2025年9月25日より4日間開催中の東京ゲームショウ、コーエーテクモゲームスのブースにて、2025年11月6日(木)に発売予定のニンテンドースイッチ2用ソフト『ゼルダ無双 封印戦記』が試遊出展されています。ブースには今回の試遊でプレイ可能なゼルダ姫、ラウル、ミネルの3人のパネルがブースを盛り上げていました。


◆地底を調査するゼルダ姫たち
開始早々、地底へと降り立つゼルダ姫、ラウル、ミネルの3人。ミネルのゴーレム研究施設の近くのようで、その周辺を調査するのが目的だと語られます。

過去の遺産を調査しているということは、ラウルたちの代よりももっと昔に地底が栄えていたということになります。本編では語られていない情報ですね。また、この3人で地底調査に出かけている姿が新鮮! ゼルダ姫の過去の時代の様子も垣間見れます。

ゼルダ姫を操作して、指定の場所に行くと調査の準備、ということでゾナウギア「火龍の頭」を手に入れます。この辺りの動きや演出は『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』と同様でテンションが上がります!

◆無双ならではの豪快アクション+ゾナウギア
さて、調査場所へと向かう3人ですが、地底は危険がつきもの。コガーマがあちこちに群れをなしているので、早速ゼルダ姫のアクションを実践!攻撃は歴代の無双シリーズを踏襲したYとXのボタンの組み合わせ。Yを数回押してからXへ繋げていくお馴染みのアクションなのですんなりとこなせました。ゼルダ姫はXで光の矢が撃てるので遠くの敵を狙うことも可能です。

ラウルやソニアへの切り替えも可能で、基本動作は同じですがキャラごとに特徴のある技を繰り出します。ラウルは槍を使った力強い光の攻撃を、ミネルはゾナウギアを使ったちょっとユニークな攻撃という感じで、キャラごとの個性が感じられる技になっています。


また、ミネルはダッシュ移動中にゾナウギア「小さなタイヤ」に乗る動作をするので、個々の細かい動きをチェックしても楽しそうです。

上手く避けると本編のラッシュと同様のアクションができることを確認。また、これまでの「ゼルダ無双」シリーズのようにウィークポイント削りもあり、削り切ったところで追撃、フィニッシュが炸裂しました。もちろん無双ならではのかっこいい必殺技も健在で、爽快なアクションはバッチリです。

ここで本作ならではのアクションのチュートリアルが入りました。R長押しをすると、ABXYにキャラクター固有技とゾナウギアのアクションが割り当てられていました。ゼルダ姫は光の属性を使った固有技が特徴。光の矢のド派手な技も見られました。ラウルとミネルの固有技も通常攻撃同様にそれぞれの特徴を活かしたもの。特にミネルの、ゴーレムを板に置いて飛ばすアクションが楽しくて何度も出してしまいました。

そして先ほど準備したゾナウギア「火龍の頭」。本編では武器防具にスクラビルドして炎を吐き出して攻撃しましたが、本作では手に持って炎の攻撃を加える仕様。
Xで地面に置くこともでき、近づいてくる敵への牽制にもなりますが、電池残量には注意かも。ゾナウギアは進行中に別のものを拾うこともでき、どれを使うか切り替えが可能でした。

さらにキャラの近くで表示が出たらLボタンで「シンクストライク」が炸裂。ゼルダ姫とラウルは手のひらを合わせて強力な光の光線を放出します。

LとRがそれぞれキャラクターの動きに連動しており、光線の向きを操作することもできました。ラウルとミネルは拳をぶつけ合う動作が共闘感を引き立てていてたまりません。アクションは組み合わせによって異なるとのことなので、色々試してみたいですね。

地底の暗い道を先へ先へと進んいくと、コガーマだけでなくゴーレムも襲ってきました。どうやら敵と認識されていまったよう。彼らもラウルやミネルたちより前の時代に作られたものなのでしょうか?その辺も気になります。

◆ボス戦も原作らしさを再現!
調査を進めていくと突然壁が破壊され、デグガーマが出現!ここぞとばかりに固有技やシンクストライクを当てていきます。すると「乗る」ボタンの表示が。
原作のように、デグガーマの背中に乗って弱点を突く攻撃ができました。ちなみにこの時ミネルでデグガーマの上に乗ったのですが、ミネルゴーレムが登場して背中をバシバシ叩く叩く!やはり本作、ゾナウの叡智の産物がかなり面白い。降りる時もちゃんと「降りる」ボタンが表示されます。振り落とされないように注意ですね。

マップを見るとその先にも何やらありそうな雰囲気。先に進むとイワロックが出現しました。地底探索、危険な魔物のオンパレードですが、試遊はここで終了と相成りました。

ニンテンドースイッチ2の性能を遺憾無く発揮し、爽快でストレスフリーな一騎当千アクションが楽しめました。ゾナウギアのアクションもいつもと違う雰囲気で面白く、いろんなゾナウギアを体験してみたくなります。原作でも「共闘」がテーマとして描かれていましたが、本作でも「シンクストライク」で共闘感がたっぷりと堪能できそうです。

そして何より、本編では語られていない部分がしっかり描かれている点。試遊の短い時間でも体感することができたので、期待せずにはいられません。
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