◆rate-dat 『アークナイツ』統合戦略
■ローグライクではあるが……知識と戦略性が際立つ国際大会も行われる深いコンテンツ
時間が空いた時、ゲーム内理性(スタミナ)が無いときでも無限にプレイできてしまうゲーム内コンテンツですが、国際大会まで行われている位に底が深くプレイヤー内では専用のコミュニケーションサーバーまである程。
今年は筆者は現在4コンテンツある「ミヅキと紺碧の樹」の18等級ばかりやっていましたが、先日追加された「歳の界園志異」を進めています。ある程度のドクターであれば気軽に挑戦できるのでタワーディフェンスというゲームでキレイにゲームシステムがハマるローグライクが好きな方なら是非一緒に深層へ潜りましょう。
◆そりす 『ブリリアント・ブロキマナク』
■気付くと画面をずっとポチポチ...。ストーリーを全解放してもポチポチ...。遂には広告削除とオートクリック機能を有償購入...。
クリッカー系は虚無...いや、虚構かもしれません。しかし、そんなジャンルでも久しぶりに触れてみると、ずっと続けてしまう妙なクセがある。マルチタスクに向いたパソコンならまだしも、このゲームは恐ろしいことに「スマホゲーム」でした。
画面をタップし続けて無限に貯まりまくるコイン。
◆鈴木伊玖馬 『エルデンリング ナイトレイン』
■常夜ボスや拡張要素によって、もうゲームから離れられない!
信じられないほどハマったのが『エルデンリング ナイトレイン』。総プレイ時間は300時間以上と本編よりやりこんでいます。
動かせるキャラクターの豊富さ、遺物によるキャラ性能のカスタマイズ、武器の付帯効果に合わせて変わるプレイフィール……発売前は「エルデンリングでやることか?」と思ったのですが、このクオリティーには脱帽するしかありません。
また、フロムからの手厚いアプデも魅力の1つ。DLCだけでなく、常夜ボスや高難易度モード「深き夜」の追加、そしてDLCによる拡張要素など、購入後もどんどん出てくる新要素に、2025年は本作から離れることができませんでした……。頼むからDLC第2弾作ってくれ~!
◆SIGH 『Fate/Grand Order』
■一生終わらないと思っていた『FGO』が、いよいよ終わりそうな雰囲気に…。
2025年もさまざまなゲームをプレイしてきましたが、一際印象に残っているのは『Fate/Grand Order(以下、FGO)』でしょうか。今年はついに10周年の大台を迎えた節目の年であり、ストーリーも4月30日に「奏章IV 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス」が実装されました。
本章は「ルーラー」クラスにフォーカスされており、これまで主人公たちが異聞帯を滅ぼしてきたという“罪”と向き合う、集大成と言える内省的なシナリオが展開されました。マシュも「シールダー・パラディーン」という新たな姿に至り、「オーディール・コール(奏章)」を乗り越え、南極で待つ最終局面へと物語は大きく舵を切っています。
正直なところ、一生続くのではないかとすら思っていた本作が、ここに来て本当に終わりへ向かっているのではないかと実感させられどこか寂しい気分に。もはや『FGO』に対する気持ちは、面白い・面白くないといった好き嫌いの次元を超え、熟年夫婦のように人生の長い時間を共に過ごしてきた存在の行く末を見届ける感覚に近いのかもしれません。
12月20日に開幕した「終章」はまだプレイできていませんが、何やら大変なことになっているという話だけは耳に入ってきているため、年末年始に腰を据えて向き合うつもりです。ちなみに奏章IVクリア報酬として配布された聖晶石1,000個は、「リリス」ピックアップガチャを回していたらいつの間にか無くなっていました。どこへ消えてしまったのやら……。
◆ほろすけ 『Öoo』
■ひらめきの連続で脳が喜ぶ、気づきの快感が濃縮された爆弾パズル
かわいい見た目に惹かれて購入し、気づけば夢中でプレイしていました。移動して、爆弾を置いて、爆発させる…ジャンプすら出来ない限られた操作でマップをどう突破するかが本作の醍醐味となっています。
明確なチュートリアルがなく、システムでプレイヤーを誘導する丁寧なレベルデザインなのも魅力の1つ。解き方に困る場面では公式の攻略動画に助けられました。
攻略するにあたって爆弾の使い方が重要になります。
◆葛西祝 『Baby Steps』
■両足を操作し、歩きながら体感する、世界に張りつめた皮肉
“ただ歩くだけ”のゲームなのに、ゲームの手ごたえと数多くの皮肉が高い水準で混ざり合った、ありそうでなかった傑作ですね。
35歳、無職の主人公が異世界に行き、L2+R2トリガーで左右の足を操作するウォーキングで前に進んでいく体験は類がありません。
物理演算で何度も転びながら、歩き方を覚えていく手ごたえはもちろんなんですが、その主人公が無職の中年というのはどういう皮肉なのでしょうか。本人はまるで運動せず、ゲームの中でばかりキャラを走らせたり戦わせたり重労働させるゲーマーへの皮肉なのか?
あとはSteamストアページで “文字通りのウォーキングシミュレーター”と名乗っているんですけど、これもSteamとかItch.ioとかで「何のルールもゲームメカニクスもない、単に空間を歩くだけのウォーキングシミュレーターを出してゲームでござい」みたいなゲームが溢れていることへの皮肉なのでしょうか。
そしてステージ構成がオープンワールド的でもあるんですが、これもいろんなゲームがむやみやたらにオープンワールドを目指してしまうことへの皮肉なんでしょうか?
答えはありません。ただプレイヤーは、無職の足を操作する指先を通して、世界に張りつめた皮肉を体験できるのは確かです。
◆焦生肉 『デススト2』
■いろんな意味でコジプロらしさ詰まった正当続編に大満足
画期的なゲームデザインに衝撃を受けたのがもう6年も前。あれほどやり込んだゲームは他にないと言える作品の続編がどう転ぶか、発売まで期待とほんの少しの不安に胸を膨らませたものですが結果は大満足でした。
難度の低下や正当続編故の変わり映えの無さといった巷の意見にも共感できる部分はあるものの、それを補って余りある圧倒的ボリュームに快適かつ工夫し甲斐のある新しい装備の数々で、全依頼の最高評価取得まで配達の手が止まることはありませんでした。
何よりPS5のスペックを存分に活かし小島監督の描く世界をこれでもかと言うほどの迫力で映し出す、圧倒的なグラフィックが目の前に広がった瞬間の感動は今なお脳裏に焼き付く今年最高の体験と言えるでしょう。
◆ケシノ 『モンスターハンターワイルズ』
■本当に色々あった、でも何だかんだ遊んだ
2024年の発表時は期待で胸を膨らませた本作、本当に色々なことがありました。発売当初はパフォーマンストラブルや、ゲームコンテンツの粗が指摘されつつも楽しまれていた印象ですが、次第にゲーム外の開発元の不透明な姿勢などにも批判が集まるように。
シリーズ大ファンな筆者でも、“言い過ぎではないか”と思う一方、“流石にこれは如何なものか”と言わざるを得ない部分もありました。ただ、それでも“仕事で必要になるから”という義務感と、“やっぱり『モンハン』が好き”というシリーズ愛で遊び続けはや10カ月。最後の大型アップデートまでリアルタイムで追った身としては振り返ってみると感慨深いものがあります。
まだまだ思う部分はなくもありませんが、当初よりは間違いなく改善されており、大型拡張コンテンツ(G/MR級)がリリースされれば、それも遊び、本作がどうなっていくかを見届けたい気持ちです。
◆Mr.Katoh 『悠久幻想曲リバイバル』
■ただいま、エンフィールド。28年ぶりの新たな展開に涙が止まらない
2025年は現行機で青春時代のゲームがたくさん遊べる嬉しい年でした。単純な移植だけでなく、現代向けの機能やリマスターなどの工夫もあり、現代のゲーマーが初めてプレイしたという事もあったのではないでしょうか。そんな2025年の末に登場した『悠久幻想曲リバイバル』は、28年の時を越えて再び大ハマリしています。
フルリニューアルされたキャラクターたちは新たな魅力を映し出し、同時にオリジナル同様の超豪華声優陣による演技で当時の記憶を思い出すという、とてもレアな体験を楽しんでいます。ゲームとしても遊びやすくなっていて、すでに何周かプレイしています。
◆林與五右衛門 『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』
■防衛/侵攻。日常/非常。ちょうどいい難度の戦略シム、そして度を越した分岐でおくる100日間のアドベンチャー
2025年、私が最も時間をかけて遊んでいる本作は、100通りの結末、それに至るまでの大量の分岐が話題となった大ボリュームのゲーム。
ADVパートの間に拠点防衛型戦略シムがあるのが特徴で、侵攻してくる敵対勢力に対し、学園防衛と自衛のために戦う少年少女らの戦闘が描かれます。
分岐したストーリーは、他のルートと密接に関わるものもあれば、関係無いものまで様々。河の流れにたとえるなら、大きな水系のなかに複数の支流があるといった感じで、100日目に辿り着くものがある一方、途中で途絶えているものもあります。
ここでネタバレはできないので、まずプレイしてみてください。なお、筆者は200時間かけてまだ87個しか結末を見られていません。


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