『Fate/Grand Order』(以下、FGO)では、「奏章IV」をクリアしたマスター全員に「聖晶石1000個」を贈るという、同作品史上最大級のプレゼントキャンペーンが期間限定で行われています。

聖晶石1000個をひとつのピックアップガチャに使えば、360連以上も回せるため(ボーナス含む)、天井にも容易に到達できます。
運が悪くとも★5サーヴァントが確実に1騎は手に入るという、実に太っ腹なキャンペーンです。

この施策と同時に、「★5(SSR)U-オルガマリー」が実装されたため、早速彼女に注ぎ込んだ人も少なくないでしょう。ただし、今月下旬には恒例の水着イベントが控えているため、使用数をセーブしたり、U-オルガマリーを一旦見送った人もいるはず。

果たして『FGO』のマスターたちは、水着イベントの開幕前に、奏章IVクリア報酬の聖晶石1000個をどのように扱ったのでしょうか。その傾向に迫るアンケート結果を発表します。

■第4位「1000個丸々残ってます」:17.2%
今回のアンケートでは、使用段階ごとに分けた3つの選択肢に、まだ条件を満たしていない回答を加え、4項目を提示させていただきました。この中から、回答者の状況にもっとも近いものを選んでいただき、各回答数を集計しています。

その中で最も少なかったのは、「1000個丸々残ってます」と答えた意見でした。ただし、その割合は全体の17.2%となっており、決してミニマムな数字とまではいえません。

4つの回答を均等にならせば、それぞれ25%です。もちろん、17.2%という数字はこの数を下回っていますが、6人に1人程度と考えると、それほど偏った意見ではないでしょう。

手つかずの理由はそれぞれですが、呼符だけでU-オルガマリーを召喚できたため、聖晶石が余っているといったコメントも寄せられています。
このように、強運のおかげで「聖晶石1000個」に手をつけずに済んだという例も、少なからずありそうです。

■第3位「手はつけたけど、まだ水着分は残ってる!」:22.7%
「聖晶石1000個」は、あまりにも魅力的です。仮に100個使っても、900個が手元に残ります。900個あれば天井1回分になるため、保険としては十分。ならば、100個くらい使ってしまっても……そんな囁きに促されるのも、楽しみ方のひとつでしょう。

そんな人も内包する「手はつけたけど、まだ水着分は残ってる!」といった回答を選んだ人の割合は、全体の22.7%。アンケート結果では、第3位という順位に落ち着きました。

どれだけの聖晶石が残っているのか、その数には言及していないため、900個以上残した人もいれば、100個程度で水着サーヴァントに挑む人もいるかもしれません。そのラインはともあれ、水着に向けてある程度セーブできたマスターが、5人に1人程度いた模様です。

ちなみに今年の水着サーヴァントは、「★5 パッションリップ」と「★4 クリームヒルト」の実装が決まっています。この2騎が推しという人は、「聖晶石1000個」をできるだけ持ち越そうと考えているのかもしれません。

なお、「★4 呼延灼」の水着化も決定していますが、彼女はイベント限定の配布サーヴァントなので、聖晶石いらずで手に入ります。
ありがたいばかりです。

■第2位「ほぼ全て使い切りました……」:24.4%
『FGO』において聖晶石は、配布サーヴァント以外の★4、★5サーヴァントを手に入れる貴重な手段です。さきほど挙げたU-オルガマリーも無論ですが、現在開催中の「冠位戴冠戦:Extra ピックアップ召喚」でピックアップされたサーヴァントたちも、非常に魅力的です。

推しなので獲得したい気持ちや、戦力の増強を願うなど、理由はマスターごとに様々でしょうが、ここぞとばかりに聖晶石を注ぎ込んだ人も少なくありません。しかし、運に見放されてしまえば、1000個のほとんどが消えた……という道も十分あり得ます。

こうした道を辿ったのか、宵越しの聖晶石は持たないスタイルで楽しんでいるのか、理由はともあれ、「ほぼ全て使い切りました……」という清々しい回答は、堂々の第2位にランクイン。割合では24.4%と、ざっと4人に1人がこの道のりを辿った模様です。

聖晶石はとても大事ですが、持っているだけではもったいないという考え方もあります。例えば、欲しいサーヴァントを1日でも早く手に入れれば、それだけ長い間一緒にいることができます。将来に備えて持っておくのも重要ですが、今を充実させるのも同じくらい重要です。

取捨選択の結果に過ぎないため、「使い切る」「貯める・備える」に優劣はなく、どちらも尊い行為でしょう。だからこそ、ほぼ使い切った24.4%のマスターたちの選択もまた、誇るべきものに違いありません。


■第1位「まだもらえていません(奏章IV未クリア)」:35.7%
過度な偏りはなく、用意した回答のいずれも安定した票数を集めました。しかし、その中でも頭ひとつ上回り、最も多くの意見が集まった回答は、「まだもらえていません(奏章IV未クリア)」になりました。

この回答の割合は、全体の35.7%を占めています。約3人に1人が、条件未達成……つまり、最新のメインシナリオに辿り着いていない、という状況が浮き彫りとなりました。

この数を多いと見るか、少ないと判断するかは、見る人次第で変わることでしょう。ただし、アンケートに答えている点を鑑みると、引退者ではなくプレイを継続(もしくは休止中)しつつ、条件を満たそうと考えている人の割合、といった見方も可能でしょう。

「聖晶石1000個」がもらえる「奏章IV 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス」のクリア期限は、2025年12月20日12時59分まで。幸い、時間の猶予はまだまだあるので、これからでも条件の達成は十分狙えます。

ただし、油断も禁物です。まだクリア報酬をもらえていない人から届いた意見の中に、「本編進めたいけど戴冠戦で忙しい!」といったものがありました。今回の戴冠戦の合間には、水着イベントも控えていますし、来月に入れば新たなイベントも始まることでしょう。

イベントに忙しい期間も多いため、「クリア報酬の期限はまだあるから」と鷹揚に構え過ぎていると、11月・12月あたりに慌てる羽目になるかもしれません。
まだ焦る必要はないものの、少しずつ進めて、奏章IVのクリアを着実に目指してください!
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