声とチャーミングな表情で魅せます。続いて、百鬼あやめさんが「宵の余、良い！・かわ世・夢花火」のメドレーを披露。和の情緒を織り交ぜた楽曲が、余の可愛さとクールさ、お茶目さなどさまざまな表情をみせ、満足度の高いメドレーに。アイラニ・イオフィフティーンさん、アーニャ・メルフィッサさん、ベスティア・ゼータさんの「すきっ！～超ver～」が炸裂。キュートで弾けるようなパフォーマンスで耳が溶けそうになります。◆怒濤の解釈一致カバーセクションに大興奮アキ・ローゼンタールさんの「キミにまつわる運命事情」は、楽しげなダンスと背中をそっと押してくれるような歌詞で明日が月曜であることを忘れさせてくれます。アーニャ・メルフィッサさんの「CHRONIC」は、神秘的な雰囲気をまとった圧倒的な表現力が光ります。続く癒月ちょこせんの「ちょこせんせーしょん」は、ちょこせんならではのセクシーでポップなパフォーマンス。続くときのそらさん、さくらみこさん、大空スバルさんのメドレー「ホットダック！・スタースタースタート・きゅんきゅんみこきゅんきゅん（ハート）」では、3人の魅力が詰まったハッピーなステージとなりました。「きゅんきゅんスバきゅん！きゅんきゅんそらきゅん！」など、fesならではのコラボレーションバージョンになりました。STAGE3はかわいいが多め。◆ロリ神カバーで会場助かり、ころさんは前転そして、オーロ・クロニーさんは「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」カバーを披露。歌い出しでは会場からどよめくような歓声がわきおこり、ういビームならぬ「クロビーム」が会場に放たれました。戌神ころねの「Mad POPCORN World!」はユーモラスでころさんらしさ爆発。毎年なにかしらのパフォーマンスをみせるころさんの今年は、前転。コロネスキーは横転間違いなし。続いては今ステージ初のセンターステージを活用した猫又おかゆさんの「キスだけでいいからね」のパフォーマンス。甘い歌声で観客を魅了します。一伊那尓栖さん、がうる・ぐらさん、オーロ・クロニーさん、七詩ムメイさんの「アイディスマイル」カバーでは、息の合ったハーモニーとエモーショナルな表現が心に響きます。ロボ子さんは「ANIMA」をカバー。自己存在を問う歌詞と突き抜けるようなロックは、深みのあるフレーズとロボ子さんの柔らかな声が重なり、昨年の「僕が死のうと思ったのは」カバーに続き独特の世界を創り出します。一伊那尓栖さんの「愛して愛して愛して」カバーは、唯一無二の歌声とロングトーンで圧倒。がうる・ぐらさんは懐かしの「だんご大家族」をカバー。鈴が鳴るような温かい歌声が曲の魅力を存分に引き出します。ホロもホロリスも、みんな家族です。ロボ子さん、アキ・ローゼンタールさん、癒月ちょこさんの「ハイド・アンド・シーク」カバーは、セクシー担当の“大人組”が存分に映える選曲。天才です。獅白ぼたんさんの「Hikari」は、しっとりとしたフレーズを力強く支えるバンドサウンドが特徴の一曲。七詩ムメイさんの「準透明少年」カバーは、繊細な表現と透明感のある歌声がムメイさんの雰囲気とマッチ。獅白ぼたんさん、雪花ラミィさんの「Gimme×Gimme」では、2人の息の合ったパフォーマンスが炸裂します。◆星街すいせいに始まり、さくらみこに終わる6th fes.も終盤戦に差し掛かるなか、ときのそらさんが7周年を記念する「ラッキーセブンスホイッスル」を披露。年を追うごとに“アイドルらしさ”がパワーアップしていく様を今年もみせつけました。続くは、1stライブを経て一皮むけた白上フブキさんの「SUPERNOVA」。エネルギッシュなフレーズと歌声、それに呼応するホロリスのコールはライブを締めくくる大団円へ向かっていくことを感じさせます。猫又おかゆさん、戌神ころねさんは、二人で度々カバーしてきた「if...」を披露。しっとりとした猫又おかゆさんの歌声と戌神ころねさんのラップがしみじみとした感動を呼びます。「みこち」コールに迎えられたさくらみこさんは、センターステージで「flower rhapsody」を披露。「過去の自分に何か伝えるなら？」と質問を投げかけられたさくらみこさんの「大丈夫だよ」という言葉から生まれたこの曲を、周年ライブで披露する尊さが染み入ります。ラストを飾るのは、STAGE3全員による「Color Rise Harmony」。かわいい、カッコいい、セクシーなどさまざまな個性が爆発したSTAGE3を鮮やかなハーモニーで6th fes.を締めくくりました。「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」配信チケットは2025年4月9日（水）までSPWNおよびStreaming＋にて購入可能です。■hololive 6th fes. Color Rise Harmony STAGE3 セットリストM01 Capture the Moment（STAGE3全員）M02 ラミィズバリバリワークアウト（雪花ラミィ）M03 星駆ける空へ（大空スバル）M04 Colorful Universe（大神ミオ）M05 いろはにほへっとあやふぶみメドレー おにけもだんす・百花繚乱花吹雪（白上フブキ、大神ミオ、百鬼あやめ）M06 Break It Down（ベスティア・ゼータ）M07 旦那様とのラブラブ・ラブソング（アイラニ・イオフィフティーン）M08 百鬼あやめメドレー 宵の余、良い！・かわ世・夢花火（百鬼あやめ）M09 すきっ！～超ver～（アイラニ・イオフィフティーン、アーニャ・メルフィッサ、ベスティア・ゼータ）M10 キミにまつわる運命事情（アキ・ローゼンタール）M11 CHRONIC（アーニャ・メルフィッサ）M12 ちょこせんせーしょん（癒月ちょこ）M13 ときのそら・さくらみこ・大空スバルメドレー ホットダック！・スタースタースタート・きゅんきゅんみこきゅんきゅん（ハート）（ときのそら、さくらみこ、大空スバル）M14 粛聖!! ロリ神レクイエム☆（オーロ・クロニー）M15 Mad POPCORN World!（戌神ころね）M16 キスだけでいいからね（猫又おかゆ）M17 アイディスマイル（一伊那尓栖、がうる・ぐら、オーロ・クロニー、七詩ムメイ）M18 ANIMA（ロボ子さん）M19 愛して愛して愛して（一伊那尓栖）M20 だんご大家族（がうる・ぐら）M21 ハイド・アンド・シーク（ロボ子さん、アキ・ローゼンタール、癒月ちょこ）M22 Hikari（獅白ぼたん）M23 準透明少年（七詩ムメイ）M24 Gimme×Gimme（獅白ぼたん、雪花ラミィ）M25 ラッキーセブンスホイッスル（ときのそら）M26 SUPERNOVA（白上フブキ）M27 if...（猫又おかゆ、戌神ころね）M28 flower rhapsody（さくらみこ）M29 Color Rise Harmony（STAGE3全員）© 2016 COVER Corp.