※新たなメインシナリオやイベントストーリーについて深くは言及しませんが、展開など一部のネタバレを含んでいます。

背中で魅せるガンガールRPG『勝利の女神:NIKKE』が2.5周年を迎え、記念すべき節目に合わせて様々な催しが行われています。


待望されていた新ニケの実装をはじめ、彼女たちが活躍する新イベントや、雰囲気が一変する新コスチュームなど、視覚的にも嬉しい新要素が目白押しです。そうしたコンテンツにまだ触れていない人や、彼女たちの姿を改めて振り返りたい方に向け、麗しい様子をまとめてお届けします。

なお、新たなメインシナリオや今回のイベントストーリーについて深くは言及しませんが、展開など一部のネタバレを含んでいます。閲覧する際はご注意ください。

■実装する日を待っていた! 念願の「リトルマーメイド」実装
第2世代フェアリーテイルモデルのひとり「リトルマーメイド」は、とある事情から仲間であるシンデレラたちとはぐれてしまい、その生死も定かではない状態でした。

しかし、2.5周年のイベントストーリー「UNBREAKABLE SPHERE」に登場し、同時にプレイアブルキャラとしても実装。多くの指揮官が待ち望んだ彼女が、無事に合流を果たします。

長い間ずっとひとりぼっちだった彼女は、ボディを一新した「ミハラ」と「ユニ」、そして新たに登場した「モリー」と出会い、献身的に助けようと努めており、その姿が印象的でした。

それは、かつてシンデレラを信じ切れなかった過ちを繰り返さないため。また、長い間ひとりきりだった自分に与えられた、奇跡的ともいえる出会いへの彼女なりの感謝の気持ちも含まれています。

その決意がもたらした結果はネタバレになるので伏せておきますが、本イベントは今も開催中なので、休止している指揮官はぜひ再びログインし、結末をその目でご覧ください。

またイベント関連では、リトルマーメイドの印象的なビジュアルがいくつも見られます。
とある事情から穴の中でうずくまっているモリーを見つけ、心配そうに覗き込むリトルマーメイドの姿は、しかし見ている側からすると実に愛らしい一瞬です。

戦闘中のスキルカットシーンでは、リトルマーメイドの名にふさわしく、水中に漂う彼女が水泡を抱えてたゆたう幻想的な描写に目が奪われます。

長身でスタイルも良く、瞳も切れ長なので、一見すると冷静なお姉さんキャラのような印象を受けますが、口を開くと一途で可愛らしい少女な内面が顔を覗かせます。そのギャップもまた、彼女らしい魅力のひとつと言えるでしょう。

射撃姿勢は、シルエットが浮かび上がるボディスーツと、足元まで広がる長い髪が印象的です。また顔が見えるカバー時には、普段と違い凛々しく真剣な表情を垣間見せてくれます。

プレイアブルキャラとしてのリトルマーメイド実装は今回が初となり、同時にコスチューム「アビスフラワー」も登場しました。通常時のボディスーツから更に肌の露出が増え、大胆で繊細なデザインに仕上がっています。

「アビスフラワー」着用時の立ち絵では、大きな水泡の中でくつろぐ彼女の姿を楽しめます。画面をタッチすれば、自身の能力で作り出したのであろう色鮮やかな魚と戯れ、あどけない表情を浮かべた彼女を堪能できます。この彼女を堪能できるのは、コスチュームを入手した人だけの特権です。

「アビスフラワー」の射撃姿勢は、立ち絵では見えなかった際どいラインの切れ込みにドキッとさせられます。
カバー状態に入ると、露出している左足の白さが印象的で、アシンメトリーなデザインの良さを実感させられるばかりです。

■「ミハラ」が刺激的な装いで、SSRに昇格!
2.5周年の展開で、リトルマーメイドと並んで見逃せないのが、「ミハラ:ボンディングチェーン」の実装です。ミハラ自身はサービス開始時点ですでに実装されていましたが、そのバージョンはSRだったため、今回初の「SSRミハラ」の実装となります。

SR時代と比べて見た目も大きく変わっています。先ほども軽く触れた通り、ボディを新調したためです。相棒である「ユニ」の姿も変わりましたが、そちらの実装はまだ見送られており、ストーリー上で姿を見せるに留まっています。

SR時代も刺激的な装いに身を包んでいましたが、今回は刺激すら通り越し、過激とも言える衣装となりました。

一見するとセクシャルな女王様を連想させるような格好ですが、気質でいえばミハラは痛みを与える側ではなく、痛みを受ける(受けたい)側。立ち絵をタップすると、身体に巻き付いているワイヤーを自ら締め上げ、その感触に満足を覚えるような表情を浮かべます。

射撃姿勢は、遠目から見ると割と普通ですが、身体を覆っているのが薄いベール状のものなので、下半身のインナーがはっきり視認可能。しかも、インナーの布面積はかなり控えめで、それで守り切れるのか不安になるほどです。

カバー時は武器が幸い(?)大きいため、パッと見はかなり安心できます。
しかし、武器が遮っているのはほとんどが胸の部分なので、目を凝らすと下半身のガードはベールとインナーのみ。観察力の高い人ほど、思わず視線を奪われてしまうことでしょう。

また、リトルマーメイドと同様、新実装に合わせて新コスチュームも登場しました。「ミハラ:ボンディングチェーン」は黒を基調としたシック(かつ過激)な装いでしたが、新コス「ペインイーター」は、純白のコルセット+フリルといった真逆(かつ過激)な衣装です。

しかもその立ち絵は、トゲで装飾された椅子のアームレストに両足を投げ出す格好で収まるという、大胆かつ奔放な振る舞いを披露しています。タップによる表情変化では恍惚とした表情を浮かべるなど、ここも思わず見入ってしまうポイントです。

腰回りをフリルが覆っているためか、カバー時は立ち絵ほどの過激さはありません。ただしアシンメトリーなデザインのおかげで、射撃時の下半身は右半分がかなり無防備なことに。際どいぎりぎりのラインが非常にデンジャラスな、彼女らしい新コスチュームです。

■新ニケ「モリー」の活躍も注目必至
今回初めて登場し、イベント配布ニケとして実装された「モリー」は、助けてくれたリトルマーメイドに冷たく当たり、優しい態度にも裏があると警戒して彼女を突き放します。

その目つきも自然と険しくなり、特にイベントストーリーの前半部分では攻撃的な態度が目につきました。攻撃的な態度は、一種の自己防衛であり、自信のなさの表れでもあります。


しかしそんなモリーも、リトルマーメイドと交流を重ねていくうちに、少しずつですが心境を変化させていきます。

2.5周年のイベントストーリーにおいて、もうひとりの主人公といっても過言ではないモリーが、リトルマーメイドの出した答えにどう向き合ったのか。その活躍も、見逃せないポイントのひとつです。

普段は仏頂面も多いモリーですが、スキルカットシーンでは、ドーナッツやパンを美味しそうに頬張る貴重な瞬間を披露。しかも、その姿を誰かに見られてしまったのか、ちょっと気まずそうに一変する表情もキュートです。

射撃姿勢はシンプルですが、上下が一体化しているオールインワンタイプなので、しゃがむことで下腹部の張りが浮き彫りになります。健康的な曲線美の持ち主です。

カバー時は、元々小柄な身体を一層縮めて遮蔽物の影にキュッと潜り込んでおり、モリーのキャラクター性をそこはかとなく感じさせてくれます。

■シンデレラとグレイブに、対照的な新コス登場
新実装組の新コスチュームは「アビスフラワー」と「ペインイーター」の2種類ですが、それとは別に、シンデレラとグレイブの新コスチュームも登場しています。

シンデレラの新コス「ビューティフル・ミー」は、白のワンピースに黒のリボン、そして黒のジャケットを合わせた衣装。清楚なお嬢様の外出にカジュアルな上着をチョイスしたようなミスマッチ感に、敢えての“美しさ”が宿っているかのようです。

表情などの変化も豊かで、うっとりと見つめる視線、目を閉じた満足そうな微笑、思いにふける仕草と、ちょっとずつ角度が異なる一面を見せてくれます。


装いとしては比較的シンプルですが、戦闘中は武装である「ガラスの靴」が加わるため、一転して戦うお嬢様然とした雰囲気を醸し出します。ですが、正面からでは見えにくかった黒のリボンが射撃中ははっきりと見ることができ、戦いの最中でもキュートな一面を覗かせてくれます。

一方グレイブの新コスチュームは、シンデレラのものに合わせたのか、その名も対照的な「ビューティフル・ユー」。シンデレラをエスコートするかのような、黒のジャケットとパンツでスタイリッシュに決めています。

ただし、ジャケットに下にシャツを羽織ることはせず、おそらく見せ下着であろうブラと、鍛え抜かれた腹筋を惜しげもなく晒しています。「美しいのはシンデレラだ」と言わんばかりのコス名ながら、グレイブもまた素晴らしい肉体美を披露しており、シンデレラとは一味違う魅力を醸し出しました。

射撃姿勢、カバー時ともに、武器を構える姿が堂に入っており、こちらは綺麗・可愛いよりも格好良さが際立ちます。ただし、足元にあるバッグにはシンデレラを模したアクセサリーが。その溺愛っぷりもまた良しです。

■メインシナリオ最新章も、気になる展開&キャラが怒涛のように
レッドフードとの別れ以降は、チャンネル開設程度の動きしかなかった「ドロシー」ですが、最新章では「アニス」たちから協力を求められる立場に。また、同行する「アイリ」や「アビスタ」も、その立場に相応しい活躍を少しずつ見せ始めました。

しかし、役者としてはドロシーが一枚上手。
アイリたちの思惑を見抜いた上で、自分とアークの関係性を敢えて調べさせるという手に打って出ました。彼女の怒りは、まだまだ収まりそうにありません。

ともあれドロシーの協力もあり、アニスは昔の仲間との再会に成功。「ミント」や「プリカ」といった新キャラを通して、アニスが過去に区切りをつける物語が動き出しました。

決着がつくのはまだ先になりそうですが、ミントたちとの接点がまだ続きそうなので、その意味では嬉しいところです。

気になる新キャラといえば、「ジズ」も外せません。彼女はフォービーストの一員で、レヴィアタンやベヒモスの仲間。そのため、現状では指揮官たちと敵対する立場にある……はずですが、着地に失敗したため、鼻血を流しながらの初登場。それもなんだか可愛く見えてしまう、ゆるっとした雰囲気も印象的でした。

友だちだと言い張るとあっさり信じそうになるなど、ジズは押しに弱いところもあり、敵ながら憎めない相手です。また、あどけなくもわがままなボディのギャップも、たまらないものがあります。

現在、レヴィアタンからかなり敵視されていますが、フォービーストとは手を組める可能性がありそうなので、ジズとの対話も今後楽しみな要素のひとつです。

敵に新たなメンバーが加わった一方、指揮官たちと同行していたメティス部隊は、全員パワーアップを果たしました。登場早々、レヴィアタンとジズを追い詰めるなど、その実力は十分。

マクスウェル、ドレイク、ラプラスの3人がいずれも装いを一新させており、ビジュアル面でのパワーアップも感じさせてくれます。新たな装いの彼女たちも、ぜひ実装して欲しいものです。

重要なネタバレを避けつつ、新たなキャラのビジュアル的な魅力や、今後の期待が高まる展開など、幅広く迫ってみました。詳細やイベントストーリーの結末などが気になる人は、ゲーム内で直接確かめてみましょう。

今回のイベントストーリーに間に合わなくとも、過去の周年イベントは後々アーカイブ化されるため、プレイを続けていれば「UNBREAKABLE SPHERE」もいずれ見られる可能性が大。休止中の指揮官だけでなく、これから新規で始める人も安心して『勝利の女神:NIKKE』をお楽しみください。
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