カプコンは、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』のバランス調整を12月16日に実施すると発表しました。

不知火舞、エレナ、サガットを対象としたバランス調整
このバランス調整は、「不知火舞」「エレナ」「サガット」の3キャラクターをメインとした調整になります。


前回の全体調整以降に参戦したエレナとサガットは、個性となる主要技の一部がコンセプトを発揮しにくくなっている現状を鑑みて、使い勝手を改善する調整が実施。コンボや連係の幅が増え、それぞれの持つ強みや個性がより強く表現できるよう手が加えられています。

不知火舞は、以前のアップデートで相手の行動を強く制限する技の下方修正を行ったものの、依然として各種花蝶扇を用いた連係は場の主導権を握りやすく、特に相手を端に追い詰めた際の連係は全キャラクター中でも屈指の強さになっていたとし、再度技性能を見直し。

対応難易度やループ性を抑えることを目的とし、ジャストパリィを成功させずともガード・ノーマルパリィでバーンアウトを誘発しづらくしつつ、画面端での前投げ後の状況を変更することで、守勢時に舞の攻めを凌ぎやすくなるように調整されています。

この他にも「ディージェイ」「キャミィ」「春麗」「ダルシム」「ベガ」「C.ヴァイパー」の不具合を修正。また、全ファイター共通で次の4項目が調整・修正されています。

■ドライブゲージの残量による見た目の変更
ブロックごとのドライブゲージの有無が判別しやすくなるように、ドライブゲージがブロック内に僅かでも残っている際は該当するブロックの色合いが変化するようにしました。

■全てのキャラクターのしゃがみ弱キック
攻撃判定発生前に発生する足部分のやられ判定を、めくり攻撃に対して無敵にしました(相手のめくりジャンプ攻撃に対して、着地寸前を背後から攻撃する際などに影響します)。

■マノン・リリー・ザンギエフのSA3/CA
投げ判定が発生する前に設定されていた、不要なガード待機判定を削除しました(※これによりジャンプの着地にSAを合わせた際に、本来回避不能なはずのタイミングで避けられてしまう現象が発生していました)。

■飛び道具の相殺判定について
多段ヒットする飛び道具同士が相殺した際に攻撃判定の消失するタイミングがずれる事があり、同じ状況で相殺しても結果が一定ではなくなってしまう不具合を修正しました。

『ストリートファイター6』はPS5/PS4/Xbox SeriesX|S/Steam/ニンテンドースイッチ2向けに販売中。調整内容の全文は、バックラーズブートキャンプの「バトル変更リスト(2025.12.16 update)」をご確認ください。
編集部おすすめ