2025年9月25日から28日の4日間にわたって開催されている「東京ゲームショウ2025」。数あるブースの中でも、ひときわ目を引くのがKONAMIブースです。


その一角で、多くのファンが待望していたシリーズ最新作『桃太郎電鉄2~あなたの町もきっとある~』がついにプレイアブル出展されました。

前作からボリュームが大幅にアップし、「東日本」「西日本」のWマップが採用されるなど、数々の新要素が発表されている本作。本稿では、実際に体験できた試遊の模様と、お祭りのようなブースの様子をあわせてお届けします。

◆お祭りムード満点! 活気あふれる『桃鉄2』ブース
『桃太郎電鉄2~あなたの町もきっとある~』のブースでは、日本の伝統的なお祭りをイメージした華やかなデザインで来場者を迎えていました。特に試遊ブースは、色鮮やかな屋台を模した装飾が施されており、まるで夏祭りに迷い込んだかのような賑やかさ。

ブース全体には、『桃太郎電鉄』おなじみのキャラクターたちが随所に散りばめられ、試遊までの時間も、あっという間に感じられました。

◆マップは過去最大、自分の地元も見つかるかも! 新カードで戦略が広がる『桃鉄2』
今回の試遊では「東日本」マップを半年間プレイすることができました(「西日本マップ」の選択も可)。

前作の『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』とは異なり、今作はより親しみやすい平面マップを採用しているのが特徴。実際にプレイしてみると、駅の数が非常に多く、地方の主要駅はほとんど網羅されている印象を受けました。筆者の地元である横須賀駅もマップの途中で確認でき、全国津々浦々を旅する桃鉄の醍醐味がさらに増していることを実感しました。

操作性は前作から変わらずスムーズで、テンポよくゲームが進行します。特に目を引いたのは、新たに登場した2種類のカード。


うんちストーカード: 使用すると、うんちがプレイヤーを追いかけてくるユニークなカード。追い越せなくなるため、ライバルを足止めする頼もしい戦略ツールとして活躍しそうです。
目的地の近くカード:目的地の近くまで一気にワープできる、非常に便利なカードです。絶体絶命のピンチを乗り越えたり、一発逆転を狙ったりと、ここぞという場面での活躍が期待できそう。

短い試遊時間の中では、新ボンビーやご当地イベントといった他の新要素に触れることはできませんでしたが、これらの新カードだけでも戦略の幅が大きく広がることが感じられました。

◆発売が待ち遠しい『桃鉄2』!
今回のTGS2025での試遊を通じて、『桃太郎電鉄2~あなたの町もきっとある~』が、シリーズファンも納得のボリュームと新たな面白さを兼ね備えていることを強く実感しました。東日本と西日本のWマップ、そして今回体験できた新カードの追加により、これまで以上に奥深い駆け引きが楽しめるはず!

短い時間ではありましたが、試遊で感じた手応えで、本作の発売が待ち遠しくなるばかりです。全国のプレイヤーが、それぞれの地元を舞台に繰り広げられる熱い『桃鉄』バトルを体験できる日が来ることが楽しみです!
編集部おすすめ