任天堂は4月4日、フロム・ソフトウェアによる新作『The Duskbloods(以下、ダスクブラッド)』のインタビュー記事「クリエイターズボイス」第一回を公開しました。

その中で本作のディレクター・宮崎英高氏が、今後のフロム・ソフトウェアの方向性として「シングルプレイメインのゲームも、引き続き積極的に作っていく」と言及しています。


◆シングルプレイのゲームも、引き続き積極的に制作
『ダスクブラッド』は、ニンテンドースイッチ2向けの新作マルチプレイアクションゲームです。8人プレイのPvPvEを特徴としており、プレイヤーは特別な血の力によって人間を超える力を得た「黄昏の血族」ととして「始まりの血(ファーストブラッド)」を巡る壮絶な戦いに身を投じます。

宮崎氏はインタビュー内にて、本作がマルチプレイベースのタイトルであることに触れつつ「我々が今後、そうした方向性に大きく舵を切っていく、ということではありません」と言及。

また「従来の方向性、シングルプレイメインのゲームも、引き続き積極的に作っていくつもりです」とし、2025年にスイッチ2で発売される『エルデンリング Tarnished Edition』のようなシングルプレイタイトルも今後制作していくとしました。

◆同時期に発売の新作『ナイトレイン』もマルチプレイタイトル
フロム・ソフトウェアは2025年5月30日にも『エルデンリング』のスピンオフタイトルである『エルデンリング ナイトレイン(以下、ナイトレイン)』の発売を控えています。こちらのジャンルは最大3人の「協力型サバイバルアクション」であり、シングルプレイは可能なもののマルチプレイがメインのタイトルです。

同インタビュー中では言及されていないものの、今回の宮崎氏による発言は『ナイトレイン』も念頭に置いているとみられ、『ダスクブラッド』と合わせてマルチプレイタイトルが続くフロム・ソフトウェアへのファンからの懸念を払拭する意図がありそうです。

『The Duskbloods(ダスクブラッド)』はニンテンドースイッチ2向けに、2026年発売予定です。
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