年が明けて、お年玉をもらったりして、ちょっとお金が入って…「このお金で何を買おうかな?」と思っている方もいる時期じゃないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、格闘ゲーム、略して格ゲーのコントローラーです!

ゲームの専用コントローラーはいろいろな種類がありますが、昨今のブームの影響もあってか、格ゲーのコントローラーはたくさんのメーカーが販売しています。
格ゲーを遊んでみたいけど、どのコントローラーで遊べばいいのかわからない、と迷う方もいるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、3種類のコントローラーのポイントをご紹介します。紹介するのはパッド、レバー有アーケードコントローラー、レバーレスコントローラーです。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

◆パッド
普段からこのコントローラーで遊んでいる人も多いであろう、「パッド」から紹介します。パッドも立派な格ゲーのコントローラーのひとつです。ゲーム機を持っていれば付属してくるため、新しく買わなくて良いのも大きなポイントですね。写真はPS5の「DualSense」です。

まずパッドの良いところ……たくさんあります!それは「手に入れやすい!」「安い!」「軽くて持ち運びしやすい!」です!もちろん値段の高いパッドもあるのですが、やはり他の種類と比べると全体的にお安く、1万円以下も多いです。また、持ち運びのしやすさは、オフラインの場に行く時にとても重要になります。

コントローラー選びでは、プロゲーマーを参考にする方も多いかと思います。そうすると、国内ではパッドを使用している人は少なく感じるかもしれません。
しかし、海外のプロゲーマーはパッドが多いんです。『ストリートファイター6』でいうと、トッププレイヤーのメナ選手、パンク選手はPS5の「DuelSense」を使用しています。そんなパンク選手は、最近コントローラーについての動画を上げていましたので、気になる方はぜひ見てみてください。※全編英語です。

もちろん竹内ジョン選手や、cosa選手、キチパ選手など国内でも強いパッド勢の方はいます。動画や配信などを参考にしてみると良いかもしれません。

ちなみにパッドでもボタンの違いがあったりします。写真はHORIから発売している「ファイティングコマンダーOCTA」。他のメーカーさんも出しているタイプですが、右側に6つのボタンが配置されています。格ゲーはパンチ、キックや強弱と種類が多く、使用するボタンも多いため、アケコンのような配置を最適解とみなしているのかもしれません。ちなみにこのコントローラーは『鉄拳8』のプロゲーマーのチクリン選手も使用しています。

チクリン選手は元々アーケードコントローラーでプレイされていたのですが、『鉄拳8』をきっかけにパッドに変更されたという珍しいタイプの方です。
持ち方も右手と左手で違うので、鉄拳よりではありますが、こちらの動画が参考になると思います。

◆レバー有アーケードコントローラー
実は正式名称がないようなので、「レバー有アーケードコントローラー」と書かせていただきます。ゲームセンターの筐体のイメージなどで、格ゲーイコールこのアケコンを想像する人も多いのではないでしょうか?写真はHORIの「ファイティングスティックα」です。

先ほど紹介したパッドに比べるとでかい!高い!重い!買いにくい!ですが、もちろん良いポイントはあります。まず、レバーは任意方向に押せば入力でき、直感的に動かしやすいです。パッドももちろん動かしやすいと思いますが、一つの指で押すのに比べて、レバーは手を全体的に使うことができます。そのため、視覚的に動きをとらえた時に反応しやすいです。だからこそ、格ゲーだけでなく、シューティングゲームなどにも適していますね。

基本的にどの格ゲーでも使いやすいアケコンですが、『ストリートファイター』シリーズのザンギエフのような、方向キーを一回転させなければならないコマンド入力は、レバー有の方がにやりやすいです。また、『鉄拳』や『バーチャファイター』などの3D格ゲーはレバー有が多い印象です。

こちらの写真は筆者の知り合いのアケコンをお借りしたもの。アケコンに詳しい方は見覚えがあるかもしれませんが、通称「ガフロコン」と呼ばれるもので、ガフロさんという個人の方が受注しているオーダーメイドのアケコンになります。
レバー有のアケコンで、重さはあるけどザンギエフを使うにはとても良いそうです。

ちなみにこちらのアケコン、レバー部分はもちろん使いやすいのですが、右側部分が坂になっており、手を自然な形で添えやすいです。どうしても長時間プレイすると、手に負担がかかってしまうので、それを避ける素晴らしい工夫。一応こうしたボタン配置のアケコンに名称もついており、人間工学という意味の「エルゴノミクス」から「エルゴ」と呼ばれています。

◆レバーレスコントローラー
最後はレバーレスコントローラーについて。これも正式な名称かは不確定ですが、レバーがないということから「レバーレス」と呼ばれることが多いです。写真はhitBOXの「Hit Box ULTRA」。レバーレスコントローラーの先駆け的な存在で、こうしたボタンだけのアケコンのことを「hitBOX」と呼ぶ時代もありました。『スト6』の梅原選手やときど選手、カワノ選手のスポンサーでもあります。

今やアケコンはレバー有、レバーレスで言えば、レバーレスの使用人口のほうが多いかと思います。レバーがない分、レバー有よりは薄くて軽いものが多く、種類も豊富です。また、両手の指でボタンを押して操作するため、ピアノが得意な人が向いていると言われることもあります。


レバーレスのボタン位置を説明すると、右手はレバー有と同じです。しかし左手側、いわゆる方向キーになるのですが、上段3つと下段に1つボタンがあります。指す方向は上段の左から「左」「下」「右」で下段が「上」です。この上下を間違えやすく、いかに慣れることができるかが課題となります。

いろいろな利点を書いてきましたが、レバーレスの一番のメリットは入力の速さです。上下、左右の動きが3種類のコントローラーの中で一番早く入力できます。詳しく説明すると、レバー有のアケコンは、上下、左右にキーを入力するときに、必ず中央を通ります。この中央にいる状態を「ニュートラル」と言います。レバーレスでは、このニュートラルの入力がないため、すぐにもう一つの方向キーを入力することができます。そうしたこともあり、タメキャラと呼ばれる一定時間ボタンを押して技を発動するキャラはレバーレスが有利と言われます。こちらのプロゲーマーのカワノさんの動画がわかりやすいかと思います。

他の種類のレバーレスも紹介します。
こちらは筆者の韓国のISTMALLで購入したレバーレス「Make Keyboard Pro」です。ボタンがキーボードタイプなので、ライターをやっている筆者にはぴったり!と思って輸入しました。プロゲーマーではDRXのレシャー選手が使用されていますね。

そしてなんと、左側ではなく右側が方向キーになっています。これは右利きなので、コマンド入力は右手でしたい…と思ったためです。右側が方向キーなのはかなり珍しいのですが、国内でもCIELOGAMESさんで「Haute42 COSMOX HautePad E16 Mirrored」を購入することができます。ボタンはキーボードではないですが、右側が方向キーになっていて、お値段もお求めやすいです。

ということで、3種類のコントローラーを紹介しました。実際に手に取ってみないと難しいところはあると思いますが、昔に比べて安価なものも増え、紹介する動画なども多くなり、ぐっと身近になったと思います。プロゲーマーのときどさんが、よくアケコンについての動画を出してますので、いろいろな面で知りたい方は、見ると良いですよ!

あとは、東京ゲームショウやEVOJAPANなどの大きなゲームのイベントで、いろいろなメーカーのアケコンが触れるので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。企業だけでなく、個人で制作されている方も多く、調べれば調べるほど沼ですよ~。物によってはなかなか高い買い物になるので、よく吟味してみてください。
皆さんが自分の「これだ!」と思える格ゲーコントローラーに出会えますように!
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