4月5日(土)、ライトフライヤースタジオによるスマホ用シングルプレイRPG『アナザーエデン 時空を超える猫』の8周年直前公開生放送「アナデンまつり2025春」がハイブリッド開催されました。現地からのレポートをお届けします。


◆現地会場には多くの『アナデン』ファンが!
現地会場は、ももぢる氏が手がけた8周年記念ビジュアルの特大パネルがお出迎え。生放送を観覧できるのは事前の抽選で当選した約350名のみですが、会場で販売された8周年記念オフィシャルグッズは抽選にもれてしまった人でも購入できるようになっており、多くの『アナデン』ファンの姿が見られました。

◆駆け足ペースでも3時間で終わらなかった“特濃”生放送
生放送はアナウンサーの吉田尚記氏をMCに迎え、プロデューサーの平澤信之介氏、シナリオ・演出の加藤正人氏、ディレクターの竹嶋大輔氏、リードアーティストの河村岳氏、サウンドディレクター兼コンポーザーの井上幹氏が出演しました。

その内容は、4月12日(土)に配信をひかえるメインストーリー最終章となる第3部 虚時層輪象編「時間帝国の逆襲」最終編の情報、配信8周年を記念した各種キャンペーン情報、そしてストーリー完結後の展開のチラ見せなど、とにかく濃厚!全体的にやや駆け足気味のイベントでしたが、“駆け足ペースのまま3時間続いた”といえば、発表された情報の濃密さが伝わるでしょうか。

本稿では、インサイドの独断による“会場に駆け付けた強火ファンたちが特に色めき立った発表トップ5”をお届けします! なお、以下に紹介するのは「イベントで発表された時系列順」であり、順位ではありませんのでご了承ください!

◆この日最初の黄色い悲鳴!シオン(エクストラスタイル)登場
最初に観客から女性ファンの黄色い悲鳴が上がったのがシオン(エクストラスタイル)の発表でした。デザインを手がけた佐藤由佳氏によると「シグレと対になる感じで」というディレクションを受け、「太陽を背に余裕の笑みで構えるシグレと、月夜を背に刀を構えるシオン」という意図でこの構図になったそうです。これは2人ともそろえたい!

◆人気No.1の男がついに!アルド(アナザースタイル)発表
4月12日実装のストーリー最終章を進めると、主人公のアルドが「アナザースタイル」になることが判明! 本イベントでは8周年を記念したキャラクター人気投票の結果も発表されましたが、アルドは堂々の1位でした。スマホRPGで主人公がここまで“強い”のは、なかなかめずらしいのではないでしょうか。会場では、男性ファン、女性ファンの双方から大きな歓声が上がりました。

◆8周年にちなんで石8,000個!周年記念キャンペーンの詳細発表
キャラもストーリーも大切ですが、それはそれとして“石”の配布もやっぱり嬉しい! ……ということで、8周年を記念したクロノスの石最大8,000個キャンペーンにも大きな喜びの声が。去年は7周年にちなんで7,000個だったので、今年は8,000個になったとのこと。平澤プロデューサーは「いつかどこかでプレゼントする石の数を見直さなくてはならないかも……」と言っていましたが、きっと来年は9,000個もらえる……ハズ!?

◆新ストーリーと新キャラが続々!メインストーリー完結後の『アナザーエデン』
「メインストーリーが終わるということは『アナデン』のサービスも終わっちゃうの? というお声をいただきました。
……そんなわけないじゃないですか!」という平澤プロデューサーの力強い宣言とともに、ストーリー完結後の『アナデン』の姿がチラリ。

司政官直属捜査機関COAを軸とした新たな「群像(短編ストーリー)」や、今夏に始まるという新連載型の外伝、ミュルスの星導覚醒の実装、ヴェレット&ガンスのアナザースタイル実装など、多くの発表に会場も大盛り上がり!「赤套の炎使い」のアナザースタイルが発表されたときは、この日一番の黄色い声が上がりました。

◆圧巻すぎる全419種!オールスターアクリルスタンドが受注販売スタート
『アナデン』約8年の歴史におけるほぼすべてのキャラを網羅する「アナザーエデン select×collect -オールスターアクリルスタンド-」が8月上旬に発売決定! アニメイトで、5月7日(水)まで受注販売で注文を受け付けています。セット販売のほかキャラ単体での注文もできますので、推しキャラだけをそろえるのも可能になっています。全種類をコンプリートする超強火ファンは出てくるでしょうか……!?

平澤プロデューサーはイベントの最後に「メインストーリーは4月12日の第3部 虚時層輪象編「時間帝国の逆襲」最終編で大きな区切りを迎えますが、それは新たな始まりでもあります」と強調。アルドたちの冒険(≒ゲームの運営)はまだまだ続いていくことにも、もちろん会場で大きな歓声が上がりました!

1年未満でサービスが終わることもめずらしくない今日のスマホゲーム。それほどに競争が激しい市場でサービス8周年を達成した『アナザーエデン』は、スマホゲーム指折りのひとつであるといえます。今後9周年、そして10周年へと、どのような楽しみを提供してくれるのでしょうか。イベントの全ぼう、および8周年記念最新情報の詳細は、YouTubeで配信されている公開生放送や、ゲーム内のお知らせをご確認ください。

最後に、イベントの直前に行われた平澤氏へのメディア合同ミニインタビューをお届けします。

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◆プロデューサー・平澤信之介氏ミニインタビュー
――『アナザーエデン』8周年を迎えての感想を教えてください。

平澤信之介氏(以下、平澤)運営型のタイトルを8年続けるのは難しいなか、大勢のファンのみなさんに支えられてここまで来られました。
うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです!

――7周年直前生放送の会場のテーマは「未来」でしたが、今回の8周年直前生放送のテーマを教えてください。

平澤去年は発表内容が未来に紐づいたものでしたので、会場も未来をテーマにデザインしました。今年はメインストーリーが大きな区切りを迎えることもあり、「大きな終わりと始まり」をテーマにしています。

――この1年間を振り返って特に印象に残ったことを教えてください。

平澤長い間望まれていたガリアードの外伝をお届けできたことですね。しばらくフォーカスされていなかったキャラに光を当てることができて、長く遊んでくれている方に喜んでもらえる1年にできたのかなと。全国を回るファンミーティングなど、ファンのみなさんと触れ合う機会も増えて、よい1年だったと思います。

――2024年は8月に『THE KING OF FIGHTERS』、12月に『ライザのアトリエ』と2回もコラボが実施されました。コラボを厚くすることは当初から意識されていたのでしょうか。

平澤本作は毎年冬にコラボを実施させてもらっています。しかし、昨年はとてもよいご縁に恵まれたので、8月にも『KOF』とのコラボを実施できました。最初からコラボを増やそうと意図していたわけではないのですが、今後もよいご縁があればぜひ取り組みたいと思っています。


――8周年アップデートの目玉を教えてください。

平澤やはり、クライマックスを迎えるメインストーリーですね。シナリオの加藤正人さんが(本作制作時の)10年前からずっと構想してきたひとつの区切りをチーム一丸となって描きますので、10年越しの結実をぜひ見届けていただきたいです。そして、今日はそこからさらに「先」を感じてもらえる発表をしますので、その思いもみなさんに伝わるといいなと思っています。

――『アナデン』は8周年ですが、平澤氏がプロデューサーに就任されてからもちょうど2年になります。この2年間を振り返ってみていかがですか。

平澤プロデューサーのバトンを引き継いだのは、本作が6周年のときでした。運営型ゲームは6年も経つとどうしてもあちこちにガタが出てきてしまうので、通常の運営をしながら、コストを割いてあちこちにテコ入れをしていく2年間だったなと感じます。その甲斐があり、「より遊びやすくしよう」と思っていた部分がきちんと形になってきました。今後もよい形で運営を続けていける準備が整った2年間にできました。

――『アナデン』が8年もの間サービスを続けてこられた理由はどこにあると分析していますか。

平澤本作は初代プロデューサー(初代プロデューサー兼ディレクターの高大輔氏)が「ソーシャルゲームをやめてみた」とコンセプトを発表したことから始まりました。
それ以来、スタッフが一丸となって、そしてときには歯を食いしばりながらも「よいストーリーと、おもしろいRPGをお届けする」という思いを貫いてきたことが、8周年という数字につながっていると思います。

――再来年には、さらに大きな節目となる10周年を達成します。そこへ向けての意気込みを教えてください。

平澤メインストーリーが大きな区切りを迎えることで「これからは何を楽しみにしていけばいいんだろう」というのは気になる部分だと思います。今日これからの発表も含めて「これからはこういう“ワクワク”が待っているよ」というのをさまざまな形で出していきたいなと思っています。同時に、10年目以降も運営をしっかり続けられる改善を行っていきます。

――最後に『アナザーエデン』ファンへメッセージをお願いします。

平澤応援してくださるみなさんのおかげで、こうして8周年を迎えられました!本当にありがとうございます。アルドたちにはこれからもたくさんの冒険の旅が待っています。それが分かる情報もたくさん出していきますので、引き続き応援をよろしくお願いします!
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