本作は、22年前にリリースされた『カービィのエアライド』の流れを汲みつつ、各要素を格段にパワーアップ。
また、「カービィのエアライダー Direct 2」の進行を務めたディレクターの桜井政博氏は、映像の締めくくりに合わせ、本作の開発に関する話なども明かしました。
まず本作の制作工数について、桜井氏は「前作比で10倍以上」と告白。「今時のゲームを作り、形にするにはびっくりするほど労力かかりますね」と、現場からの生の声を届けます。
そうした苦労を明かす一方、「しかし価値あるものができた」「ぜひ楽しんでもらえればと思います」と力強いメッセージも残しました。労力に見合う手応えを感じたことが、その発言から窺えます。
また、『カービィのエアライダー』を制作するきっかけとして、「ファンの熱い声援が大きかったのだと思う」と述べました。工数の話からも分かる通り、ゲームを作るには時間もコストもかかります。
そのため、「(ファンの願いが)必ずしも叶うとは限らない」としつつも、「前作が支持されたこと、それにより多くの人の力により本作を作りえたことも感謝しております」と率直な気持ちを明かしました。
こうした開発の背景に加え、今後の展開についても桜井氏が言及。まず、DLCの発売は「予定していない」とのこと。「ここにあるものが全て」と述べ、シリーズを重ねるつもりもないと発言しました。
この先に新たな展開がないのは、ファンの心理としては残念なところ。しかし桜井氏は、「最初から本作は、全力投入のつもり」とも告げています。やり残しや悔いのない、徹底して注力した結果が『カービィのエアライダー』なのでしょう。
桜井氏が全力を注ぎこんだ『カービィのエアライダー』は、2025年11月20日に発売されます。おそらく最後となるエアライダーたちの活躍が楽しめる、「この機会をお見逃しなく」。


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