メトロイドヴァニアは、1986年に発売された『メトロイド』や、1997年に発売された『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』を源流に持つゲームの総称です。常に人気なゲームジャンルであることから新作が登場する度に話題になります。
そんなポピュラーなジャンルの中においても、埋もれることなく一際強い光を放ち、ゲーマーを虜にした作品『ホロウナイト』の続編が9月4日にリリースされました。
そこでこの記事では、気が付いたら時間が溶けてしまうメトロイドヴァニア作品の中から5つをピックアップして紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
◆『ホロウナイト: シルクソング』(ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/PC)
『ホロウナイト: シルクソング』は、2019年に発表され圧倒的な人気を誇る2Dアクションアドベンチャー『ホロウナイト』の続編です。
前作ではムシの王国「ハロウネスト」を滅亡から救う物語が描かれ、ハロウネストの王女守護者の女戦士「ホーネット」は、主人公の前に立ち塞がる敵キャラクターとして登場しました。しかし、本作では絹と歌に支配された古代のムシ王国「ファールーム」に捕らわれたホーネットが、様々なムシやケモノと戦いながら自分が捕らわれた理由を探す壮大な冒険が描かれます。
ホーネットのアクションは鋭い「針」を活かした、軽快でしなやかな動きが特徴的です。ローリング、ダッシュ、ジャンプなどの基本アクションに滑空攻撃を組み合わせたスピーディーな戦闘スタイルが楽しめます。
前作のチャームを進化させた新要素「クレスト」にも注目です。チャームはステータスの強化や補助効果の付与を行うものでしたが、クレストはホーネットの戦闘スタイルや探索能力そのものを変化させることができるので、より自由なプレイスタイルが楽しめるようになりました。
名作の続編として注目が集まり、発売直後には各ゲームストアで一時的にアクセス障害が発生するなど話題に事欠かない本作。今再注目の2Dアクションアドベンチャーをぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『Momodora: 月影のエンドロール』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam)
『Momodora: 月影のエンドロール』は、2010年から続く2D探索アクション「Momodora」シリーズの最新作です。『Momodora III』の結末から5年後を舞台にコホ村の司祭長「モモ」が、不吉な鐘の音に誘われてやってきた悪魔から人々を救うため旅に出る物語が描かれます。
前作『Momodora III』まではかの有名なフリーゲーム『洞窟物語』を意識した作風でしたが、4作目にして外伝作である本作はボリューミーなメトロイドヴァニアの王道作品へと変化を遂げました。拠点を中心にダンジョンに挑むのはもちろん、戦闘でも近接攻撃やMPを消費した回復魔法、ジャンプに回避を駆使して強敵と戦うことになります。
そんな本作の特徴的な要素といえば「紋章」と「旅のお供」でしょう。紋章は基本能力を強化したり剣を召喚したりするもので、そのバリエーションから自由で戦略性の高いプレイスタイルの構築に一役買っています。また、旅のお供は過去作に登場したキャラクターなどが戦闘のサポートをしてくれるものです。シリーズのファンを大事にしていることが伺えますね。
美麗なピクセルアートで描かれる王道のメトロイドヴァニアをお探しの方におすすめの作品です。
◆『エンダーマグノリア : ブルームインザミスト』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam)
『エンダーマグノリア : ブルームインザミスト』は、全世界150万本を達成した『ENDER LILIES: Quietus of the Knights(エンダーリリーズ)』の続編となる探索型2D横スクロールアクションRPGです。
舞台は前作から数十年後、暴走する悲しき人工生命体「ホムンクルス」によって滅びゆく終末世界。ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」を主人公に、自身の失われた記憶と大切な仲間の行方を探す旅が始まります。
ライラックができるアクションは移動やダッシュ、ジャンプ、前転などの基本的な動作のみです。道中では敵が表れ戦う場面もありますが、その際には仲間となったホムンクルスの力を借りて戦うことになります。例えばホムンクルス「ノラ」の「スレイヤー」というスキルを使うと前方に剣で攻撃ができたり、「ヨルヴァン」の「バラージショット」を使うと遠距離から射撃することが可能です。
ホムンクルスのスキルは「メイン」「リピート」「リキャスト」「カウンター」「オート」などに分類され、戦闘ではあらかじめセットしておいたお気に入りのスキルを組み合わせて戦うことになります。もちろんスキルの強化、装備、レリック、アイテムといった要素も多数あるのでいろいろなプレイスタイルが楽しめますよ。
優れたストーリーと美しいグラフィックに、完成度の高いゲームシステムが合わさった本作。メトロイドヴァニアが好きなプレイヤーには、ぜひプレイして貰いたい作品です。
◆『九日ナインソール』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)
『九日ナインソール』は、道教をベースにしたSFファンタジーに、古代中国神話を融合させた2Dプラットフォーム型アクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは見棄てられた領域「新崑崙(New Kunlun)」に蘇った伝説の英雄「羿(げい、Yi)」となって、9人の支配者を倒し復讐を果たすべく戦いに身を投じることになります。
本作の特徴は何といっても「タオパンク(TaoPunk)」の世界観です。古代中国神話に道教を反映した宗教的要素やオーバーテクノロジー、親しみやすい手描きのアートスタイルなどが絡み合った、独特の雰囲気が魅力の作品といえますね。
戦闘システムは『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に大きな影響を受けており、近接武器や弓での通常攻撃、ジャストガードで攻撃を弾くパリィ、そしてユニークな「呪符」を使用した爆破など高速アクションが楽しめます。
マップの要所には「古木樹ノード」と呼ばれる復活ポイントがあり、ここではスキルの強化やステータスの確認なども可能です。敵を倒すことで溜まるスキルポイントをどのように振っていくか、自分なりのプレイスタイルを追求するのも楽しそうですね。
古代中国神話に道教、SFの要素が融合した本作は、世界観が独特なため正直日本ではあまり注目されていませんが、物語やゲームシステムの完成度の高さから海外評価は高い作品となっています。メトロイドヴァニアやソウルライクが好きな方は、ぜひこの機会に遊んでみては。
◆『魔法司書アリアナ ~七英傑の書~』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4)
『魔法司書アリアナ ~七英傑の書~』は、失われた魔法を取り戻すため本の世界で戦う2DアクションRPGです。主人公のCVをにじさんじ所属の「周央サンゴ」さんが担当されたことでも話題になりました。
舞台となる「書」が魔法を司る世界には人類に魔法をもたらした源「四元素の書」と「三現象の書」が存在していましたが、ある日それらは何者かによって改竄されてしまいます。突如魔法を失うことになった世界。中央図書館の司書官として働いていた「アリアナ」は、世界で自分だけが取得している「書の中に入る魔法」を使って魔法が宿る本の世界に飛び込み、原因究明と修繕を試みる旅に出ることになります。
戦闘は、軽快な操作感と多彩な魔法を組み合わせたスタイリッシュなバトルが特徴的です。
物語は「書」と名付けられた各ステージを読み解くことで進行します。制限時間内に敵を倒すバトルや魔法を活用して進む小規模パズルなど、様々な仕掛けが用意されているので戦闘以外の要素も楽しめますよ。
周央サンゴさんファン「ふぁんご」の皆さんはもちろん、本をテーマにしたメトロイドヴァニアが気になったという方はぜひ手にとってみてください。
以上、気が付いたら時間が溶けるメトロイドヴァニア作品5つの紹介でした。気になった作品がありましたらぜひ遊んでみてください。
そんなポピュラーなジャンルの中においても、埋もれることなく一際強い光を放ち、ゲーマーを虜にした作品『ホロウナイト』の続編が9月4日にリリースされました。
そこでこの記事では、気が付いたら時間が溶けてしまうメトロイドヴァニア作品の中から5つをピックアップして紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
◆『ホロウナイト: シルクソング』(ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/PC)
『ホロウナイト: シルクソング』は、2019年に発表され圧倒的な人気を誇る2Dアクションアドベンチャー『ホロウナイト』の続編です。
前作ではムシの王国「ハロウネスト」を滅亡から救う物語が描かれ、ハロウネストの王女守護者の女戦士「ホーネット」は、主人公の前に立ち塞がる敵キャラクターとして登場しました。しかし、本作では絹と歌に支配された古代のムシ王国「ファールーム」に捕らわれたホーネットが、様々なムシやケモノと戦いながら自分が捕らわれた理由を探す壮大な冒険が描かれます。
ホーネットのアクションは鋭い「針」を活かした、軽快でしなやかな動きが特徴的です。ローリング、ダッシュ、ジャンプなどの基本アクションに滑空攻撃を組み合わせたスピーディーな戦闘スタイルが楽しめます。
前作のチャームを進化させた新要素「クレスト」にも注目です。チャームはステータスの強化や補助効果の付与を行うものでしたが、クレストはホーネットの戦闘スタイルや探索能力そのものを変化させることができるので、より自由なプレイスタイルが楽しめるようになりました。
名作の続編として注目が集まり、発売直後には各ゲームストアで一時的にアクセス障害が発生するなど話題に事欠かない本作。今再注目の2Dアクションアドベンチャーをぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『Momodora: 月影のエンドロール』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam)
『Momodora: 月影のエンドロール』は、2010年から続く2D探索アクション「Momodora」シリーズの最新作です。『Momodora III』の結末から5年後を舞台にコホ村の司祭長「モモ」が、不吉な鐘の音に誘われてやってきた悪魔から人々を救うため旅に出る物語が描かれます。
前作『Momodora III』まではかの有名なフリーゲーム『洞窟物語』を意識した作風でしたが、4作目にして外伝作である本作はボリューミーなメトロイドヴァニアの王道作品へと変化を遂げました。拠点を中心にダンジョンに挑むのはもちろん、戦闘でも近接攻撃やMPを消費した回復魔法、ジャンプに回避を駆使して強敵と戦うことになります。
そんな本作の特徴的な要素といえば「紋章」と「旅のお供」でしょう。紋章は基本能力を強化したり剣を召喚したりするもので、そのバリエーションから自由で戦略性の高いプレイスタイルの構築に一役買っています。また、旅のお供は過去作に登場したキャラクターなどが戦闘のサポートをしてくれるものです。シリーズのファンを大事にしていることが伺えますね。
美麗なピクセルアートで描かれる王道のメトロイドヴァニアをお探しの方におすすめの作品です。
◆『エンダーマグノリア : ブルームインザミスト』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Steam)
『エンダーマグノリア : ブルームインザミスト』は、全世界150万本を達成した『ENDER LILIES: Quietus of the Knights(エンダーリリーズ)』の続編となる探索型2D横スクロールアクションRPGです。
舞台は前作から数十年後、暴走する悲しき人工生命体「ホムンクルス」によって滅びゆく終末世界。ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」を主人公に、自身の失われた記憶と大切な仲間の行方を探す旅が始まります。
ライラックができるアクションは移動やダッシュ、ジャンプ、前転などの基本的な動作のみです。道中では敵が表れ戦う場面もありますが、その際には仲間となったホムンクルスの力を借りて戦うことになります。例えばホムンクルス「ノラ」の「スレイヤー」というスキルを使うと前方に剣で攻撃ができたり、「ヨルヴァン」の「バラージショット」を使うと遠距離から射撃することが可能です。
ホムンクルスのスキルは「メイン」「リピート」「リキャスト」「カウンター」「オート」などに分類され、戦闘ではあらかじめセットしておいたお気に入りのスキルを組み合わせて戦うことになります。もちろんスキルの強化、装備、レリック、アイテムといった要素も多数あるのでいろいろなプレイスタイルが楽しめますよ。
優れたストーリーと美しいグラフィックに、完成度の高いゲームシステムが合わさった本作。メトロイドヴァニアが好きなプレイヤーには、ぜひプレイして貰いたい作品です。
◆『九日ナインソール』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)
『九日ナインソール』は、道教をベースにしたSFファンタジーに、古代中国神話を融合させた2Dプラットフォーム型アクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは見棄てられた領域「新崑崙(New Kunlun)」に蘇った伝説の英雄「羿(げい、Yi)」となって、9人の支配者を倒し復讐を果たすべく戦いに身を投じることになります。
本作の特徴は何といっても「タオパンク(TaoPunk)」の世界観です。古代中国神話に道教を反映した宗教的要素やオーバーテクノロジー、親しみやすい手描きのアートスタイルなどが絡み合った、独特の雰囲気が魅力の作品といえますね。
戦闘システムは『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に大きな影響を受けており、近接武器や弓での通常攻撃、ジャストガードで攻撃を弾くパリィ、そしてユニークな「呪符」を使用した爆破など高速アクションが楽しめます。
呪符は敵の攻撃をパリィすることで起動し、相手を粉々に爆破できるというもの。パリィを主体とした戦闘は、ヒリヒリとした緊張感を味わいたい方におすすめですね。
マップの要所には「古木樹ノード」と呼ばれる復活ポイントがあり、ここではスキルの強化やステータスの確認なども可能です。敵を倒すことで溜まるスキルポイントをどのように振っていくか、自分なりのプレイスタイルを追求するのも楽しそうですね。
古代中国神話に道教、SFの要素が融合した本作は、世界観が独特なため正直日本ではあまり注目されていませんが、物語やゲームシステムの完成度の高さから海外評価は高い作品となっています。メトロイドヴァニアやソウルライクが好きな方は、ぜひこの機会に遊んでみては。
◆『魔法司書アリアナ ~七英傑の書~』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4)
『魔法司書アリアナ ~七英傑の書~』は、失われた魔法を取り戻すため本の世界で戦う2DアクションRPGです。主人公のCVをにじさんじ所属の「周央サンゴ」さんが担当されたことでも話題になりました。
舞台となる「書」が魔法を司る世界には人類に魔法をもたらした源「四元素の書」と「三現象の書」が存在していましたが、ある日それらは何者かによって改竄されてしまいます。突如魔法を失うことになった世界。中央図書館の司書官として働いていた「アリアナ」は、世界で自分だけが取得している「書の中に入る魔法」を使って魔法が宿る本の世界に飛び込み、原因究明と修繕を試みる旅に出ることになります。
戦闘は、軽快な操作感と多彩な魔法を組み合わせたスタイリッシュなバトルが特徴的です。
空中からの攻撃やチャージ攻撃、魔法の属性、魔法を当て続けることで周囲に大ダメージを与えることができる「属性バースト」などを駆使して強敵と戦いましょう。
物語は「書」と名付けられた各ステージを読み解くことで進行します。制限時間内に敵を倒すバトルや魔法を活用して進む小規模パズルなど、様々な仕掛けが用意されているので戦闘以外の要素も楽しめますよ。
周央サンゴさんファン「ふぁんご」の皆さんはもちろん、本をテーマにしたメトロイドヴァニアが気になったという方はぜひ手にとってみてください。
以上、気が付いたら時間が溶けるメトロイドヴァニア作品5つの紹介でした。気になった作品がありましたらぜひ遊んでみてください。
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