スクウェア・エニックスは、9月27日に行われた「『ドラゴンクエストVII Reimagined』 TGS2025スペシャルステージ」にて、名作RPGのリメイク版『ドラゴンクエストVII Reimagined』の最新情報を公開しました。

◆一部シナリオが任意性に調整!クレージュ、リートルード、プロビナ編はカット
本作は、2000年に発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のリメイク版です。
グラフィックを手作り感あふれる3DCGで再構築。ボイスの追加をはじめ、UIやバトルシステムも進化し、遊びやすく生まれ変わっています。スペシャルステージでは、シナリオや寄り道要素、職業の調整内容などが紹介されました。

まずはシナリオの調整について。本作ではクレージュ、リートルード、プロビナの3シナリオをカット。堀井雄二氏とも相談し、全体のテンポアップや濃密なストーリー体験を目指す中で、本筋と関わりが薄い部分はカットする判断をしたといいます。

また、一部のシナリオは「任意ストーリー」となり、一度石版を開放すると、好きなタイミングでプレイ可能になる取捨選択制を採用。この他にも物語の順序を分かりやすく並べ替えるなど、全体的に再構築されています。

その一方で「完全新規エピソード」も用意されており、例えば主人公とマリベルの幼少期を描くエピソードなどがあるとのこと。「一味違うドラクエ7として楽しんでほしい」としています。

◆新たな寄り道「闘技場」が登場!一方でカジノ、移民の町などは削除
寄り道要素ではカジノ、移民の町、モンスターパーク、世界ランキング協会が削除。ただし、カジノのミニゲーム「ラッキーパネル」は、オリジナル版や3DS版とは一味違う形で楽しめるよう調整されています。


そして、完全新規の寄り道として「闘技場」が登場します。通常のバトルとは一風変わった戦いを楽しめるほか、豪華な景品を用意。強敵や歴代魔王と戦えるダウンロードコンテンツの舞台にもなるようです。

◆職業の「掛け持ち」が可能に!
冒険を進めると、1キャラにつき「2つの職業」を掛け持ちできるようになりました。各キャラクターごとに新規の「固有初期職業」も用意され、より職業の特性が光るよう調整されています。また、バトル中に「バーストチャージ」という状態になり、各職業ごとに設定された「職業とくせい」を発動できます。

その一方で「モンスター職」は削除。モンスター職になるために必要だった「モンスターの心」は、アクセサリーとして使用できるよう調整されています。

◆石版探しのサポートなど遊びやすさを向上!
システム面では、石版探しが3DS版よりもさらに楽になりました。ミニマップ上に欠片の位置が表示されるほか、ヒントを教えてくれる石版案内人がいます。

新しいメニュー画面やショートカットコマンド、オートバトルの導入に加えて、過去シナリオでもルーラができるなど、遊びやすさが大きく向上。難易度も「優しい」「普通」「難しい」の3段階から選べるほか、シンボルエンカウントで敵が襲ってこなかったり、敵の硬さを選べたりと、より細かい調整が可能です。


『ドラゴンクエストVII Reimagined』はニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam、Windows)向けに2026年2月5日発売予定(Steam版のみ2月6日)。価格は8,778円(税込)です。
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